武蔵野銀行の「産休・育休特例」のある住宅ローンについて

武蔵野銀行では「産休・育休特例」という少し変わった特徴がある住宅ローンを取り扱っています。

この商品は2015年5月20日に取り扱いを開始していて、きっかけは当時、少し話題になった「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」です。このプロジェクトに賛同し、子育て世代の顧客を支援するため「産休・育休特例」をセットしています。

この特例を利用することで、まず、産休・育休期間中でも住宅ローンの借り入れが可能です。さらに、産休・育休期間中は、子供一人あたり最長２年間、元金の返済が不要な据置期間を利用することができます。最近は男性による育児休暇の取得も増えていますが、男性でもこの特約を利用することができます。

「産休・育休特例」の概要

ネットで人気を集めているauじぶん銀行も産休や育休中でも住宅ローンを利用できるようにしたり、利用者の様々なライフイベントや生活シーンに対応する住宅ローンが増えてきました。武蔵野銀行の住宅ローンは、基本となる住宅ローンの金利がネット銀行と比べるとどうしても高く、素直におすすめするのが難しい面もありますが、若者や子育て世代の応援を目的としたこのような取り組みは、様々な金融機関の間で広がっています。

共働きの世帯は増加中です。晩婚化も進み、昔よりも独身女性が住宅の購入を希望するケースも増えてきていると言われていますので、産休や育休・出産というライフイベントをテーマにしたサービスがセットされる住宅ローンは増加しそうです。

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