2018年12月25日
大手・中堅の中古住宅の売買仲介、ハウスメーカーが所属している一般社団法人不動産流通経営協会が2018年9月に「不動産流通業に関する消費者動向調査 」という調査結果を公表しました。
この調査は2017年度に住宅を取得した方(新築住宅の方40%、中古住宅の方60%)を対象にWEBアンケートをとったものです。
本ページではこの調査について主要な箇所についてご紹介してみたいと思います。
調査によると、利用した住宅ローンの金利タイプとしては変動金利が59.3%となっており、圧倒的な人気となっています。次に固定期間選択型(10年固定など)が19.9%、これに全期間固定が9.7%となっています。
長引く低金利のメリットを最も享受できる変動金利に人気が集まっています。
ネット専業銀行やメガバンク・地銀が扱うネット専用住宅ローンを利用した方の割合は、2017年度の19.5%(ネット専業銀行13.7%、メガバンク・地銀のネット専用住宅ローン5.8%)から今年度は32.9%(ネット専業銀行17.5%、メガバンク・地銀のネット専用住宅ローン15.4%)へと急増しています。
急増の主因はメガバンク・地銀のネット専用住宅ローンを利用する割合が3倍にもなっていることですが、ネット専業銀行を利用する方の割合も30%程度増えています。
日本で最も住宅ローン取り扱いシェアが大きい三菱UFJ銀行のネット専用住宅ローンの取り扱い割合は10%とされており、本調査はオンラインでのアンケートだけに回答者のオンラインサービスへの敷居が低く、利用率が高く出ていると見てよいでしょう。
そうであっても、ネット専業銀行やメガバンク・地銀が扱うネット専用住宅ローンの利用者が急増しているという傾向は間違いないといってよいでしょう。
金利が低いネット専業銀行やメガバンク・地銀が扱うネット専用住宅ローンの利用者が急増する傾向は今後も変わりそうにもありません。
みずほ銀行は地方の住宅ローン貸し出しから撤退したり、メガバンクの店舗閉鎖など、旧来のビジネスモデルを展開するメガバンクや地銀の限界が見られる中、ネット専業銀行の住宅ローンの商品スペックの向上には目を見張るものがあります。ネット銀行の住宅ローンは金利が低いだけでなく、疾病保障が無料で付帯するなどの特徴があります。
また、auじぶん銀行のように住宅ローン申し込みから契約完了までオンラインで完結させることで審査にかかる時間を短くする努力を続けるネット銀行は多く、このままだと金利が割高なメガバンクや地銀の住宅ローンを選ぶ意味がなくなっていくことが考えられます。
ネット銀行の住宅ローンを中心に無料の疾病保障サービスが充実してきています。各社の疾病保障の特徴を解説した記事もいくつか用意していますので参考にしてください。
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