住信SBIネット銀行は、2007年に住友信託銀行(三井住友信託銀行)とSBIホールディングスが出資し作られたインターネット専業の銀行です。
インターネット専業銀行と聞くと敷居の高さ・漠然とした不安をを感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、同行の住宅ローンは最も人気がある1つです。
2021年2月には住宅ローンの累計実行額が6兆5,000億円を突破しました。この実行額は大手地銀に匹敵する規模です。
国内では取扱金融機関が少ないフラットの「保証型」ですが、フラット35取扱最大手のSBIアルヒでは「保証型のフラット35・ARUHIスーパーフラットを積極的に取り扱っています。通常のフラット35との比較で約年0.1%割安な金利で利用可能なケースもあります。また、借り換え専用のスーパーフラットもあります。フラット35の利用を検討中の人はARUHIスーパーフラットを検討候補に入れておくと良いでしょう。
なお、WEB申込でも事前審査の結果は1営業日~2営業日で完了するため、審査スピードも速いのですが、繁忙期など、利用者全体の申込状況により時間がかかることもありますので、時間がない人や急ぎたい人は早めに手続きしておくことをおすすめします。
住信SBIネット銀行の住宅ローンといえば、疾病保障が充実していることが人気の秘密ですが、同行ではフラット35にも全疾病保障を付帯可能としています。住信SBIネット銀行の全疾病は住宅ローン借入れ時に0.55%(税込)の保険料を支払うことで付帯可能です。
なお、全疾病保障は、「月々のローン返済に対する保障」、「ローン債務残高に対する保障」、「お見舞金」の3つの保障内容です。
病気や怪我で就業不能状態になった場合、月々の返済を保障します。
住宅ローン借り入れ実行日から3ヵ月を経過した日の翌日以降に病気や怪我で就業不能状態となり、その状態が継続し、ローンの約定返済日が到来した場合、月々の住宅ローン返済金相当額を、保険会社より住宅ローン契約者に支払いがされ、毎月の返済額に充当されます。
ただし、1回の就業不能状態に対する保険金のお支払いはローン返済相当額12回分※を限度とします。また、住宅ローン借入期間中を通算して36回分以内)
※8疾病以外の病気やケガの場合、免責期間が3ヵ月、ローン返済相当額21回分を限度とする。
病気や怪我で就業不能状態が続いた場合、住宅ローン残高相当額が支払われます。
住宅ローン借り入れ実行日から3ヵ月を経過した日の翌日以降に怪我や病気で就業不能となり、8疾病の場合は12ヵ月、8疾病以外の病気やケガの場合は24ヵ月を経過した日の翌日午前0時までその状態が継続した場合、その時点の住宅ローン債務残高相当額が保険金として支払われ、住宅ローン残高がゼロとなります。
住宅ローン借り入れ実行日から3ヵ月を経過した日の翌日以降、8疾病以外で就業不能となり、その状態が12ヵ月を経過した日の翌日午前0時まで継続した場合、見舞金として30万円が支払われます。
フラット35は日本政府が100%出資している住宅金融支援機構がかかわる公的な住宅ローンであるため、一般的に住宅ローンの利用が難しい・利用できないとされている派遣社員、契約社員、パート、自営業・個人事業主が利用できる唯一の住宅ローンです。特にパートを融資対象としている住宅ローンはフラット35以外にほとんどなく、どういった形態で働く方にもマイホーム取得をサポートしてくれる貴重な住宅ローンとなっています。住宅ローンの審査に通過するか不安、という方は、いくつかの金融機関に申し込みをする中に、フラット35の取り扱い金融機関を含めると良いでしょう。
住信SBIネット銀行のフラット35の事務手数料は1.100%(税込)となっています。2019年3月までは2.20%(税込)でしたが、他行に追随する形で引き下げを実施しています。
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