2025年5月20日
イオン銀行が2025年5月の住宅ローン金利を発表しました!
イオン銀行の住宅ローンの金利は決して高いわけではありませんが、auじぶん銀行や住信SBIネット銀行など、イオン銀行よりも低い金利で住宅ローンを提供しているネット銀行はあります。
一方で、イオン銀行の住宅ローンは、年収基準が100万円以上に設定されていたり、一般的な銀行やネット銀行の住宅ローンよりも利用しやすい審査基準になっている点が特徴です。
また、イオン銀行の住宅ローンを利用していると、イオングループで買い物する時に所定の条件を満たせばいつでも5%OFFになるサービスを利用できるので、イオングループで買い物をする機会が多い人にとって大きなメリットもあります。
今、住宅ローン業界は、ネット銀行やメガバンク・地方銀行など様々な金融機関が競っている業界です。ご自身の考えに合わせて有利な住宅ローンを選択するようにしましょう。
イオン銀行の住宅ローンはネットから申し込むこともできますし、店舗から申し込むこともできます。また、様々なキャンペーンを実施しています。イオン銀行の住宅ローンに関する最新情報、店舗一覧などは以下から確認してください。
通常(疾病保障無し) | |
変動金利(新規借入) ※物件価格の80%以内でお借入れの場合 |
年0.780% |
変動金利(新規借入) ※物件価格の80%超でお借入れの場合 |
年0.780% |
変動金利(借り換え) | 年0.780% |
10年固定金利(新規借入) | 年1.390% |
※2025年5月20日にイオン銀行ホームページにて確認。なお、変動金利は「金利プラン」、3年~10年固定は「当初固定金利プラン」の金利です。
一般的に住宅ローンの金利は毎月1日前後(月末月初)に住宅ローン金利を決定・発表します。また、その際に発表される金利は、”その月に契約した人”に適用される金利”であって、申し込みした月の金利で住宅ローンではありません。イオン銀行の住宅ローンは、申込時点では利用できる金利がわからない不透明感を排除しているのが特徴で、申し込みの時点で金利が確定できます。例えば、マイホーム購入時の新規借り入れであれば、今、発表されている金利は2024年7月10日(水)~2024年9月30日(月)までに住宅ローンに申し込んで、かつ、2025年9月30日(火)までに借り入れする分まで適用されるので、1年以上先の契約の金利が確定できることになります。イオン銀行では、原則として3か月ごとに金利を見直していますが、融資実行期間の条件が非常に長く、かなり先の契約月の住宅ローン金利まで確約しています。住宅ローンは申込から契約まで時間がかかります。特に新築のマンションを購入する場合や建築前の段階で戸建てを購入する場合など、マンションが竣工して引き渡しされるまで1年以上かかることもあります。その間に、住宅ローンの金利が上昇してしまう可能性がある不安な気持ちで竣工・融資実行を待つことになります。その点、イオン銀行の住宅ローンは、安心して契約日を待つことができます。もっとも賢い使い方はイオン銀行よりも金利が低いネット銀行の住宅ローンにも申し込みながら、契約時点までに金利が上昇するリスクに備えて、イオン銀行の住宅ローンにも申し込んでおくという方法です。(イオン銀行の住宅ローンは審査基準も利用しやすくなっているので、審査に落ちた場合への備えとしても非常に有効です)
イオングループで買い物する時に一定の条件を満たせばいつでも5%OFFになるサービスはイオンセレクトクラブと呼ばれています。これはイオン銀行の住宅ローンを利用していると加入できるサービスです。
例えば、イオングループで毎月3万円買い物する場合、毎月1,500円お得に買い物できることになります。
イオン銀行の住宅ローンは、他の金融機関と比べて金利の変動幅が小さいという特徴があります。これは同行が安定した金利提供を重視して運用しているためですが、住宅ローンの金利は基本的に長期金利(10年国債利回りなど)に連動しており、市場金利の動向とは無関係ではありません。
そこで、イオン銀行の住宅ローン金利をより的確に判断するために、過去1年間の長期金利の推移と金融政策の変化を簡単に振り返っておきましょう。
2024年3月:日本銀行は17年ぶりに政策金利を引き上げ、マイナス金利政策を終了。これにより長期金利が上昇基調に転じました。
2024年7月:さらに0.15%の追加利上げが実施され、市場は「金利正常化」の段階へと進みました。
2024年後半〜2025年初頭:アメリカや欧州の中央銀行(FRB、ECBなど)は、インフレの落ち着きを背景に段階的な利下げを開始し、世界的に金融緩和の局面に入りつつあります。
一方、日本は依然としてインフレ率が目標をわずかに上回る水準にあり、追加利上げや長期金利の上昇リスクが残る状況です。
このように、日本の金利環境も今後の物価動向や為替水準によって変動する可能性があるため、イオン銀行の住宅ローン金利も将来的に見直されるリスクがある点には注意が必要です。
金融機関から独立したファイナンシャルプランナーに住宅ローンの相談ができるのが住宅情報サイトSUUMOなどでおなじみのリクルートが提供している「FP相談by保険チャンネル」です。全国に対応しているのはもちろん、オンラインでも対応してくれるので住宅ローンの不安を無料で相談したい方にオススメです。
「保険チャンネル」と言う名前ですが、住宅ローン専用相談としても受け付けています。頭金をいくら用意すればいいのか?住宅ローンの金利タイプの選び方、いくら借りれるのか?万が一、失業したらどうすれいいのかなど住宅ローンについての悩みに答えてくれるのがリクルートの「FP相談by保険チャンネル」です。
イオン銀行は、全国のイオングループ店舗と連携した利便性の高さや、店舗型ながらネット銀行に匹敵する低金利住宅ローンの提供により、利用者から高い評価を得ている金融機関です。
過去には、
2017年 日本経済新聞の金融機関ランキングで「顧客満足度1位」
2019年・2020年のオリコン顧客満足度調査「ネットバンキング部門」で2年連続1位
と、ユーザーの利便性・満足度の高さが評価されてきました。
イオン銀行の口座数は年々増加傾向にあり、現在では850万口座を超える規模(2024年末時点)に到達しています。イオングループの利用者を中心に、日常生活と密接に連携した「店舗×金融」サービスの利便性が支持されています。
オリコンが発表した「2024年版 住宅ローン 顧客満足度ランキング」では、イオン銀行は総合3位という高い評価を受けました。上位2行はいずれもネット専業銀行であったことから、実店舗を構える銀行としては実質1位といえる結果です。
この評価は、以下のような点が支持されていることを裏付けています
来店相談とWeb申込のハイブリッド対応
イオングループとの連携特典(例:買い物割引など)
低金利かつ疾病保障が充実した住宅ローン商品
イオン銀行は、ネット銀行の利便性と店舗型銀行の安心感を兼ね備えたハイブリッド型の金融機関として、高い顧客満足度を維持しています。住宅ローンにおいても、金利の低さと特典の豊富さ、そしてサポート体制の手厚さが利用者からの信頼を集める理由です。
「オリコン顧客満足度®」調査の住宅ローン版の最新結果が2024年8月に発表されました。
総合1位はソニー銀行の住宅ローンが獲得しました!2023年に1位を獲得していたソニー銀行が再び1位を獲得した形です。2位はauじぶん銀行の住宅ローンで、3位にイオン銀行、続いてSBI新生銀行と住信SBIネット銀行がランクインしています。
上位の銀行間の得点はかなりの僅差で、いずれも高い顧客満足度を得ていることがわかります。
イオン銀行は住宅ローンの金利をあまり変えません。
以下は2017年以降のイオン銀行の住宅ローン金利推移をまとめた表ですが、当サイトが毎月イオン銀行の住宅ローンの金利を記録するようになってから約7年間になりますが、変動金利も10年固定金利も数えられる程度の回数しか変更されいません。金利上昇が心配されつつあることを考えると、イオン銀行の住宅ローンは、金利の上下に一喜一憂する必要がないと言う大きなメリットと言えそうです。
イオン銀行の住宅ローンの金利は、メガバンクや地銀と比較した場合、十分低い金利ですが、auじぶん銀行の住宅ローンやSBI新生銀行の住宅ローンなどと比較すると少し高めの金利です。また、イオン銀行の住宅ローンにはネット銀行で主流になっているがん保障や全疾病保障などの疾病保障が無料ではセットされていないので、疾病保障特約を利用する場合、保険料を別途負担(金利上乗せ)して利用する必要があります。
イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典も、審査基準(利用しやすさ)も魅力的なイオン銀行の住宅ローンですが、auじぶん銀行の住宅ローンやSBI新生銀行の住宅ローンなど他の低金利の住宅ローンと比較して申込先を絞り込むようにしましょう。
変動金利 (新規借り入れ・金利プラン) |
10年固定金利 (新規借り入れ・当初固定金利プラン) |
|
---|---|---|
2025年1月 | 0.380%~0.430% | 1.210% |
2024年12月 | 0.380%~0.430% | 1.300% |
2024年11月 | 0.380%~0.430% | 1.260% |
2024年10月 | 0.380%~0.430% | 1.230% |
2024年9月 | 0.380%~0.430% | 1.500% |
2024年8月 | 0.380%~0.430% | 1.500% |
2024年7月 | 0.380%~0.430% | 1.500% |
2024年6月 | 0.380%~0.430% | 1.410% |
2024年5月 | 0.380%~0.430% | 1.410% |
2024年4月 | 0.380%~0.430% | 1.410% |
2024年3月 | 0.380%~0.430% | 1.490% |
2024年2月 | 0.380%~0.430% | 1.490% |
2024年1月 | 0.380%~0.430% | 1.490% |
2023年12月 | 0.380%~0.430% | 1.390% |
2023年11月 | 0.380%~0.430% | 1.390% |
2023年10月 | 0.380%~0.430% | 1.390% |
2023年9月 | 0.380%~0.430% | 1.210% |
2023年8月 | 0.380%~0.430% | 1.210% |
2023年7月 | 0.380%~0.430% | 1.210% |
2023年6月 | 0.380%~0.430% | 1.450% |
2023年5月 | 0.380%~0.430% | 1.450% |
2023年4月 | 0.380%~0.430% | 1.450% |
2023年3月 | 0.380%~0.430% | 1.440% |
2023年2月 | 0.380%~0.430% | 1.440% |
2023年1月 | 0.380%~0.430% | 1.440% |
2022年12月 | 0.520% | 0.990% |
2022年11月 | 0.520% | 0.990% |
2022年10月 | 0.520% | 0.990% |
2022年9月 | 0.520% | 0.930% |
2022年8月 | 0.520% | 0.930% |
2022年7月 | 0.520% | 0.930% |
2022年6月 | 0.520% | 0.870% |
2022年5月 | 0.520% | 0.870% |
2022年4月 | 0.520% | 0.870% |
2022年3月 | 0.520% | 0.670% |
2022年2月 | 0.520% | 0.670% |
2022年1月 | 0.520% | 0.670% |
2021年12月 | 0.520% | 0.670% |
2021年11月 | 0.520% | 0.670% |
2021年10月 | 0.520% | 0.670% |
2021年9月 | 0.520% | 0.670% |
2021年8月 | 0.520% | 0.670% |
2021年7月 | 0.520% | 0.670% |
2021年6月 | 0.520% | 0.670% |
2021年5月 | 0.520% | 0.670% |
2021年4月 | 0.520% | 0.670% |
2021年3月 | 0.520% | 0.620% |
2021年2月 | 0.520% | 0.620% |
2021年1月 | 0.520% | 0.620% |
2020年12月 | 0.520% | 0.620% |
2020年11月 | 0.520% | 0.620% |
2020年10月 | 0.520% | 0.620% |
2020年9月 | 0.520% | 0.620% |
2020年8月 | 0.520% | 0.620% |
2020年7月 | 0.520% | 0.620% |
2020年6月 | 0.520% | 0.620% |
2020年5月 | 0.520% | 0.620% |
2020年4月 | 0.520% | 0.620% |
2020年3月 | 0.520% | 0.690% |
2020年2月 | 0.520% | 0.690% |
2020年1月 | 0.520% | 0.690% |
2019年12月 | 0.520% | 0.690% |
2019年11月 | 0.520% | 0.690% |
2019年10月 | 0.520% | 0.690% |
2019年9月 | 0.520% | 0.690% |
2019年8月 | 0.520% | 0.690% |
2019年7月 | 0.520% | 0.690% |
2019年6月 | 0.520% | 0.740% |
2019年5月 | 0.520% | 0.740% |
2019年4月 | 0.520% | 0.740% |
2019年3月 | 0.520% | 0.740% |
2019年2月 | 0.520% | 0.740% |
2019年1月 | 0.520% | 0.740% |
2018年12月 | 0.520% | 0.740% |
2018年11月 | 0.520% | 0.740% |
2018年10月 | 0.520% | 0.740% |
2018年9月 | 0.570% | 0.690% |
2018年8月 | 0.570% | 0.690% |
2018年7月 | 0.570% | 0.690% |
2018年6月 | 0.570% | 0.690% |
2018年5月 | 0.570% | 0.690% |
2018年4月 | 0.570% | 0.690% |
2018年3月 | 0.570% | 0.690% |
2018年2月 | 0.570% | 0.690% |
2018年2月 | 0.570% | 0.690% |
2018年1月 | 0.570% | 0.690% |
2017年12月 | 0.570% | 0.690% |
2017年11月 | 0.570% | 0.690% |
2017年10月 | 0.570% | 0.690% |
2017年9月 | 0.570% | 0.690% |
2017年8月 | 0.570% | 0.690% |
2017年7月 | 0.570% | 0.690% |
2017年6月 | 0.570% | 0.690% |
2017年5月 | 0.570% | 0.590% |
2017年4月 | 0.570% | 0.590% |
2017年3月 | 0.570% | 0.590% |
2017年2月 | 0.570% | 0.590% |
2017年1月 | 0.570% | 0.590% |
※金利は年率
最後にイオン銀行の住宅ローンの最大の特徴である「イオンセレクトクラブ」について解説しておきます。イオン銀行で住宅ローンを借りると無料で「イオンセレクトクラブ」の会員になることができます。このイオンセレクトクラブの会員になることで、イオングループのサービスをお得に利用できるようになるという流れです。
具体的には、「イオングループでの買い物が毎日5%OFF」になるという特典が用意されており、イオンはもちろんダイエーやマックスバリュ・まいばすけっとなどのイオングループでの買い物がオトクになります。
サービスの内容は前述の通りシンプルで、対象店舗で専用のクレジットカードでお買物をした場合に5%の割引を受けられるというものです。
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