公開日: 2026年7月2日

ポイントを集めることに興味がある方は多いのではないでしょうか。ポイントはショッピングで貯まるものが一般的ですが、最近では金融機関がポイントプログラムを設けているケースも増えています。
その一例がauじぶん銀行です。auじぶん銀行では、住宅ローンを利用することでPontaポイントをおトクに貯めやすくなります(※)。今回は、auじぶん銀行のポイントプログラム「じぶんプラス」を、家計目線でわかりやすく解説します。
※住宅ローンの利用で直接Pontaポイントが貯まるわけではなく、住宅ローンを利用することで「じぶんプラス」のステージが上がり、Pontaポイントが貯まりやすくなる仕組みです。最新のじぶんプラスの特典はこちらのページ等でご確認ください。
目次
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して2008年に設立したインターネット銀行です。スマホやパソコンで口座開設はもちろん、各種預金、残高確認、振込み、電子マネーのチャージ、ローンの申し込みなど、さまざまな取引をオンラインで完結できます。
ホームページやアプリではコーポレートカラーのオレンジが印象的で、銀行の固いイメージを和らげています。
住宅ローンでも、新規借り入れ・借り換えのいずれでも魅力的な金利を提供しており、保障内容が充実した団体信用生命保険(団信)のラインナップで高い支持を得ています。2022年上半期の価格.com住宅ローン人気ランキング(新規借り入れ・借り換え)で第1位を獲得するなど、長く人気を集めてきたネット銀行です。
auじぶん銀行の各種商品の中でも秀でているのが、低コストと安心を両立した住宅ローンです。同行の看板商品といっても過言ではありません。
auじぶん銀行の住宅ローンには、返済期間中ずっと大幅な引下げ幅が維持される変動金利のプランがあります。引下げ後の金利は業界でもトップクラスの水準です。もちろん変動金利には金利上昇リスクが伴いますが、これはどの銀行で変動金利を選んでも同じで、auじぶん銀行に限った話ではありません。今後の利上げ局面では、返済額が増えても家計が耐えられる範囲かを確認しておくことが大切です。
脱ハンコの流れは銀行にも広がっています。auじぶん銀行では、司法書士との抵当権設定を除き、住宅ローンの申し込み手続きがネットで完結します。忙しい共働き世帯でも、店頭に出向く手間なく手続きを進められるのは大きな利点です。
auじぶん銀行では、一般団信・がん50%保障団信の保険料、保証料※、他行からauじぶん銀行の返済口座への資金移動手数料、一部繰上返済手数料が0円です。電子的な手続きで契約すれば、収入印紙代もかかりません。これらは銀行によって有料の場合があるので、他行と比べる際の確認ポイントです。
※審査の結果、保証会社を利用する場合がありますが、保証料相当額は金利に含まれており、別途の保証料は発生しません。
auじぶん銀行の大きな魅力が、金利上乗せなし(無料)で付帯する手厚い団信です。借入時50歳以下の方は、「がん50%保障+4疾病50%保障+全疾病保障+就業不能保障」を無料で付帯できます(2023年7月に4疾病50%保障が加わり拡充されました)。
具体的には、がん(所定の悪性新生物)と診断されると住宅ローン残高の50%が保険金として支払われ、急性心筋梗塞・脳卒中・肝疾患・腎疾患の所定の状態でも同様に50%が保障されます。さらに、精神障害を除くすべてのケガ・病気で入院が継続180日以上になった場合には、住宅ローン残高相当額が保険金で支払われます(全疾病保障)。これだけの保障を上乗せ金利なしで備えられるのは、教育費のかかる子育て世帯にとって心強いポイントです。
より手厚くしたい場合は、がん100%保障団信(上乗せ金利 年0.05%)、がん100%保障団信プレミアム(同 年0.15%)も選べます。いずれも他行に比べて割安な水準です。(団信の内容・上乗せ金利は改定される場合があるため、最新は公式サイトでご確認ください)
また、共働きのご家庭に役立つ「ペアローン連生団信」も2025年1月から利用できるようになりました。ペアローンを組んだ夫婦のどちらかに万一のことがあった場合、二人分のローン残高が保障される仕組みです。このほか、返済期間は最長50年まで選べます(35年を超える場合は金利が年0.1%上乗せ)。月々の返済額を抑えたい場合の選択肢になりますが、総返済額は増えるため、家計とのバランスを見て検討しましょう。なお2024年12月からは、保障をシンプルにして金利をより低く抑えたい方向けに、一般団信(特約なし)限定の低金利プランも用意されています。
ここまで述べたとおり、auじぶん銀行は利便性・商品性ともに優れています。次からは、その魅力をさらに高めるPontaポイントのサービスを解説します。
Pontaポイントは、全国のPonta提携企業やネットサービスなどで「貯める」「使う」ことができる共通ポイントです。提携店の店頭でポイントカードやアプリを提示すると貯まります。提携企業には、ローソン、ケンタッキーフライドチキン、GEOなどの身近なお店がそろっています。
貯まったPontaポイントは、ポイント利用が可能な店舗やネットサービスで支払いに使えます。

auじぶん銀行では、Pontaポイントが貯まりやすくなる「じぶんプラス」というステージ特典を提供しています。各種残高や利用実績に応じたステージごとに、Pontaポイントが貯まる倍率、ATM利用手数料の無料回数、振込手数料の無料回数が増えていく仕組みです。
特典内容を簡単にまとめると次のとおりです。
① レギュラー、シルバー、ゴールド、プレミアムの4つのステージ制
② ステージごとに取引で貯まるPontaポイントが最大で15倍になる
③ ATMの利用手数料が月間最大15回まで無料になる
④ 振込手数料が月間最大15回まで無料になる
ステージ判定は毎月20日終了時点で行われます。入金、口座振替、キャッシュレス決済、資産運用、残高などのカテゴリーで、所定の取引を行うとステージ判定が優遇されます。住宅ローン残高が1円以上あれば「ゴールド」ステージが付与されるスペシャルオファーもあります。Pontaポイントが貯まる取引は下記のとおりです。
|
|
ステージ |
|||
|
レギュラー |
シルバー |
ゴールド |
プレミアム |
|
|
ポイント倍率 |
1倍 |
5倍 |
10倍 |
15倍 |
|
入金 ・給与賞与の受け取り ・定額自動入金サービス (入金1回以上で一律付与) |
1P |
5P |
10P |
15P |
|
口座振替 ・クレジットカード代金などの口座引き落とし (引き落とし1回以上で一律付与) |
1P |
5P |
10P |
15P |
|
キャッシュレス決済 ・auPAY残高へのオートチャージ ・スマホ決済(残高チャージ) ・じぶん銀行スマホデビット利用 (合計の利用金額1万円ごと) |
1P |
5P |
10P |
15P |
|
積立投資 ・AI外貨自動積立 ・外貨自動積立 (合計の積立金額千円ごと) |
1P |
5P |
10P |
15P |
(出典)auじぶん銀行のウェブページを基に筆者作成
※じぶんプラスの内容は改定される場合があります。最新の詳細はauじぶん銀行のウェブサイトでご確認ください。
例えば、auじぶん銀行で住宅ローンを借りている方はゴールドステージを確保できるので、住宅ローンの返済のために定額自動入金サービスを設定しておけば、それだけで入金の10ポイントが確保できます。ご自身のライフスタイルと照らし合わせ、利用できるサービスは取りこぼしなく設定しておくとよいでしょう。毎月のポイントには下記のとおり上限があります。
|
|
レギュラー |
シルバー |
ゴールド |
プレミアム |
|
入金 |
1P |
5P |
10P |
15P |
|
口座振替 |
1P |
5P |
10P |
15P |
|
キャッシュレス決済 |
10P |
50P |
100P |
150P |
|
積立投資 |
100P |
500P |
1,000P |
1,500P |
|
合計 |
112P |
560P |
1,120P |
1,680P |
(出典)auじぶん銀行のウェブページを基に筆者作成
※付与条件・上限は改定される場合があります。最新の詳細はauじぶん銀行のウェブサイトでご確認ください。
ポイントは、しっかり集める人とそうでない人で大きな差が生まれます。仮に月1,000ポイント程度でも貯めれば年に12,000ポイント。住宅ローンの返済期間35年の間に毎月1,000ポイントを貯め続けられれば、合計で約42万ポイントにもなります。ポイントは積み重ねると大きな数字になるので、軽視しないことが大切です。
日ごろからショッピングでPontaポイントを貯めている方にとって、じぶんプラスはうれしいサービスです。これまで貯めていなかった方にとっても、ポイント活用を始めるきっかけになるでしょう。
月間の振込手数料が15回無料と言われても、「毎月15回も振り込みなんてしない」という方は多いかもしれません。しかし、家計管理をしっかりするために家族間の資金移動を頻繁にする方は、この無料回数を上手に活用しています。
例えば夫婦で「お小遣い制」にしている場合、それぞれのお小遣い用口座に毎月振り込めば、わざわざ現金を下ろす手間が省けます。習い事や学校の引き落とし用口座が給与振込口座と異なる場合も、無料で振り込めます。生活費・レジャー費を予算制にしている方は、用途別の口座に振り分けておくと管理がラクになります。最近はアプリで残高を確認できる銀行が多く、各口座の残高をスマホで手軽に管理できます。
現金を封筒で管理する方法もありますが、現金は残高を確認するたびに数える必要があり、「2万円あると思ったのに1万円しかない」といった管理ミスも起きがちです。用途ごとに口座を分け、無料の振込回数で資金を動かせば、効率的にお金の流れを把握できます。家計簿アプリを併用すれば、複雑なお金の流れも見える化できます。振込手数料の無料回数を生かして、しっかり家計管理をしましょう。
Q. 住宅ローンを借りるだけでポイントは貯まりますか?
A. 住宅ローンの利用で直接Pontaポイントは貯まりませんが、残高が1円以上あればゴールドステージが確保でき、日々の取引で貯まるポイントの倍率が上がります。
Q. 共働きでもメリットはありますか?
A. あります。給与受取や口座振替、キャッシュレス決済でステージを上げやすく、家族間の資金移動に無料の振込回数を活用できます。ペアローンなら連生団信で二人分の保障も備えられます。
Q. 金利とポイント、どちらを優先すべきですか?
A. ポイントはあくまで副次的なサービスです。まずは金利・団信・諸費用といった住宅ローンの本質的な条件で選び、ポイントは「貯まれば嬉しいおまけ」と考えるのがおすすめです。
auじぶん銀行は、低コストと安心を両立した住宅ローンを提供している銀行です。無料でも手厚い団信や、共働き向けのペアローン連生団信など、家族の暮らしを守る仕組みが整っています。その上で「じぶんプラス」は生活を支えるサービスという側面があり、同行の好感度を高める要因になっています。
ただし、ポイント付与サービスは改定が頻繁に行われるため注意が必要です。じぶんプラスも過去に内容が見直されており、最新情報はauじぶん銀行のウェブサイトで直接確認するようにしましょう。そして、ポイント制度はあくまで副次的なサービスです。住宅ローン選びでは、金利や団信の内容といった大切な条件を軸に、ご家庭に無理のない一本を選んでください。
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