auじぶん銀行の住宅ローンに外構費用を組み込める？？

注文住宅を建てるときについつい見落としがちなのが外構工事にかかる費用（外構費用）です。

 

外構とは、建物以外の設備のことです。例えば庭や門・塀は外構にあたります。

 

住宅ローンは、土地と建物の買付代金のための融資商品なので、「借入額に外構工事の費用を含められるのか」と疑問に感じる人もいるようです。

 

この記事ではネットで人気を集めるauじぶん銀行の住宅ローンを具体例として、住宅ローンを組む際の外構費用の考え方について解説していきます。（なお、auじぶん銀行では、外構費用も含めて住宅ローンを借入することができるようです）

※審査の結果によっては、保証付金利プランとなる場合があり、その場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの詳細はこちらから確認してください。

auじぶん銀行の住宅ローンの公式サイトはこちら

外構費用とは

住宅の外側の設備工事のことを外構工事といいます。外構費用とは外構工事にかかる費用のことです。外構工事の対象物としては、下記のようなものがあげられます。

 

外構費用は、建物の建築費用の10％前後の金額で工事するのが一般的です。ただ、建ぺい率が低く外構部分を充実させる住宅の場合は、外構費用が高めにかかることもあるでしょう。

 

逆に商業地域のように建ぺい率が高い物件の場合は外構工事を施す面積自体が少ないため、外構費用は控えめになることが想定されます。次の項から具体的な外構費用の目安を解説していきます。なお、各金額はあくまでも一般的な数字であるため、依頼する施工業者、工事面積やグレードによって価格には幅があることを留意してください。

 

門周り

敷地の入口となる門とその周りの塀などの部分の工事費用は、10万円〜30万円程度が目安になっています。門や塀の材質によって、価格は異なります。

 

玄関アプローチ

玄関アプローチは、敷地に入ってから玄関ドアまでの道のことです。中庭的なデザインになっている住宅もあります。数段程度の階段が設置されていたり、石やタイルで施工されている物件が多くなっています。複数の事例を確認したところ、敷地に入ってすぐに玄関ドアに辿り着くような、一般的な施工の玄関アプローチでも、工事費用は30万円〜100万円程度になるようです。

 

広い土地で玄関アプローチの長さが確保できる物件の場合は、100万円を超えることも想定されます。また旗竿型の土地の場合で、玄関アプローチが長くなるケースでは、工事費用が高騰することが想定されます。

 

塀、フェンス

敷地を囲むのが塀やフェンスです。隣の敷地との境界や目隠しの役割を果たします。塀やフェンスの工事費用の目安は、50万円〜100万円程度です。もちろん敷地面積が広くなり、使用する資材が多くなればそれだけ価格は高騰します。また、コンクリートづくりの塀か、アルミや木材、もしくは樹脂などを使ったフェンスかで金額が異なります。

 

駐車スペース

駐車スペースの工事費用は、40万円程度で済む場合もあれば、100万円超となるケースもあります。砂利よりもコンクリート舗装の方が高額になります。また、カーポートという駐車場の屋根を取り付けると10万円〜30万円程度は費用がアップします。車2台分の広さになれば、それだけ工事費用も上がります。

 

庭

庭は広さやどれだけ凝るかで料金が異なります。芝生などを敷く場合は、1m2あたりいくら程度かかるかをハウスメーカーや施工業者に確認しましょう。例えば、1m2あたり1万円程度の価格であれば、広さに応じてどれだけの費用になるか想像がつきやすくなります。

 

デッキを設置したり、庭石を置いたりすると費用は上がっていきます。簡易的な工事のみで10万円程度で済む場合もあれば、デザインにこだわると100万円以上かかることもめずらしくありません。

 

照明

自宅の外に設置する照明の費用相場は、10万円〜30万円程度です。もちろん、土地が広い場合で照明の数量が増えればその分料金は高くなります。センサー付きのものだと人が近づくとライトが点灯する仕組みのため、節電および防犯にも役立ちます。また、デザインも大事ですが電力コストも鑑みて機器を選ぶと良いでしょう。

 

植栽

植栽は住居の外見上の雰囲気に影響します。料金は5万円〜20万程度が相場です。手入れの手間やコストも鑑みて選択すると良いでしょう。

 

物置

物置の相場は、10万円〜50万円程度です。もちろん大きさによって料金は異なります。自転車を入れられるタイプもあります。キャンプなどのアウトドアをする方にとって物置は重宝するでしょう。

 

外構費用を住宅ローンに含められる場合

一般的に外構費用が住宅購入価格に含まれる場合は、外構費用分も含めて住宅ローンを組むことができます。

 

例えば、auじぶん銀行のウェブサイトには融資のタイミングを説明する箇所で以下のような記述があるため、外構費用も含めて住宅ローンを組めるものと解釈できます。

 

 

外構費用については各銀行で対応が異なる可能性があります。外構費用の中で、どこまでの範囲が住宅ローンの対象になるかは、銀行に直接問い合わせをして確認しておきましょう。

 

外構費用を住宅ローンに含められない場合

外構費用が住宅ローンに含められないケースがあります。

例えば、外構費用の支払い先がハウスメーカーや工務店であり、住宅の購入金額に外構費用が含まれている場合は、外構費用も住宅ローンの融資対象になるのが一般的です。

 

一方で、外構工事部分だけを別の外構工事業者に依頼する場合は、注意が必要です。このような場合は、外構費用が住宅購入費用ではないと判断されます。そのため住宅ローンの融資対象外となってしまう可能性が高くなります。

 

外構費用を住宅ローンに含める際には、「どの業者にお金を払うか」という観点が重要になります。

 

どのような契約形態であれば住宅ローンの対象になるかを銀行に確認し、ハウスメーカーや工務店に契約形態の要望を伝えておくことが大切です。

 

外構費用の資金を住宅ローンで借りる際の注意点

外構費用は、依頼する業者によって金額が異なる可能性があります。外構工事を専門とする業者に依頼したら、結果的にハウスメーカーや工務店に依頼するよりも、外構費用が安く済むことがあります。その際には、外構費用を住宅ローンに入れるのはやめて、別途リフォームローンを組むか、自己資金で支払う、という選択肢もあります。外構費用を住宅ローンに含めることが必ずしも合理的とはいえないこともある点は、覚えておきましょう。

 

また、審査の結果によっては物件価格の満額の融資が受けられるとは限りません。収入、勤続年数、担保評価などの審査項目が原因で、融資額の回答が外構費用分を含めた金額を下回る可能性は十分にあります。

 

外構費用はどれだけかけるべきなのか？

外構は住宅の外見に影響します。凝れば凝るほど住まいの満足度は高くなるでしょう。夜仕事から帰宅した際に、自宅の外観が綺麗だと気持ちがいいものです。

 

また、友人を自宅に招待するのが好きな人は、外観にこだわりたくなると思います。

 

戸建住宅はオートロックのあるマンション等と比較すると、セキュリティを重視する必要があり、防犯カメラなどの設置は、安心を買うという意味で有意義な投資といえるでしょう。

 

しかし、外構はこだわるほど維持費も高額になる場合があることに注意しましょう。極論でいうと、庭をコンクリートで埋め尽くせば殺風景ではありますがメンテナンスはかなり楽になります。一方、樹木を植えると害虫駆除や手入れに手間や費用がかかります。質を維持するために、負荷がかかるということです。防犯カメラについても故障すれば修理費用がかかります。

 

外構については、住宅購入時だけでなく、購入後のメンテナンス時のことも鑑みて、検討することが大切です。

 

リセールバリューも気にする場合

注文住宅を購入する時は、多くの方が終の棲家のつもりで購入すると思います。しかし、人生100年時代といわれるようになったこともあり、購入当初は、生涯マイホームに住むつもりでも、何らかの事情で転居を余儀なくされるケースはあるかもしれません。念の為将来の売却の可能性について考えておくことは、1つのリスクヘッジになります。

 

そのような場合に備えて、物件のリセールバリューは気にしておきましょう。

 

外構については、先述のとおり、凝れば凝るほど満足度が上がりますが、同時にメンテナンス負荷が上がることも事実です。

もし、手入れが疎かになってしまうと、次の買い手がつきにくくなる可能性があります。買い手は、価格や立地以外にも、物件を見た時の印象を重視するからです。

 

逆に、外構のメンテナンスが行き届いていれば、買い手の印象は良くなります。だんだんと手入れが疎かになってしまいがちな人ほど、この点は気をつけましょう。

 

一方で、外構は、土地面積、床面積、駅からの距離、築年数などの数字で表示される項目と異なり、定性的な項目になります。売買の際は、どうしても数字面が先行するため、外構の価値は見えにくい点も注意が必要です。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの特徴

auじぶん銀行は、大手通信会社とメガバンクの出資によって設立されたネット銀行です。同行の住宅ローンの特徴として以下の3点があげられます。

 

ネット銀行ならではの利便性

auじぶん銀行の住宅ローンの申し込みは基本的にスマホとパソコンで完結します。登記手続きは司法書士との面談が必要ですが、住宅ローン契約に必要な書類の提出や契約の調印は原則オンラインで完了します。

 

ネット銀行ならではの割安性

auじぶん銀行にはネット銀行ならではの割安性があります。

低金利

ネット銀行ゆえにコストが低い経営が可能なためか、auじぶん銀行の住宅ローン金利の低さは、銀行業界の中で、いつもトップクラスに位置しています。2022年オリコン顧客満足度®︎調査、住宅ローン総合では第1位に位置しています。

 

無償の手厚い団信

住宅ローンの業界では、各銀行が手厚い保障内容の団信を提供しています。しかし、それらの団信のほとんどは金利の上乗せが必要になります。例えば、35年ローンで借入額5,000万円のケースで年0.3%の金利上乗せをすると、支払い利息の合計額は約280万円程度増加します。

 

このような金額を知ると、「保障は手厚くしたいが、支払い利息は増やしたくない」と思う方は多いのではないでしょうか。

 

auじぶん銀行の住宅ローンは低金利と安心が両立できています。満50歳までの方であれば、「がん50％保障団信」に金利の上乗せをすることなく加入できます。

 

がん50％保障団信には、がんと診断されるだけで残債が半分になり、1ヶ月以上の入院で月額のローン返済が免除される「月次返済保障」、継続180日以上の入院で残債の全額が免除になる「全疾病保障」が付いています。

月次返済保障と全疾病保障は精神疾患を除く怪我や病気が対象になります。もし、脳梗塞で数ヶ月の長期入院をすることになった場合は、がん保障は発動しませんが、月次返済保障で毎月の返済をカバーし、症状が重く退院に180日以上かかれば、残債がなくなります。

がん50％保障団信という名称ですが、当該団信は守備範囲が広く深い保険だといえます。

 

さらに保障が手厚い団信

auじぶん銀行には、以下のとおり、金利を上乗せすることで選択できる、がん50％保障団信よりも保障を強化した団信があります。

 

 

がん100％保障団信は、先述のがん50％保障団信の上位タイプの商品になります。がんと診断された場合の保険金は、残債の100％です。仮に1億円の残債がある状態で、がんと診断された場合は1億円の残債が全てなくなります。月次返済保障や全疾病保障も付いています。なお、auじぶん銀行のがん団信では、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん、子宮頸がん0期、大腸粘膜がん、非浸潤がん、食道上皮内がんなどの上皮内がんは、保険金支払いの対象外です。

 

がん100％保障団信プレミアムにも、がん100％保障が付いていて、さらに各種給付金や4疾病に対する保障も付帯しています。

 

ネット銀行なのに親切丁寧

経済的合理性があるとわかっていても、ネット銀行の利用をためらう方は多いです。「自分だけで手続きができるか不安」という声はよく聞きます。

 

住宅ローンの申し込みは大きな金額の手続きのため、不安を感じる方は少なくありません。

 

ただ、auじぶん銀行にはコールセンターという親切なサポート体制が完備されています。ネット手続きで不明なことがある際には、コールセンターに問い合わせをしてみましょう。

auじぶん銀行の住宅ローンセンター（コールセンター）は、 2023 年の「HDI 格付けベンチマーク(依頼格付け調査)」における「クオリティ格付け」と「問合せ窓口格付け」で三つ星を獲得しているだけあり、非常に満足度の高い対応を受けられます。

 

（出典）auじぶん銀行　ネット銀行初 「HDI 格付けベンチマーク(依頼格付け調査)」6 冠達成

https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2022/pdf/news_20220517_01.pdf

 

まとめ

 

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参考サイト：auじぶん銀行　住宅ローン　公式サイト

 

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