公開日: 2026年8月8日

auじぶん銀行のウェブサイトを見る限り、リフォームローンやリノベーション専用のローン商品は取り扱っていませんが、住宅ローンとリフォームローンを借りている方は、auじぶん銀行の住宅ローンに借り換えをすることで住宅ローンの支払い額を軽くできる可能性があります。
住宅をリフォームするには、ある程度のまとまったお金が必要になります。また、これから中古住宅を購入しリフォームを検討している方や、すでに購入したマイホームのリフォームを予定しているという方もいるかと思います。なかには、ローンを組んでリフォーム費用の借り入れを検討している方も多いのではないでしょうか?
auじぶん銀行では、他社で借りた住宅ローンとリフォームローンを、借り換え時に合わせて1本のローンにまとめることができます。
この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンをリフォームローンから借り換えるメリットと注意点について解説します。
目次
住宅ローンとリフォームローンは、どちらも住宅に関連するローンですが、目的や条件が異なります。
住宅ローンとは、新築や住宅を購入する資金を長期で借りるローンです。
一方でリフォームローンは、住宅の改修資金を短期間で借りるローンで、住宅ローンに比べて金利がやや高めなのが特徴です。
auじぶん銀行は日本を代表するネット銀行の1つです。スマートフォンがあれば利用できるのはもちろん、パソコンでもかんたんに口座を開設できます。住宅ローンも同様に、スマートフォンやパソコンから簡単に申し込めますし、住宅ローンの繰り上げ返済はもちろん、借り入れ後もスマートフォンさえ持っていれば利用することができる、大変便利な銀行です。
auじぶん銀行は、住宅ローンを取り扱っている銀行の中でもトップクラスの人気を誇る銀行です。人気を集める主な理由とし下記の特徴があげられます。
※ 審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途発生する保証料はありません。
auじぶん銀行の借入金利は、非常に魅力的な水準となっています。変動金利、固定金利共に、低金利を打ち出しています。auじぶん銀行は、実店舗を持たず、オンライン上での手続きで全て完結するネット銀行なため、実店舗のコスト削減ができる分、低金利を実現できるところが特徴となっています。
住宅ローンを借りる際に保証会社の利用を必須としている銀行は数多くあり、その場合、債務者は保証料を負担することになります。保証会社は、もし債務者が住宅ローンの返済を続けられなくなったときに、代わりに残りのローンを返済する役割を担っています。
ただし、保証会社が立て替えてくれたからといって、返済の義務がなくなるわけではありません。債務者はその後、保証会社に対して立て替え分を返済していく必要があります。
※ 審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途発生する保証料はありません。
auじぶん銀行では原則、保証会社を利用しなくても住宅ローンを借りることができますので、保証料がかかりません。ただ、審査の結果によっては、保証会社の利用が借り入れの条件になる場合があるので、その際は保証料分の費用が金利に上乗せされる形になります。
(参考)auじぶん銀行 住宅ローンの特徴
https://www.jibunbank.co.jp/products/homeloan/feature/
auじぶん銀行は、その名から連想できるとおり、auサービスとの親和性が高くなっています。
例えば、au IDをauじぶん銀行の口座に紐づけると、Pontaポイントが貯まるキャンペーンやプログラムの対象になるという、嬉しいメリットがあります。
また、auじぶん銀行には、対象サービスとのセット利用で住宅ローンの適用金利が下がる「住宅ローン金利優遇割」があります。au回線とのセットで年0.070%、電気サービス「じぶんでんき」とのセットで年0.030%など、組み合わせに応じて最大で年0.150%の金利引き下げが受けられます(2026年8月時点)。
ただし、それぞれの優遇割には利用条件があり、ネット・TV系の優遇割は戸建てのみ対象・ペアローンでは契約者のみ対象になるなどの制限もあります。ご家庭の契約状況で実際にいくら下がるかは、公式サイトで適用条件を確認しましょう。
(参考)auじぶん銀行 au特典
https://www.jibunbank.co.jp/prime_bank/howto/
auじぶん銀行では、がん50%保障団信に金利上乗せなしで加入できます。しかも、保障内容はその名称以上の充実した内容になっています。
「がん50%保障団信」は、所定のがんと診断確定された場合に住宅ローン残高が半分になる保障が、金利上乗せなしで付けられる団信です(一部の上皮内がん・皮膚がんなどは対象外。年齢などの加入条件があります)。
さらに手厚くしたいご家庭には、がん診断で残高が0円になるがん100%保障団信(年0.050%上乗せ)や、4疾病保障などを加えたがん100%保障団信プレミアム(年0.150%上乗せ)も用意されています。健康状態に不安がある方向けには、引受基準を緩和したワイド団信(年0.300%上乗せ)の取り扱いもあります。入院時の保障など詳細な支払条件はプランごとに異なるため、最新の保障内容は公式サイトでご確認ください(2026年8月時点)。
さらに、死亡や高度障害時の保障、そして余命6ヶ月と判断された際に住宅ローン残債が完済されるリビングニーズ特約も一般的な団信と同様に付帯しています。もしもの時の備えとして、しっかりと支えてくれる内容になっています。
auじぶん銀行は、完全なネット銀行なので店舗がありません。そのため、住宅ローンを申し込む際はインターネットで行います。わざわざ会社を休んだり、貴重な空き時間を利用して銀行に来店する必要がなく、夜のゆっくりできる時間や土日でも手続きを進めることができます。
インターネットでの申込みに不安を感じる方もいるかもしれませんが、auじぶん銀行では手続きや操作に関して不明な点があれば、通話料無料のコールセンターに相談することができます。
また、サポート体制については、HDI-Japan主催の「問い合わせ窓口格付け」および「クオリティ格付け」で最高評価の三つ星を獲得しており、対応品質の高さも特徴の一つです。
ここまで述べてきた特徴により、多くの方が「住宅ローンを借りるなら、できればauじぶん銀行を選びたい」と考える人もいるかとと思います。
しかし、auじぶん銀行のウェブサイトを見ても「リフォームローン」という項目はありません。
他の金融機関で借りた住宅ローンとリフォームローンがある方が、それらのローンを1本にまとめて住宅ローンに借り換える、ということは受け付けています。
ただし、リフォームローンは銀行から借入をしたものに限定されています。ノンバンク等から借り入れた場合は対象外となっているようです。
auじぶん銀行では、新規のリフォームローンの資金の借入や、リフォーム資金のみの借り換えは行っていません。
つまり、現在すでに住宅ローンとリフォームローンを組んでいる方が、auじぶん銀行でリフォーム資金を借りられる対象者ということになります。
前述の通り、auじぶん銀行でリフォームローンを借りられる方は、現在住宅ローンとリフォームローンを合わせて借りている方に限定されます。
それでは、わざわざauじぶん銀行の住宅ローンに借り換えをするメリットはあるのでしょうか。判断のポイントは以下になります。
auじぶん銀行の住宅ローン金利は低水準にあるため、住宅ローンの金利は借り換えによって下げられる可能性があります。
リフォームローンの金利は、一般的に住宅ローンの金利よりも高くなっています。auじぶん銀行で借り換えを行うことで、住宅ローンとリフォームローンの2本立てになっている方は、住宅ローンに1本化されます。そうすれば、リフォームローンがauじぶん銀行の住宅ローンに切り替わる部分は、相当な支払い利息の軽減が期待できます。
ただし、最近はリフォームローンを住宅ローンと同じ金利条件で融資している銀行もあります。「リフォームローンの方が住宅ローンよりも金利が高いだろう」というイメージだけで判断せず、自身のリフォームローンの借入金利を確認しましょう。
また、2026年は住宅ローン金利が全体として上昇局面にあります。当編集部が2026年8月4日に主要14の金融機関・機関の公式サイトを確認して前月と比較した127件の適用金利のうち、102件が引き上げとなっていました(当編集部調べ)。借り換えの損得は金利水準で変わるため、試算は必ず申込時点の最新金利で行いましょう。
借り換えによって金利のメリットがある場合でも、諸費用の金額を考えた場合、借り換える経済的メリットが得られない場合があります。
例えば、auじぶん銀行の住宅ローンの事務手数料は借入金額の2.20%(税込)となっています。また、借り換えを行う際には「登記関連費用」がかかります。
こういった諸費用を知るために、auじぶん銀行のウェブサイトでは住宅ローンの返済金額を計算できる”シミュレーションツール”を利用することが可能です。シミュレーションツールでは、事務手数料と登記関連費用の概算金額も計算してくれるため、諸費用を含めて借り換えメリットがあるかどうかを調べることができます。借り換えによって金利が下がる、という観点だけで判断せず、必ずシミュレーションを活用して調べておきましょう。
先述の通り、auじぶん銀行の団信の内容は非常に充実しています。借り換えによって団信が強化されれば、現在加入中の生命保険を多少見直しできる可能性があります。
ただし、その一方で健康状態によっては、これまで利用していた銀行の団信を継続した方が保障内容の面で有利になる場合もあります。たとえば、すでにがんを経験されている方の場合、auじぶん銀行の「がん50%保障団信」には加入できない可能性があります。その場合、借り換えによって得られるはずの保障のメリットをひとつ失ってしまうことになるため、慎重に比較・検討することが大切です。
健康体の方であれば、auじぶん銀行の手厚い団信のメリットを享受できるでしょう。
他の銀行で借りた住宅ローンとリフォームローンを、auじぶん銀行のリフォームローンに借り換える場合の注意点は以下の通りです。
◆ 審査が通らないことがある
◆ 建築基準法などの法令に適合している必要がある
住宅ローンの審査は、誰でも簡単に通過できるものではなく、場合によっては審査に落ちてしまうこともあります。収入要件が重要であることは言うまでもありませんが、実際には収入だけではなく、さまざまな項目を総合的に判断して審査が行われています。
なかでも、リフォームの目的がローンが賃貸事業向けである場合や、建築基準法などに適合しておらず、将来的に建て替えができない土地・建物を無理にリフォームして使用しているケースでは、審査に通らない可能性が高くなるため注意が必要です。こうした物件は金融機関にとってリスクが高いため、事前によく確認しておくことが大切です。
リフォームによって既存住宅の性能を高めることは、住まいを長く大切に使えるようにするだけでなく、環境負荷の低減にもつながります。こうした背景から、リフォームにはさまざまな支援制度が用意されており、条件に合うものがあれば積極的に活用したいところです。ここでは、その中でも省エネ性能の向上に資するリフォーム補助金制度の一例をご紹介します。
なお、リフォームの補助金制度は期限が決まっているため、情報を知った時点ではすでに申請が間に合わないケースも珍しくありません。だからといって落ち込む必要はなく、募集上限に達していることや募集期限が過ぎていることは気にせず、情報収集に努めましょう。そして、新しい情報が出る年度変わりなどの時期を待ち、気に入った補助金制度がリリースされたらそれを使う、という形でじっくりと検討することが大切です。また、自治体独自で行っている制度も併せて調べておきましょう。
2026年時点で利用できる代表的な制度が、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」の一つ、先進的窓リノベ2026事業です。窓の交換・内窓の設置(二重窓)・ガラス交換・断熱ドアへの交換といった高断熱化リフォームに対し、工事内容に応じて一戸あたり5万円から最大100万円の補助金が交付されます。
対象になるのは2025年11月28日以降に着手した工事で、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで(予算の消化状況により早く締め切られる場合があります)。補助金の申請手続きは登録された「窓リノベ事業者」(施工業者)が行う仕組みで、住まい手が直接申請することはできません。リフォーム会社に見積もりを依頼する際に、補助金対応が可能かをあわせて確認するとスムーズです。※最新の要件・スケジュールは公式サイトでご確認ください。
(参考)先進的窓リノベ2026事業【公式】
https://window-renovation2026.env.go.jp/
借りられません。auじぶん銀行の住宅ローンでは、新規のリフォーム資金や、リフォームローンだけの借り換えは資金使途の対象外です(公式の商品詳細に明記)。対象になるのは、他の金融機関で借入中の住宅ローンとリフォームローンを1本にまとめて借り換えるケースです。これからのリフォーム資金は、リフォームローンを扱う金融機関や、中古住宅購入と一体なら住宅ローンにリフォーム費用を組み込める商品を検討しましょう。
対象外です。借り換えの対象となるリフォームローンは「住宅の増改築工事に関する資金で、かつ銀行から借り入れたもの」に限られます。ご自身のリフォームローンの借入先が銀行かどうか、契約書や返済予定表で確認しておきましょう。
必要です。借り換えは新しい住宅ローン契約になるため、団信にあらためて加入することになり、健康状態によっては加入できない場合があります。その場合、auじぶん銀行では引受基準を緩和したワイド団信(年0.300%上乗せ)という選択肢もありますが、現在の銀行の団信を手放してよいかは保障内容を比べてから判断しましょう。
中古住宅を購入した方は、購入時に多少のリフォームをしているのではないでしょうか。まだリフォームローンと住宅ローンが残っている方は、auじぶん銀行の住宅ローンへの借り換えで、住宅ローン支出が改善できるかもしれません。
まずは、auじぶん銀行の住宅ローンの条件を見てみましょう。
今月のおすすめ特集
各社住宅ローンの金利速報
サイト更新情報
2026.08.14NEW住宅ローン
2026.08.13経済
2026.08.12住宅ローン
2026.08.12住宅ローン
2026.08.12住宅ローン
2026.08.12税制
2026.08.12税制
2026.08.11住宅ローン
2026.08.10住宅ローン
2026.08.10住宅ローン
住宅ローンの基礎
住宅ローンの審査特集
職業別の住宅ローン審査
年収別の住宅ローン審査
地域別おすすめ住宅ローン
取扱銀行一覧
執筆・監修者