2024年10月28日
結婚、出産など様々なイベントが重なる時期でもあり、会社の中でのポジションがあがり、収入も増加傾向に入るのが30代です。
この時期にマイホームの購入を検討する人は非常に多く、30代は住宅ローンのメインユーザと言われています。
厚生労働省のデータによると令和元年の平均初婚年齢は夫 31.2歳、妻 29.6歳となっており、結婚、出産などのイベントが30代に入るころに集中しがちです。逆に、独身世帯も増えていて、例えば、独身女性のマイホーム購入も以前よりは増加傾向とされています。
このページでは、30代の人向けにマイホームの購入と住宅ローンの選び方に関する情報を紹介していきます。
auじぶん銀行は2024年12月の変動金利を年0.434%(全期間引下げプラン・物件価格の80%以内で新規借り入れの場合) という魅力的な金利で提供しています。
※物件価格の80%超で新規お借入れの場合、表示金利に年0.045%上乗せとなります。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
auじぶん銀行の住宅ローンは、ただ金利が低いだけでなく、がんに対する診断保障(がん50%保障団信)、精神障がいを除くすべての病気とケガによる就業不能(入院)に備える全疾病保障などを金利上乗せなしで利用することができます。
目次
国土交通省が発表している「令和5年度住宅市場動向調査」にマイホームを初めて購入する人たちの年代について記載があります。以下の通り、新築住宅を購入する年代は30代が圧倒的であることがわかります。中古住宅は40代の人に選択されている傾向も顕著です。
いずれにせよ、マイホームを30代で購入するのが一般的と言えることがわかります。
この調査では、さらに具体的なマイホーム購入年齢も調査しています。その調査によると注文住宅は44.8歳、分譲戸建てが38.2歳、民間賃貸が38.9歳となっています。(前述の図の一番右を確認ください)
30代と言っても10年間あるわけですが、この調査からわかるのは30代後半でマイホームを持つ人が多く、35歳で家を買うのは遅いどころか早いと言えます。
もちろん、これは、あくまでも平均値の話ですし、地域、年収、職業により違いは出てきますが『35歳で家を買うのは遅い』と否定的になる必要はありません。
借入額とは、購入したい住宅の価格や頭金、返済能力に基づいて金融機関から借りる金額のことです。一般的に、借入額は年収の5〜7倍が目安とされますが、頭金の有無やその他の負債、返済期間、金利なども影響します。また、借入額が大きすぎると返済負担が重くなるため、無理のない返済計画が重要です。
住宅ローンの借入額は年収と密接に関連するため、まずは30代の平均年収を確認していきましょう
国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると全国平均で男性30‐34歳の平均年収485万円、35-39歳は549万円となっています。
全国平均の平均年収であるため、東京、大阪、横浜、名古屋などはこの平均年収より高い賃金となる傾向にあります。
本ページでは30代の年収を500万円として仮定し、各種試算をしていきます。
次に『30代の年収500万円』から住宅ローンの借入可能額を算出してみたいと思います。
今回は住宅ローン借入可能額について、SBI新生銀行のシミュレーションツールを活用してみたいと思います。
35年返済で3,750万円の借り入れが可能と算出されました。
SBI新生銀行の変動フォーカスで借り入れをした場合の月々の返済額は96,518円となり、現状の年収から考えると少し借りすぎといってよいでしょう。
金融機関のシミュレーションツールで算出できる借入可能額と実際に返済可能となる金額には差がある点に留意して、資金計画を作る必要があります。
40代、50代に向けて年収が伸びる一方で養育費などの支出も増えていくので、注意が必要です。
年収の5~6倍程度の借り入れを上限としておくと無理のない返済となる可能性が高まると言われています。年収500万円だと3,000万円程度ということになりますね。
39歳での借り入れでも完済時年齢が満80歳という一般的な住宅ローン契約が可能となるので、35年ローンでの借り入れ限度額を紹介したいと思います。
借入可能額 | |
300万円 | 1,290万円 |
400万円 | 3,000万円 |
500万円 | 3,750万円 |
600万円 | 4,500万円 |
700万円 | 5,250万円 |
800万円 | 6,000万円 |
次に頭金なしでのマイホーム購入が無謀なのか考えていきたいと思います。
こちらも頭金(自己資金)に関する調査があるので引用したいと思います。住宅金融支援機構が発表している「住宅ローン利用者の実態調査」によると物件金額に対して、100%以上の融資を受けている方が全体の10%程度いることがわかります。これは住宅ローン融資事務手数料や不動産仲介手数料も住宅ローンとして借り入れできるのが一般化しており、必ずしも頭金がないとマイホームを購入できない状況ではないことを表しています。(メガバンクはもちろん、auじぶん銀行やソニー銀行などのネット銀行も同様です)
ただし、物件の手付金などは住宅ローン融資実行前にキャッシュアウトするので何かしらの資金繰りがないとマイホームを購入することが難しい状況に変わりはありません。
auじぶん銀行は、大手通信会社とメガバンクの出資によって設立されたネット銀行です。
住宅ローンの金利は金融業界でトップクラスの低さであり、無償で付けられる団体信用生命保険(団信)にも定評があります。
各種メディアの住宅ローンランキングでも、低金利と高い人気により、常に上位にランクインしています。
インターネット銀行のソニー銀行の住宅ローン。電子契約に対応し、来店不要のネット完結型の住宅ローン。がん50%保障が無料で付帯。
ソニー銀行のがん団信50の特徴は、「保障料無料」、「”がんと診断されたら”というハードルの低い保険金支払い条件」。”入院”などではなく、”診断されること”が条件の疾病保障が費用負担なく付帯する点です。ソニー銀行ではがん団信100やワイド団信などの借り手が安心できる疾病保障を非常に魅力的な水準の保険料で提供していることにも注目です。
累計の住宅ローン実行額で8兆円を超えるネット銀行の住宅ローン。ポイントは「店舗で相談できるネット銀行の住宅ローン」だということ。
ライバルのauじぶん銀行や楽天銀行のようなネット銀行ではなかなか実現しにくい”店舗での相談サービス”を提供しながら、住信SBIネット銀行独自の「全疾病保障(所定の就業不能状態になった時に住宅ローン残高がゼロになる保険)」が無料で付帯、さらに2021年10月からは40歳未満方向けに3大疾病を無料で付帯するサービスも開始。これら疾病保障を利用した場合でも、金利上乗せはありません。住宅ローン(対面)は住宅ローンは、店舗で相談したい人・変動金利での借り入れ・借り換えを検討している人に候補に入れてほしい住宅ローンの1つです。
本記事では、30代で住宅ローンを検討する際のポイントやオススメの住宅ローンについて詳しく解説しました。ライフステージや収入に合ったローンを選ぶことが、将来の安心につながります。ぜひこの記事を参考に、自分に最適な住宅ローンを見つけてください。
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