公開日: 2026年7月14日 更新日: 2026年7月15日
三菱UFJ銀行は民間金融機関の住宅ローン取扱残高でトップクラスを走り続けてきた、国内最大級の住宅ローンです。
ネット銀行と肩を並べる競争力がある低金利はもちろん、将来の病気などにしっかり備えることができる疾病保障付住宅ローンも魅力的です。住宅ローンを利用するには、利息だけでなくさまざまな諸費用がかかりますが、それらの手数料も配慮されていて利用しやすい商品性に仕上がっています。教育費や子育てと両立しながら長く付き合っていく住宅ローンとして、多くのご家族に選ばれてきた定番の1本と言えるでしょう。
このページでは、三菱UFJ銀行の住宅ローン(スマート手続)の審査基準を調査・確認しながら、その審査が厳しいのか、または逆に審査が甘い部分はないのかなどを解説していきたいと思います。
これから住宅ローンを初めて利用しようとしている人も、すでに住宅ローンを利用していて借り換えを検討している人も、参考にしていただければと思います。
早速ですが、三菱UFJ銀行の住宅ローン審査基準について一覧化をしてみました。なお、以下の審査基準は2026年7月に三菱UFJ銀行の公式サイトや商品説明書を当サイトの編集部が確認したものです。
| 審査項目 | 内容 |
| 年齢 |
借入時の年齢:18歳以上70歳以内(70歳の誕生日まで) 完済時の年齢:80歳以内(80歳の誕生日まで) ※疾病保障付住宅ローン(旧・7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉)はプランごとに加入できる年齢条件が異なります(借入時46歳未満・50歳未満など) |
| 借り入れ可能額 | 500万円以上3億円以内(10万円単位)※ペアローンの場合は1人2億円かつ合計4億円が上限 |
| 年収 | 200万円以上 |
| 職業 | 会社員、個人事業主・自営業、会社役員、派遣社員、契約社員 |
| 勤続年数 | 3年(3年未満でも職務経歴書などを用意することで借り入れ可能なケースも) |
| 資金用途 | 自宅の購入資金、増改築資金、借り換え資金など |
| 団信 | 団信への加入は必須。加入条件を緩和したワイド団信の取り扱いがある。 |
| 保証会社 | 原則不要 |
※上記には商品説明書や公式サイトに明示されていない項目も含まれます。参考情報として取り扱ってください。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの借入限度額は3億円までです(ペアローンの場合は1人2億円かつ合計4億円が上限)。以前は2億円まででしたが、近年の物件価格の上昇を受けて引き上げられており、都心部のマンションなど高額な物件の購入にも対応できる水準になっています。
なお、他行の借入上限は、ソニー銀行が3億円、auじぶん銀行が2億円、SBI新生銀行とSBIマネープラザ(SBI新生銀行の住宅ローンを対面で相談できる窓口)が3億円などとなっています(2026年7月時点。最新の条件は各行公式サイトでご確認ください)。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの年収基準は200万円と言われています。商品説明書や公式サイトで明確に示されているわけではありませんので、参考値として考えてください。
この基準自体は、標準的な水準ですが、三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査に通りやすいのは年収300万円以上と言われることもあります。年収200万円~300万円の人は、審査に落ちる可能性も十分ありますので、例えば、フラット35(SBIアルヒ)など利用しやすい審査基準の住宅ローンへの申込も同時に検討することをおすすめします。
三菱UFJ銀行の住宅ローンはアルバイト・パート、年金生活者などは利用できません。一方で、会社員、個人事業主・自営業、会社役員、派遣社員、契約社員は利用可能とされています。
ネット銀行の住宅ローンの中には、個人事業主や親族企業の経営者の利用をお断りしているケースもありますので、働き方や雇用形態の面では、比較的幅広く受け入れていると言えます。
ただし、会社経営者、個人事業主、非正規雇用の方は、三菱UFJ銀行に限らず、民間の住宅ローンの審査には落ちやすいので、やはり、フラット35(SBIアルヒ)など他の住宅ローンとの同時の検討をおすすめします。
新築住宅、中古住宅の借り入れ、借り換えに利用できるのはもちろん、つなぎ融資やリフォームにも対応しています。(ただし、スマート手続の場合はつなぎ融資は利用不可)
このように、三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準は一般的と言えます。言い換えれば、厳しすぎることもなく甘すぎることもない住宅ローンです。
日本で最もシェアをもつ住宅ローンということもあり、 日本の住宅ローンの標準的な商品として設計されていると言っていいでしょう。むしろ、他の銀行は三菱UFJ銀行の住宅ローンを参考にしながら商品開発を行いがちです。
審査基準と並んで気になるのが金利です。三菱UFJ銀行の2026年7月適用の住宅ローン金利は、変動金利が年0.945%(新規借り入れ・最優遇)、10年固定が年3.350%となっています(2026年7月1日に同行公式サイトで確認)。
また、同行は2026年6月16日に短期プライムレートを8月3日から年2.125%→2.375%へ引き上げると発表し、あわせて住宅ローンの変動金利の基準金利を2026年9月1日から見直すことを公式サイトで告知しています(9月分の基準金利は8月31日に発表予定)。ただし、変動金利かつ元利均等返済で借りている場合は、いわゆる「5年ルール」により毎月の返済額は5年間据え置かれます(元金と利息の内訳は変わります)。「基準金利が上がる時期」と「毎月の返済額が変わる時期」は別なので、慌てずにご自身の契約条件を確認しましょう。
金利は毎月見直されるため、お申し込みの際は必ず三菱UFJ銀行の公式サイトで最新の適用金利をご確認ください。
三菱UFJ銀行の住宅ローン事前審査(仮審査)は同行のホームページから24時間365日申し込みが可能です。申し込み時には下記の書類を用意して申し込むこととなります。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの正式審査について、どの程度の期間がかかるのか明記されているページや資料を発見することができませんでしたが、事前審査の申し込み画面上には、融資実行まで来店不要で済ませる場合には、1ヵ月以上の期間が必要と記載されています。この時間軸から考えると本審査に1~2週間必要と考えるのが妥当だと思われます。

| 正社員 | 契約社員・派遣社員 | 自営業・個人事業主 | 会社役員・社長 | |
|---|---|---|---|---|
| 身分証明書(免許証、パスポート、保険証など) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 源泉徴収票 | ○ | ○ | ○ | |
| 住民税決定通知書または課税証明書等 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 会社の決算書3期分(勘定科目内訳明細書を含む) | ○ | |||
| 確定申告書(付表を含むすべての申告書類) | ○ | ○(確定申告をしている場合) | ||
| 納税証明書(その1、その2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 物件に関する書類 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 借り換えに関する書類(返済予定表) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 預金通帳(過去6ヶ月分の返済を確認するため) | ○ | ○ | ○ | ○ |
多くの銀行では、個人事業主や会社役員は本審査の時点で提出が必要になる書類が多いので、時間に余裕を持って審査に申し込むようにしましょう。(審査申し込み時点では書類の提出は不要です)
もし、会社役員の方で法人に関する書類を提出したくないという方はSBIアルヒへ申込を行いましょう。フラット35では原則的に法人の書類は不要です。
次に三菱UFJ銀行で住宅ローンがいくらまで借りられるかという借り入れ限度額の目安を確認してみましょう。以下は変動金利で借り入れた場合を想定した当サイトの試算による目安であり、実際の借入可能額は審査金利や返済比率、その時々の金利水準によって変わります。
あくまで計算上の限度額ですので、月々問題なく返済していけるかという視点ではない点に注意が必要です。
教育費や生活費とのバランスを考えると、一般的には年収の5倍程度の借り入れが健全とされています。
| 年収 | 借り入れ可能額(目安) |
| 200万円 | 1,400万円 |
| 300万円 | 2,100万円 |
| 400万円 | 2,800万円 |
| 500万円 | 3,500万円 |
| 600万円 | 4,210万円 |
| 700万円 | 4,910万円 |
| 800万円 | 5,610万円 |
| 900万円 | 6,310万円 |
| 1,000万円 | 7,010万円 |
三菱UFJ銀行の住宅ローン審査は特筆するほど厳しくも甘くも無いというのが当サイトの見解ですが、個人事業主・自営業、会社役員、派遣社員、契約社員の場合には厳しい結果が出ることも多いと思われます。これは三菱UFJ銀行の審査が厳しいということではなく、こうした職業の方々が住宅ローン審査に通りにくいという構造的な問題があると考えてよいでしょう。
こうした方にオススメしたいのが、公的な住宅ローンであるフラット35です。フラット35は住宅金融支援機構という公的な組織が民間の金融機関と提携をし、提供する長期固定型の住宅ローンであり、安定した収入さえあれば職業は問わず融資をすることで個人事業主・自営業、会社役員、派遣社員、契約社員などの職業の方に人気の住宅ローンとなっています。
ただ残念なことに、三菱UFJ銀行では2007年にフラット35の取り扱いを終了しており、現在も取り扱いはありません。もしフラット35を検討するならば他の金融機関を利用することとなります(最新の取扱状況は各金融機関の公式サイトでご確認ください)。

SBIアルヒ(旧アルヒ)は、フラット35を取り扱う金融機関の中でもっとも取り扱い件数が多く、フラット35実行件数シェアで16年連続の1位(2025年度は27.7%)となっています。
※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ)
全国に多くの店舗を展開し対面でのサービスも提供しつつ、ARUHIダイレクトというWEBサービスを使うことで来店不要のネット完結型にも対応しています。
また、SBIアルヒの特徴として自己資金の割合により金利が引き下げられるARUHIスーパーフラットを多く取り扱っています。フラット35を検討している方は、ぜひ一度SBIアルヒで詳細を確認してみてください。
今回は三菱UFJ銀行の住宅ローンについて詳しく解説しました。審査基準や借入限度額は金融機関ごとに異なるため、本サイトや各社の公式HPを参考にし、メリット・デメリットを比較しながら、ご家族のライフプランに合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
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