2017年2月15日
2017年2月14日の債券市場で、超長期債の利回りが上昇しています。
新発20年物国債利回りは前日比0.020%高い0.695%、新発30年債利回りは同0.035%高い0.895%、新発40年債は直近で取引が成立した前週末10日に比べ0.040%高い1.045%で推移しています。
超長期債の利回りが高騰しましたが、長期金利、いわゆる新発10年国債利回りは前日と同じ水準で推移しています。
今月に入ってからの国債金利の推移を見てみましょう。
1ヶ月前の1月13日と比べると新発10年物国債の利回りの上昇は0.05%程度にとどまっていますが20年・30年債利回りは0.1%以上の上昇となっています。
このように国債利回りは1ヶ月前と比べて、
10年国債利回り → 0.05%上昇
20年・30年債利回り → 0.1%上昇
と全体的に上昇していますが、20年・30年の超長期の国債利回りの上昇幅が大きくなっています。
このままの水準で推移すると2017年3月の住宅ローン金利は20年・30年固定金利は金利が上がりそうです。10年固定金利も引き上げになりそうですが、いくつかの銀行が頑張って据置きにしそうです。
ただし、2月は住宅ローン金利が上昇してもおかしくない局面でしたが、銀行で長期金利の上昇分を吸収し金利を据え置いた銀行がほとんどでした。3月は住宅業界の繁忙期に当たるため、こういった長期金利の動きと関係なく金利を下げる銀行が多くなる月なので、
こういった動きに期待したいですね。
なお、変動金利に関しては指標となる短期プライムレートは全く動きがなく、引下げはなくとも据置きの可能性が強いです。
日銀の金融緩和施策が続く限り、大きく金利が上昇する可能性が引くわけですから、金利上昇リスクが小さくなっている今こそ変動金利での住宅ローンに注目するべきかもしれません。
住宅ローン比較ランキングにも注目です。
金利が上がったとは言え、まだまだ史上空前の低金利と言えます。
3月は当然申込みも多くなる月なので、目当ての月に融資の実行が受けられないということがないように申込みをしていない方は早めに申し込んでおきましょう。
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