2024年9月16日
この特集ページでは秋田県で利用できるおすすめの住宅ローンを紹介しています。秋田県を営業基盤とする大手の銀行は「秋田銀行」「北都銀行」です。この2つの地銀に続く形で「羽後信用金庫」と「秋田信用金庫」が営業しています。
秋田県内では「秋田銀行」と「北都銀行」の2つの地銀が圧倒的に利用されている状況で、住宅ローンもこの2つの銀行を利用している人が大半を占めています。
以下は5つの金融機関の預金残高(2024年9月末時点)ですが、秋田銀行と北都銀行のシェアの高さがわかります。
<秋田県の銀行・信用金庫の預金残高>
銀行名 | 預金残高 |
---|---|
秋田銀行 | 30,579億円 |
北都銀行 | 13,620億円 |
羽後信用金庫 | 1,487億円 |
秋田信用金庫 | 1,386億円 |
なお、北都銀行は山形県を営業基盤としている荘内銀行と経営統合していて、連結すると秋田銀行とほぼ同等の預金規模になります。そう考えると、秋田県の銀行はまさに2強状態と言えます。
全国共通の傾向として、首都圏や関西圏のと比べて地方に住んでいる人があまり利用しようとしないのが「インターネット銀行」です。
筆者も東北地方出身なので理解できるのですが、「ネット銀行は田舎に住んでる人たちを相手にしない」「ネット銀行なんて都会に住んでる人のための銀行」というように思いこんでしまっているか、「考えたくない・よくわからない・別に今困ってるわけじゃないし」と、単純に知ろうとしないか、どちらかです。
実際は、ネット銀行は秋田県はもちろん日本全国どこに住んでいても平等なサービスを受けられます。秋田県に住んでいても、全く不自由することなく利用できますし、全国各地でその土地の地銀と利用者獲得競争を繰り広げていますので、提供するサービスは非常にレベルが高く、利用しない手はありません。
秋田県の地銀の住宅ローン金利にはかなりの割高感があります。ネット専業銀行の2倍以上の金利だったりしていますので、秋田銀行、北都銀行に相談する前にご自身で住宅ローン比較を必ず行うようにしましょう!ネット銀行とも比較してほしいですが、店舗が近くにあったほうがよい人は「イオン銀行」の住宅ローンはかなりおすすめです。住宅ローンの借入金額にもよりますが、ネット銀行と秋田県の地銀の住宅ローンでは、返済額として数十万〜数百万円の差が出てくる可能性もあります。
金融機関 | 変動金利 | 10年固定金利 | 35年固定金利 |
秋田銀行 | 年2.725% | 年1.000%~ | フラット35を取り扱い |
北都銀行 | 年0.950%~ | 年1.650% | フラット35を取り扱い |
羽後信用金庫 | 年2.725% | 年1.250%~ | 取り扱いなし(フラット35も) |
秋田信用金庫 | 年0.950% | 年1.350% | 取り扱いなし(フラット35も) |
2024年9月適用金利
秋田県の住宅ローン金利を調査していて正直驚いたのが、これだけ住宅ローンの金利が高い地域は全国的にも珍しく、また、金利引下を受けるための条件がたくさんあるという点です。例えば秋田銀行で住宅ローンの優遇金利を適用させようとすると、「給与振込を指定している」「Only One JCB VISA デビット(年会費あり)の申し込みをしている」「公共料金(電話・電気・ガス・水道・NHK)の2箇所以上の自動振替の登録」のうち2項目以上に該当している必要があるのです。
とにかく、秋田県内の金融機関の住宅ローンの中で比較しても仕方ないので、せめて当サイト経由での申し込みがダントツに多いauじぶん銀行(超低金利&最新の疾病保障サービス)の住宅ローンと比べてみてください。(auじぶん銀行の住宅ローンの審査に通るかをチェックだけでもしてみてください)
特に変動金利の金利の差が大きくなっていますので、少しでもお得に借りたいとお考えの方は必ず比較されることをおすすめします。
秋田銀行ではフラット35を取り扱っています。
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する長期固定金利の住宅ローンです。最大35年間、借入時に決定した金利が変わらないため、返済計画が立てやすく、金利上昇リスクを避けられます。
秋田銀行のプロパー住宅ローンでも長期固定型の住宅ローンを扱っていますが、金利がかなり高いので、長期固定金利の住宅ローンを選択する場合には自動的にフラット35を選ぶことになると思います。
秋田県にはフラット35取扱い最大手のARUHIの店舗もありますので、秋田銀行とARUHIのフラット35の比較をしてみたいと思います。
金融機関 | フラット35の金利 | 融資事務手数料(税込) |
秋田銀行 | 2.270% | 2.20% |
アルヒ | 1.820% | 1.10%(ARUHIダイレクトでの審査契約の場合) |
秋田銀行とARUHIではフラット35の金利から大きく差がついています。さらに融資事務手数料もARUHIに軍配が上がる形となりました。秋田銀行では2.20%(税込)ですが、ARUHIダイレクトを利用した場合、ARUHIは1.10%(税込)、店舗で審査・契約をした場合は2.20%税込)となります。
また、ARUHIで頭金を用意することで金利が最大で年0.20%以上安くなるスーパーフラットの取り扱いもしています。
国内では取扱金融機関が少ないフラットの「保証型」ですが、フラット35取扱最大手のSBIアルヒでは「保証型のフラット35・ARUHIスーパーフラットを積極的に取り扱っています。通常のフラット35との比較で約年0.1%割安な金利で利用可能なケースもあります。また、借り換え専用のスーパーフラットもあります。フラット35の利用を検討中の人はARUHIスーパーフラットを検討候補に入れておくと良いでしょう。
なお、WEB申込でも事前審査の結果は1営業日~2営業日で完了するため、審査スピードも速いのですが、繁忙期など、利用者全体の申込状況により時間がかかることもありますので、時間がない人や急ぎたい人は早めに手続きしておくことをおすすめします。
注文住宅でマイホームを建てる場合、土地購入代金や建物建築費用(着工時・上棟時・引渡し時)の支払いが必要となります。通常の住宅ローンは、住宅が完成してから契約して利用することになりますが、それまでの中間の支払いに対応するのがつなぎ融資です。 地銀もつなぎ融資には対応していますが、住宅ローンの金利・手数料・疾病保障などの条件を考えるとネット銀行などが提供する全国区の住宅ローンを利用した方が有利なケースが多くあります。以下に住宅ローン金利や条件が優れていて、かつ、つなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローンを3つ紹介しておきます。
SBI新生銀行はアプラスと提携しつなぎ融資を受けることができ、ARUHIは独自のつなぎ融資を提供しています。
従来は秋田県の家を担保にお金を貸してくれるのは秋田県(かその周辺)に店舗を構える金融機関でした。
ところが、最近はインターネット銀行が全国展開しています。ネット銀行は確かに首都圏を中心に利用者を拡大していますが、秋田県にも対応していますし、コンビニATM手数料が無料になるサービスを提供していたり、利便性はどこに住んでいても高くなっています。
住宅ローンについても同様です。都市部では住宅ローンの金利引き下げ競争が進み、ネット銀行と大手銀行が凌ぎを削っています。金利引き下げ競争があまり進まない地方の場合、住宅ローンの競争は首都圏ほどではありません。
競争が進まないということは私たち消費者に提供される住宅ローン金利の低下はすすみません。その結果、地銀の住宅ローンはどうしても金利が高かったり、疾病保障などの新しいネット銀行の住宅ローンでは無料で付帯するようなサービスも付帯していなかったりするので、地方に住んでいる人ほど、インターネット専業銀行を利用するメリットが大きいのではないかと考えています。
その状況は秋田県にもあてはめても同様です。
(まず、以下のリンクから最新の住宅ローン金利を確認して比べてみてください。金利比較ランキングで上位に食い込む人気のネット銀行を中心に紹介させていただいています。地方銀行では提供していない独自のサービスとその金利差をご理解いただけるのではないかと思います。)
金融機関名 | 住宅ローン金利 | 保証料 |
---|---|---|
auじぶん銀行 | 最新の金利を確認 | 無料(※) |
SBI新生銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 |
ソニー銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 |
アルヒ | 最新の金利を確認 | 無料 |
住信SBIネット銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 |
みずほ銀行 | 最新の金利を確認 | 有 |
三菱UFJ銀行 | 最新の金利を確認 | 有 |
三井住友銀行 | 最新の金利を確認 | 有 |
秋田銀行 | 最新の金利を確認 | 有 |
北都銀行 | 最新の金利を確認 | 有 |
羽後信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有 |
秋田信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有 |
JAバンクあきた | 最新の金利を確認 | 有 |
東北ろうきん | 最新の金利を確認 | 有 |
イオン銀行 | 最新金利を確認 | 無料 |
※auじぶん銀行の住宅ローンは、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません。
上記のサイトから各社のホームページにいって金利を確認するとわかりますが、やはり地銀や信金の住宅ローン金利は、ネット銀行の住宅ローンに比べると高く設定されている傾向があります。
今、人気を集めている変動金利や10年固定金利双方で金利差も大きく、auじぶん銀行のがん50%保障団信※のように将来に備えるサービスが無料で付帯するようなサービスもついてきません。
地方の経済を支える役割を担う地方銀行や信用金庫は、地域住民にとって優れた金融サービスを提供し続ける役割があると思いますが、住宅ローンの分野においては今のところ優れた商品を提供しているとはいえず、ネット銀行などと比較すると金利・商品性ともに割高感が強いと言えます。今後の商品性の向上に期待したいところです。
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