2022年8月22日
結婚、出産など様々なイベントが重なり、収入も増加傾向になる30代にマイホームの購入を検討されることも多いと思います。
厚生労働省のデータによると令和元年の平均初婚年齢は夫 31.2歳、妻 29.6歳となっており、結婚、出産などのイベントが30代に重なることが裏付けられています。
一方で独身世帯も急激に増えており、独身女性のマイホーム購入が増えているという報道も目に付くようになっています。
本ページでは人生最大の買い物であるマイホームと住宅ローンについて、30代の方々向けの情報を紹介していきます。
がんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる”がん50%保障”に加えて、精神障害を除く全ての病気や怪我を保障する“全疾病保障”も無料でセットされるauじぶん銀行の住宅ローン。
※新団信は2023年7月1日以降お借入れの方に適用金利が低いだけでなく、充実した無料の疾病保障サービスの魅力は他の住宅ローンとの競争から頭1つ抜け出しているとも言える状況で、申し込み先候補に加えておきたい住宅ローンです。今後、他のネット銀行が今後どのようにauじぶん銀行に対抗してくるかにも注目です。
目次
国土交通省が発表している「令和3年度 住宅市場動向調査」ではマイホームを初めて購入する方々の年代を調査しています。
この調査によると新築住宅を購入する年代は30代で他の年代を圧倒していることが分かります。
一方で中古住宅については40代の方に選択されている傾向も顕著になっています。
この国土交通省の調査からもマイホームを30代で購入するのが一般的と言えることがわかります。
同調査では、具体的なマイホーム購入年齢も調査しており、これによると注文住宅は40.0歳、分譲戸建てが37.2歳、分譲マンションが39.5歳となっています。(前述の図の一番右を確認ください)
この調査からわかるのは35歳で家を買うのは遅いどころか早いと言える結果になっていることです。
もちろん、あくまで平均ですので地域、年収、職業により違いは出てきますが、頭ごなしに『35歳で家を買うのは遅い』と否定的になる必要はなさそうです
住宅ローンの借入額は年収と密接に関連するため、まずは30代の平均年収を確認していきましょう。
国税庁が発表する「民間給与実態統計調査」によると全国平均で男性30‐34歳の平均年収458万円、35-39歳は518万円となっています。
全国平均の平均年収であるため、東京、大阪、横浜、名古屋などはこの平均年収より高い賃金となる傾向にあります。
本ページでは30代の年収を500万円として仮定し、各種試算をしていきます。
次に『30代の年収500万円』から住宅ローンの借入可能額を算出してみたいと思います。
今回は住宅ローン借入可能額について、SBI新生銀行のシミュレーションツールを活用してみたいと思います。
35年返済で3,750万円の借り入れが可能と算出されました。
SBI新生銀行の変動フォーカスで借り入れをした場合の月々の返済額は96,518円となり、現状の年収から考えると少し借りすぎといってよいでしょう。
金融機関のシミュレーションツールで算出できる借入可能額と実際に返済可能となる金額には差がある点に留意して、資金計画を作る必要があります。
40代、50代に向けて年収が伸びる一方で養育費などの支出も増えていくので、注意が必要です。
年収の5~6倍程度の借り入れを上限としておくと無理のない返済となる可能性が高まると言われています。年収500万円だと3,000万円程度ということになりますね。
39歳での借り入れでも完済時年齢が満80歳という一般的な住宅ローン契約が可能となるので、35年ローンでの借り入れ限度額を紹介したいと思います。
借入可能額 | |
300万円 | 1,290万円 |
400万円 | 3,000万円 |
500万円 | 3,750万円 |
600万円 | 4,500万円 |
700万円 | 5,250万円 |
800万円 | 6,000万円 |
次に頭金なしでのマイホーム購入が無謀なのか考えていきたいと思います。
こちらも頭金(自己資金)に関する調査があるので引用したいと思います。住宅金融支援機構が発表している「住宅ローン利用者の実態調査」によると物件金額に対して、100%以上の融資を受けている方が全体の10%程度いることがわかります。これは住宅ローン融資事務手数料や不動産仲介手数料も住宅ローンとして借り入れできるのが一般化しており、必ずしも頭金がないとマイホームを購入できない状況ではないことを表しています。(メガバンクはもちろん、auじぶん銀行やソニー銀行などのネット銀行も同様です)
ただし、物件の手付金などは住宅ローン融資実行前にキャッシュアウトするので何かしらの資金繰りがないとマイホームを購入することが難しい状況に変わりはありません。
がん50%保障と全疾病保障が無料でセットされる人気の住宅ローン。変動金利を中心として金利の低さも魅力。
インターネット銀行のソニー銀行の住宅ローン。電子契約に対応し、来店不要のネット完結型の住宅ローン。がん50%保障が無料で付帯。
ソニー銀行のがん団信50の特徴は、「保障料無料」、「”がんと診断されたら”というハードルの低い保険金支払い条件」。”入院”などではなく、”診断されること”が条件の疾病保障が費用負担なく付帯する点です。ソニー銀行ではがん団信100やワイド団信などの借り手が安心できる疾病保障を非常に魅力的な水準の保険料で提供していることにも注目です。
累計の住宅ローン実行額で8兆円を超えるネット銀行の住宅ローン。ポイントは「店舗で相談できるネット銀行の住宅ローン」だということ。
ライバルのauじぶん銀行や楽天銀行のようなネット銀行ではなかなか実現しにくい”店舗での相談サービス”を提供しながら、住信SBIネット銀行独自の「全疾病保障(所定の就業不能状態になった時に住宅ローン残高がゼロになる保険)」が無料で付帯、さらに2021年10月からは40歳未満方向けに3大疾病を無料で付帯するサービスも開始。これら疾病保障を利用した場合でも、金利上乗せはありません。住宅ローン(対面)は住宅ローンは、店舗で相談したい人・変動金利での借り入れ・借り換えを検討している人に候補に入れてほしい住宅ローンの1つです。
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