りそな銀行 住宅ローンのメリット・デメリットとは?

2019年9月2日

news-icon01

りそな銀行 住宅ローンのメリット・デメリットとは?

りそな銀行は住宅ローンなどの個人向けの銀行サービスに力を入れている銀行です。

銀行全体の規模は三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行のメガバンクとは大きく開きがありますが、住宅ローンに限るとメガバンクとはそれほど大きな差がなく、りそな銀行が長年住宅ローンに力を入れていることがわかります。

りそな銀行の住宅ローン

 

りそな銀行はネット専用住宅ローンに力を入れているのですが、「ネット銀行との大きな違いは疾病保障が無料で付いているものがあるか?」という点です。また、ジャパンネット銀行が2019年9月の金利で年0.415%という低金利の住宅ローンを提供してきましたので、りそな銀行の住宅ローンの優位性が小さくなっている印象があります。

 

この記事ではそんなりそな銀行の住宅ローンのメリット・デメリットについて解説していきます。

 

ネット銀行の住宅ローンの動向

じぶん銀行が2019年3月から疾病保障を大幅に充実させています。これまでのがん50%保障団信に加えて、精神障がいを除く全ての病気や怪我を保障する『全疾病保障』が無料で利用できるようになりました。

今回の改定で、ソニー銀行や住信SBIネット銀行と競い合っていた疾病保障サービスの競争から一歩抜け出したと言え、非常に魅力的な住宅ローンに進化しています。今後、りそな銀行がネット専用住宅ローンでどのような対抗策を出してくるか注目です。

じぶん銀行の全疾病保障の詳細はコチラ

じぶん銀行の住宅ローンに全疾病保障が付帯

 

りそな銀行の特徴は?

まず、りそな銀行について簡単に紹介しておきます。

 

りそな銀行は旧あさひ銀行と大和銀行などが合併して誕生した銀行です。個人向けの銀行サービスに力を入れており、2015年にはりそな銀行間で24時間の振込みできるようになりました。また、支店窓口の営業時間を17時まで延長したり、銀行口座開設での印鑑廃止にも積極的です。

住宅ローンにおいても、ネット専用住宅ローンを取り扱っているだけでなく、住宅ローンの審査を土日も進めてくれたり、他の銀行よりとのサービスの差別化に積極的です。

 

最近でも、2018年6月から一般的に富裕層向けの金融商品とされている運用一任商品「ファンドラップ」を30万円から利用できるようにするなど、金融サービス全体で活発な動きを見せています。

 

なお、ネット専業銀行の躍進で住宅ローンのシェアが減少傾向にあるメガバンクに比べると、りそな銀行(正確にはりそなホールディングス全体)の住宅ローンは堅調で、様々なりそな銀行の努力が実を結んでいると言えるでしょう。

りそなホールディングスの住宅ローン残高推移(同社のIR資料より引用)

りそなホールディングスの住宅ローン融資残高

 

それではりそな銀行の住宅ローンのメリットとデメリットを解説したいと思います。ここでは基本的にネット専用住宅ローンに関する解説だと思ってください。

最初にデメリットから確認していきましょう。

 

りそな銀行の住宅ローンのデメリット

疾病保障が無料で付帯しない

ネット銀行の住宅ローンは病気や怪我を保障する医療保険・生命保険に似た疾病保障を無料で付帯させるものが一般的になっています。りそな銀行にも「団信革命」という疾病保障がありますが、割引もあったりしますが、通常金利に0.3%の金利上乗せが必要です。

 

住宅ローンを年0.5%(変動金利)以下で借りられる時代なので、団信(疾病保障)の利用で年0.3%の金利が上乗せになるのは決して無視できません。

 

ネット銀行の住宅ローンにセットされている無料の疾病保障とは比べ物にならないぐらいの保障を備えている商品ですが、費用感・費用対効果の観点でデメリットに感じる人は多いと思います。

 

りそな銀行の団信革命

 

新規購入と借り換えで適用される金利が違う

りそな銀行のネット住宅ローンは新規と借り換えで適用される金利が異なりますので注意しましょう。特に新規借り入れ時に人気の変動金利は借り換えの方が金利が低く、借り換えに人気の10年固定金利などは新規借り入れの方が金利が高く設定されることも多くあります。

利用者が多い金利タイプの金利が低くなっていることは1つのデメリットと言えます。

 

なお、2019年9月現在の適用金利は

新規借入借り換え
変動金利0.470%~0.429%~
10年固定金利0.550%~0.550%~

となっていて、変動金利は借り換えの金利が低く、10年固定金利は同じになっています。

 

上記の金利には疾病保障が付帯しない金利ですので注意が必要です。新規借り入れ時に団信革命を付帯させると変動金利で0.770%~、10年固定金利で0.850%~となりますが、全疾病保障とがん50%を無料で付帯させている三菱UFJ銀行とKDDIが出資するじぶん銀行だと変動金利が年0.457%、10年固定金利が0.580%となり、りそな銀行の金利の割高さが際立ちます。

 

住宅ローンの審査結果で金利が変わる

りそな銀行だけのデメリット・落とし穴ではなく、メガバンクや地銀の住宅ローンに共通していることですが、りそな銀行の住宅ローンは審査の結果で適用される住宅ローンの金利が変わってくるので注意が必要です。

 

低い金利に魅力を感じた人がりそな銀行の住宅ローンに申し込んで審査に通ったとしても、最優遇金利を適用してもらえず、想像以上に高い金利になってしまった・・・というような事態になる可能性は十分あります。

 

だからと言ってりそな銀行が簡単に金利を下げてくれるわけではありませんので、りそな銀行以外のネット銀行などの住宅ローンの審査にも合わせて申し込みをしておくようにしましょう。(どの銀行の住宅ローンに申し込むにせよ、住宅ローンの仮審査申込を1社しかしないというのは得策ではありません。)

 

クレジットカードの作成、給与受け取り口座の指定が必要

りそな銀行の住宅ローンを低金利の金利プランを新規購入時の借入で利用するには、クレジットカードの申し込みや給与振込みを申し込む必要があります。

 

住宅ローンの金利を低くするためにこのような取引条件をセットにして、自分たちの口座の利用から抜け出しにくくする戦略は、メガバンクや地銀の住宅ローンに共通してあります。ネット専業銀行などこうした条件設定がない住宅ローンが低金利で存在することを考えるとこれはデメリットと言えます。

 

銀行が販売したい商品をセット利用するのは銀行側の事情であって、住宅ローンを利用する側の立場に立てば、面倒な利用条件以外の何物でもありません。

 

りそな銀行の住宅ローン借り入れの条件

 

保証料が必要

りそな銀行の住宅ローンを借りるためには、りそな銀行指定の保証会社による保証を得る必要があり、保証を得るにも保証料を支払わなければなりません。

 

保証料は金利上乗せ型にすると年0.2%の金利上乗せ、一括前払い型とすると35年返済、3000万円借り入れの場合、618,420円(100万円あたり20,614円)程度の支払いが必要となります。(実際に必要になる保証料はりそな銀行に申し込んでみないと確定しませんので注意してください)

 

※りそな銀行のネット専用住宅ローンは保証料の負担はありませんが、保証料を銀行が負担することにして、保証料以上の事務手数料がかかるという仕組みになっています。ソニー銀行や新生銀行など保証料も融資事務手数料も格安な銀行と比較するといずれにせよ気になる商品性です。

 

りそな銀行の住宅ローンのメリット

団信革命のコストパフォーマンスに注目

りそな銀行の団信革命は5大疾病はもちろん、理由を問わず所定の状態になった場合に、住宅ローン残高がゼロになるものです。

年0.3%の金利上乗せは必要ですが、就業不能を問わず、さまざまなリスクに備えられる保障という点には注目したいですね。

楽天銀行(金利選択型)住信SBIネット銀行などが扱う全疾病保障も全ての病気や怪我を保障していますが、1年間の就業不能が保障の条件となっており、実際に保障を受けるハードルが高いので、金利負担があったとしても疾病保障を充実させたいと考える人にとっては優れたサービスです。

 

りそな銀行の団信革命

 

りそな銀行の団信革命の保障内容

 

フラット35は店舗でのみ取り扱い

りそな銀行でもフラット35の取り扱いをしていませんが、店舗での申し込み、手続きのみとなっています。このためお忙しいご家庭には使い勝手が悪い言ってよいでしょう。

楽天銀行(フラット35)は来店不要の商品設計となっており、りそな銀行を上回るフラット35の取り扱いシェアを有し、融資事務手数料も1.08%(借り換えは0.972%)と、りそな銀行の1.836%より格安になっています。

楽天銀行のフラット35は顧客満足度1位

 

マイホームマイバンクプランの活用で10,000ポイントがもらえる

りそな銀行の住宅ローンではマイホーム マイバンク プランを利用すると提携する大手ポイントサービスを10,000円分がもらえます。Tポイント、楽天ポイント、ビックカメラ、nanacoポイントなど使い勝手がよいポイントがプレゼント対象なのでマイホームを手にしたあとに新生活に利用できてうれしいですね。

りそな銀行ノマイホームマイバンクプラン

 

 

店舗での相談が可能

りそな銀行の店頭にて住宅ローンの相談が可能となっています。店頭で「WEB申込限定プラン見ました」と告げればネット専用住宅ローンと同じ金利が適用されます。ネット専業銀行と違い店舗で住宅ローンの相談ができるのは心強いですね。WEB限定金利なはずなのに店舗も利用できるのはちょっとずるいですね。

りそな銀行の住宅ローンの店舗サービス

 

【最後に】

以上のように、りそな銀行の住宅ローンは利用を検討するのに十分な商品スペックを持っているとよいでしょう。しかし、住宅ローン金利が住宅ローン審査結果より変わるなどのデメリットもあり、りそな銀行以外の住宅ローンにも同時に申し込みを行ったほうが良いでしょう。

 

三菱UFJ銀行とKDDIが出資するじぶん銀行が提供する住宅ローンは審査結果により金利が変わることもなく、ガンと診断されるだけで住宅ローン残高が半分になるがん50%保障団信と病気やケガなどの理由を問わず、180日以上の入院をすると住宅ローン残高がゼロになる全疾病保障の2つの疾病保障が無料で付帯されています。

 

じぶん銀行のガン50%保障団信と全疾病保障の詳細はこちら

 

楽天銀行の金利選択型も低い金利を実現しつつ、融資事務手数料が324,000円と一律、全ての病気や怪我を保障する全疾病保障を無料で付帯させています。

 

【参考】りそな銀行の住宅ローン金利推移

いずれも借り換え時の最優遇金利。

変動金利10年固定金利20年固定金利
2019年9月0.429%0.55%0.85%
2019年8月0.429%0.60%0.90%
2019年7月0.429%0.65%0.90%
2019年6月0.429%0.65%1.00%
2019年5月0.429%0.65%1.00%
2019年4月0.429%0.60%0.95%
2019年3月0.429%0.60%0.95%
2019年2月0.429%0.65%1.00%
2019年1月0.429%0.70%1.05%
2018年12月0.429%0.75%1.10%
2018年11月0.429%0.75%1.10%
2018年10月0.429%0.75%1.10%
2018年9月0.429%0.75%1.10%
2018年8月0.429%0.75%1.10%
2018年7月0.429%0.70%1.00%
2018年6月0.429%0.70%1.00%
2018年5月0.429%0.70%1.00%
2018年4月0.440%0.70%2.265%
2018年3月0.440%0.70%2.265%
2018年2月0.440%0.70%2.315%
2018年1月0.440%0.65%2.265%
2017年12月0.440%0.65%2.265%
2017年11月0.440%0.65%2.265%
2017年10月0.440%0.65%2.215%
2017年9月0.440%0.65%2.215%
2017年8月0.440%0.70%2.265%
2017年7月0.497%0.65%2.322%
2017年6月0.497%0.65%2.322%
2017年5月0.497%0.60%2.272%
2017年4月0.497%0.55%2.372%
2017年3月0.569%0.55%2.444%
2017年2月0.569%0.50%2.394%
2017年1月0.569%0.50%2.444%
2016年12月0.569%0.45%2.394%
2016年11月0.569%0.45%2.294%
2016年10月0.569%0.45%2.344%
2016年9月0.569%0.45%2.294%
2016年8月0.569%0.35%2.194%
2016年7月0.569%0.40%2.294%
2016年6月0.569%0.50%2.394%
2016年5月0.569%0.55%2.394%
2016年4月0.625%0.85%2.35%
2016年3月0.625%0.80%2.4%
2016年2月0.775%1.05%2.55%

 

 

各銀行の公式サイト


サイト更新情報

住宅ローンの基礎

住宅ローンの借り換え

住宅ローンの審査特集

職業別の住宅ローン審査

年収別の住宅ローン審査

地域別おすすめ住宅ローン

取扱銀行一覧

トップに戻る