30代 株式トレーダー 男性
2008年にリーマンショックが発生し、一気に不景気になりました。不動産価格も大幅に下落し、一部の売れ残り新築マンションは投げ売りされるような状況でした。そこで、2009年に入り、マンション購入を検討しても良いかなと考え始めたのです。
どの物件を買うかは、ある程度目星をつけており、埼玉県さいたま市の中古マンション(築20年)に決めていました。
さて、どの金融機関から、どういった住宅ローンを借りるかが問題です。固定金利にするか、変動金利にするか。何年借りるか。借入金額は、いくらにするか・・・。
インターネットで数多くの銀行ホームページを見て検討しましたが、東京スター銀行の「預金連動型住宅ローン」に注目しました。
この商品のメリットは、住宅ローン残高と普通預金残高が相殺される点にあります。仮に、住宅ローン残高と普通預金残高が同額ならば、金利ゼロ%で住宅ローンを借りることができます。
もちろん、デメリットは普通預金を金利ゼロ%で寝かせてしまうことです。金融資産を効率的に運用することができません。
しかし、資金が必要となった際には、いつでも引き出せますから安心感を得られることができます。
私は、最初から東京スター銀行に絞って、融資を申し込みました。
2009年7月に融資審査が通り、物件価格は1280万円で、1060万円を東京スター銀行から借りることができました。ローン期間は35年間で、金利は変動金利(半年ごとに金利見直し)で当初は1.75%でした。
一定金額の貯蓄ができると、住宅ローンを繰上返済する考え方もありますが、資金が必要となった場合のことを考えると、手元に一定金額の資金を置いておく必要があると考えます。
その資金を普通預金に置くことによって、住宅ローンの返済金額を抑制できるという点で、他行にはない魅力ある商品だと思います。
残念ながら、2014年3月末日をもって、預金連動型住宅ローンの取り扱いを止めてしまったようです。しかし、この住宅ローン商品が再開されれば、検討の価値は高いと考えられます。
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