2016年6月のフラット35は8ヶ月ぶりに金利引上げへ

2016年6月3日

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2016年6月のフラット35は8ヶ月ぶりに金利引上げへ

住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して提供する「フラット35」の6月の金利は僅かですが8ヶ月ぶりに引き上げられました。

マイナス金利導入以降、フラット35の史上最低金利を更新しつづけ、5月には0.1%を超える大幅な引下げ行っていました。ところが、6月に発表されたフラット35の金利は、15~20年固定金利が0.990%(5月より0.03%引上げ)、21~35年固定金利が1.100%(5月より0.02%引上げ)となりました。

住宅金融支援機構は、金利引上げの理由について「指標になる長期金利の低下がこのところ鈍化していることを受けたものである」としています。

 

フラット35は、金融機関から譲渡された住宅ローン債権を信託銀行等に担保目的で信託し、住宅ローン債権を担保として、住宅金融支援機構債券を発行して、住宅ローンの貸出資金を調達しています。

この住宅金融支援機構債券の利率はフラット35の住宅ローン金利と密接に関係していて、この利率の上下を見ることで、ある程度フラット35の住宅ローン金利を予測することができます。

例えば、5月に発行された第109回住宅金融支援機構債券発行条件をみてみると、利率:年0.36%と記載されています。4月は利率:0.34%だったので、0.02%引き上げられています。この差は、フラット35の住宅ローン金利の5月の引上げ幅と同じ位ですよね。

このように、フラット35の住宅ローン金利は、住宅金融支援機構が資金調達の際に発行する、住宅金融支援機構債権の利率を見ることで予測できるのです。

 

住宅ローンの金利は、審査時ではなく融資実行時の金利で決まります。
今月、融資が実行されれば、15~20年固定金利なら0.990%、21~35年固定金利なら1.100%になりますが、住宅金融支援機構債権の利率が今月よりも下がっている場合には、来月のフラット35の住宅ローン金利も下がる可能性が大きいです。より低い金利で住宅ローンを借りることができるかもしれません。

融資の実行に余裕があれば、今月はとりあえず審査を通しておいて、来月の状況を見つつ、融資の実行を決めるのが賢い住宅ローンの借り方です。

特にフラット35は、住宅ローンの完済まで金利が変わらないからこそ、少しの金利差にも注意を払っておくことが重要です。


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