2024年5月21日
この記事では、住宅ローンの借り換えを考える時の手続きの流れについて解説しています。借り換えメリットがある人はこのページの内容を参考に住宅ローン借り換えにチャレンジしていただければ幸いです。
住宅ローンを借り換える場合、借り換え時に手数料などのお金がかかるので、借り換え前後の住宅ローンの条件によっては借り換えメリットがない場合もあります。
一般的に0.5%以上の金利差とか1%以上の金利差がないと借り換えメリットが得られにくいなどと言われています。
借り換えメリットを実際に確認するには、金融機関サイトで申し込み前に借り換えシミュレーションを行うのが確実です。それらのシミュレーションで十分に返済額を節約できることを確認したうえで借り換えの手続き(申し込み)を開始するようにしましょう。
もし、シミュレーションによってメリットが得られそうもなければ、別の金融機関を検討するか、借り換えそのものを見直す(タイミングを待つ)という判断が必要なケースもあります。
住宅ローンの借り換えは住宅の新規購入時と同様に住宅ローンの審査に通らなければなりません。また、審査に落ちる可能性もあるので、できれば複数の金融機関に申し込みしておくと良いでしょう。
申込自体はホームページから必要情報を入力するだけなので30分程度で終えられることが大半です。最近は申し込んでから1時間で仮審査結果を返してくれる住宅ローンも増えていますので、申し込み自体は軽い気持ちでいくつかの金融機関に行っても問題ありません。
仮審査に通過したら本審査申込みの手続きに入るわけですが、本審査の段階では書類準備が必要になりますし提出も必要です。複数の金融機関に本審査も申し込みたい場合は2部ずつ書類を準備するようにしましょう。
・保険証や運転免許証等の本人確認書類
・源泉徴収票(自営業者・会社経営者の場合は3年分の確定申告書、決算書)
・間取り図、登記事項証明書など住宅の資料
が一般的な必要書類ですが金融機関によって提出を求められる書類が異なることがありますので、各金融機関の案内に沿って書類を準備することになります。
本審査に通過すると「借り入れ可能金額」や「金利」「保証料」などの各種条件が金融機関から通知されます。また、正式な融資実行日もこのタイミングで調整することになります。
ここまで進んだら金融機関は1つに絞り込まれているかもしれませんが、提示された条件に満足できない場合、無理にその銀行と契約する必要はありません。
住宅ローンはたくさんあります。住宅ローンの借り換えはいつでもできるので、最初からやり直すことも視野に、納得して借り換えできるように心がけることが重要です。
融資実行日などが決まったら、住宅ローンを借り入れている金融機関に借り換えに伴う全額繰上返済の希望を伝えることになります。「借り換え先の住宅ローンの資金が振り込まれるので、そのお金を使って借換前の住宅ローンの完済を行う、と言う手順です。
ここまで進めば借り換え先の金融機関が丁寧に手続きを案内してくれますので不安に思う必要はありません。
契約書にサインするなど契約を完了させ、前述の通り現在の住宅ローン返済口座に借り換え先から資金の振込みが行われ、現行の住宅ローンの一括返済して借り換え完了です。
登記手続きも必要になりますが、原則的には司法書士さんが手続きしてくれるので心配する必要はありません。司法書士も銀行に指定されることが多いので自分で探す必要もありません。
住宅ローン借り換えの手続きや借り換え審査に必要書類はどの金融機関の住宅ローンを選んでも大差はありません。(フラット35を除く)
同時に複数枚を取得していたり、コピーをしておけば、1つの金融機関に借り換え審査を申し込むのも、複数の金融機関に申し込むのも手間に大きな差はないでしょう。複数の金融機関に住宅ローン借り換え審査を申し込むことで選択肢を増やし、ぜひ月々の返済額や総返済額の削減を目指しましょう。
住宅ローン借り換え比較は 【最新】住宅ローン借り換えランキング をぜひ参考にしてみてください。
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