公開日: 2026年6月27日

ソニー銀行は日本でもっとも歴史のあるネット銀行の1つであり、日本で初めて住宅ローンの取り扱いを開始したネット銀行でもあります。
ソニー銀行は住宅ローンにかなり力を入れており、変動金利から固定金利まで幅広い金利タイプを、魅力的な水準になるよう開発しています。そのため、2026年6月時点でも、住宅金融支援機構の商品であるフラット35はソニー銀行では取り扱っていません(自社の住宅ローンに注力しているためです)。
一般に固定金利タイプの住宅ローンは、フラット35より低い金利で提供するのが難しいとされてきました。しかしソニー銀行の住宅ローンは変動金利はもちろん、固定金利もかなり低めに設定しており、がん保障が無料で付帯するのも大きな魅力です。
このページでは、ソニー銀行の住宅ローンをフラット35と比較していきます。フラット35はさまざまな金融機関で申し込めますが、ここでは、フラット35の融資実行件数で長年シェアトップ(フラット35実行件数シェア16年連続No.1)のSBIアルヒ(旧ARUHI)のフラット35と比較していきます。
それでは、ソニー銀行の住宅ローンとSBIアルヒのフラット35について比較していきましょう。
| ソニー銀行の住宅ローン | SBIアルヒのフラット35 | |
|
金利 |
公式サイトで確認 | 3.140%(35年固定金利・自己資金10%以上) |
| 事務手数料 | 44,000円(税込) | 借入金額の2.20%(税込) |
| 団信保険料 | 金利に含まれる | 金利に含まれる |
| 疾病保障サービス | がん50%保障(がん団信50)が無料で付帯可能 | 有料で3疾病保障が付帯可能 |
| 保証料 | 不要 | 不要 |
| 諸費用の借り入れ | 可能 | 可能 |
※事務手数料はソニー銀行の「住宅ローン」(一律44,000円・税込)のケースです。「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」は手数料が借入金額×2.20%(税込)となるかわりに金利が低く設定されています。手数料の最新の取り扱いは公式サイトでご確認ください。
純粋な金利の比較ではフラット35のほうが低いことがわかります。一方で、事務手数料はソニー銀行(住宅ローン)のほうが圧倒的に低く、「住宅ローンの金利に換算すると年0.2%程度の違い」があります。また、無料のがん保障が付帯するのもソニー銀行の住宅ローンの大きな魅力の1つです。
次に、ソニー銀行とフラット35の審査基準を比較してみましょう。
| ソニー銀行の住宅ローン | SBIアルヒのフラット35 | |
| 年収 | 前年度の年収400万円以上 | 年収100万円前後でも利用可能 |
| 職業 | 公務員・正社員など(派遣社員、契約社員、パート・アルバイト、年金生活者は利用不可) | 派遣社員、契約社員、パート・アルバイト、年金生活者も可 |
| 勤続年数・転職 | 明記なし | 転職直後でも可能 |
| 団信への加入 | 必須 | 任意 |
| ワイド団信の取り扱い | あり | なし(団信加入は任意) |
ソニー銀行の住宅ローンの年収基準は比較的厳しめで、前年度の年収400万円以上の公務員や正社員をメインターゲットにしています(収入が安定していて無理のない借り入れであれば、十分に審査の対象になります)。
一方でフラット35は、幅広い人が利用できるよう審査基準のハードルが低く設定されているのが特徴です。年収条件がやさしく、団信の加入も任意なので、共働きで一方の勤続が短い、あるいは健康面に不安があるといったご家庭にも検討しやすい住宅ローンといえます。
続いて、4,000万円をソニー銀行の住宅ローンとSBIアルヒのフラット35で借りた場合の総返済額を比較します。それぞれの金額はわかりやすいよう概算値としていますので、正確な金額は各銀行の公式サイトでご確認ください。
| ソニー銀行の住宅ローン | SBIアルヒのフラット35 | |
| 事務手数料(税込) | 44,000円 | 880,000円 |
| 保証料 | 0円 | 0円 |
| 諸費用 | 約180,000円(WEB契約で収入印紙が不要) | 約200,000円 |
| 月々の支払い | 約12万円 | 約11.8万円 |
| 返済額合計 | 約5,060万円 | 約4,930万円 |
| 総支払額(返済額+諸費用) | 約5,090万円 | 約5,040万円 |
※上記はあくまで概算の比較例です。金利は毎月見直され、フラット35は実行時の金利が適用されます。固定金利は近年上昇傾向にあるため、最新の金利・総返済額は必ず各公式サイトでご確認ください。
総額ではフラット35のほうが少なく抑えられるケースが多い一方、ソニー銀行の住宅ローン(住宅ローン)は事務手数料が44,000円で保証料も無料なので、初期費用を安く抑えられるのが特徴です。手元資金を子育てや教育費に残しておきたいご家庭には、初期費用の軽さは大きな安心材料になります。
なお、ソニー銀行の住宅ローンには、返済中にがんと診断されたときに住宅ローン残高が半分になる「がん団信50(がん50%保障付き団信)」を、金利上乗せなしの無料でセットできます。さらに年0.1%の上乗せで残高が0円になる「がん団信100」も選べます。

ソニー銀行とフラット35は、向いているご家庭が少しずつ異なります。迷ったときは次の視点で考えてみてください。
金利・諸費用・団信の手厚さに加えて、店舗相談とオンラインの両方に対応した選択肢を探したい方は、保証料無料で諸費用も借入可能なSBI新生銀行の住宅ローンも候補に加え、複数行を比較してみるとよいでしょう。
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