2026年7月11日
この特集ページでは岩手県に住んでいる人におすすめの住宅ローンを紹介しています。
岩手県には「岩手銀行」「北日本銀行」「東北銀行」の3つの銀行が岩手県内を営業エリアとして活動しています。銀行の規模としては岩手銀行が飛びぬけていていて、岩手銀行を追いかける形で北日本銀行と東北銀行が続いている状況です。
参考に「岩手銀行」「北日本銀行」「東北銀行」などの預金残高を紹介しておきます。岩手県にお住まいの人でも銀行の規模を意識することは少ないと思いますので、1つの参考材料としてください。
以下は、2024年9月末時点の各銀行の預金残高です。
| 預金残高 | |
| 岩手銀行 | 31,878億円 |
| 北日本銀行 | 14,015億円 |
| 東北銀行 | 9,109億円 |
| 盛岡信用金庫 | 2,657億円 |
北日本銀行と東北銀行の預金残高を足しても、さらに1.5倍して岩手銀行の残高と同じぐらいです。岩手県ではこのように岩手銀行の規模が非常に大きいことがわかります。
この特集ページで紹介する住宅ローンも同様で、岩手県には岩手銀行の住宅ローンを利用している人がたくさんいますし、これから住宅ローンを借りようと思っている人は、岩手銀行の住宅ローンを最初に思い浮かべる人が多いと思います。
最初に、岩手県の住宅ローン事情を考えるうえで避けて通れない岩手銀行の住宅ローンについて確認しておきましょう。
なお、都道府県を問わない住宅ローンのランキングはこちらのページで紹介していますので合わせて参照してください。

岩手銀行の住宅ローンの名前は「いわぎん住宅ローン」です。
さて、住宅ローン金利を確認してみましょう。2026年7月1日〜9月30日適用の店頭基準金利は、変動金利で年3.375%、当初10年固定金利で年4.550%となっています(岩手銀行公式サイトで確認)。ここから給与振込などの取引条件や審査結果に応じて金利が引き下げられる方式で、実際の適用金利(引下げ後金利)は人によって変わります。最新の引下げ後金利は公式サイトでご確認ください。
日銀の利上げを受けて全国的に住宅ローン金利が上がっていますが、それでも岩手銀行の場合、最大限の引下げを受けるには取引条件の積み上げと審査が必要で、条件を満たせないと割高な金利が適用されかねない点には注意が必要です。
当サイトで紹介する機会が多いauじぶん銀行の住宅ローン(岩手県に住んでいる人ももちろん利用できます)は、2026年7月時点で変動金利 年1.134%(全期間引下げ・物件価格80%以下の場合)と、取引条件の積み上げなしで業界トップクラスの低金利を提供しています(公式サイトで確認・金利は毎月見直されます)。
auじぶん銀行の住宅ローン金利は金融業界でトップクラスの低さであり、借入時50歳以下であれば、がん50%保障団信や全疾病保障といった疾病保障が無料で利用できるのも、家族の万一に備えたい子育て世帯にはうれしい魅力です。
また、auじぶん銀行はネット銀行なので、東京都に住んでいても岩手県に住んでいても、地域差はありません。平等に利用できる全国区の住宅ローンです。
岩手県に住んでいる人は、なかなかネット銀行の住宅ローンを利用しないと言われていますが、適用金利の差は総返済額にすると数十万円〜数百万円の差になって現れてきます。その差額はお子さまの教育費や家族旅行にも回せる金額です。地元の銀行の住宅ローンに固執するのはもったいないので、auじぶん銀行などのネット銀行の住宅ローンを選択肢に加えておくと良いでしょう。
・借り入れ期間が最長40年
・貸出金額が最大2億円
・事務手数料が1.1%で上限が550,000円
(2025年2月時点の商品説明書にもとづく整理です。最新の商品内容は公式サイトでご確認ください)
借入期間は一般的に最大35年とする金融機関が多い中、岩手銀行の住宅ローンは最長40年までだったり、事務手数料が1.1%かつ上限を550,000円までと設定するなど、ほかの金融機関と比べるとユニークな商品性の住宅ローンと言えるでしょう。
特にローン期間を40年まで伸ばすことができる点は、月々の返済額を抑える効果に加えて、借り入れ金額を伸ばす効果も期待できます。教育費のかかる時期と返済が重なるご家庭には、毎月の負担を抑えられる長期借入は検討の価値があります(そのぶん総返済額は増えるため、繰上返済との併用が前提です)。
貸出金額が最大2億円という点も金融機関の中では優位性があります。ただし、ネット銀行などと比較すると依然として金利水準はやや高めと言わざるを得ません。
auじぶん銀行の住宅ローンであれば基本となる金利も低く、加えて保証料もかかりません。事務手数料は高めですが、がん50%保障というがんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる疾病保障が無料でセットされています。
金利だけでなく疾病保障に対する備えの面でも、ネット銀行の住宅ローンの方が優れている状況なので、岩手県内の銀行や信金だけを候補にするのではなく、全国で提供されるネット銀行の住宅ローンは少なくとも選択肢の1つに加えるようにしてください。
岩手銀行ではフラット35の取り扱いもあります。フラット35は全国共通の仕組みですが、適用金利や融資事務手数料は申込先の金融機関によって異なるため、どこから申し込むかで総支払額が変わってきます。
参考として、住宅金融支援機構が公表している2026年7月のフラット35(買取型)の最多金利は年3.14%(返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下・団信あり)、返済期間20年以下は年2.82%です(前月比マイナス0.07%と4カ月ぶりの低下。住宅金融支援機構公式で確認)。
岩手県にはフラット35取扱い最大手のSBIアルヒ(旧アルヒ)の店舗もあります。SBIアルヒは16年連続でフラット35取り扱い実績1位(2025年度実行件数シェア27.7%・2026年5月公表)の住宅ローン専門金融機関で、店舗で専門スタッフに相談しながら申し込める安心感が魅力です。
※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ)
融資事務手数料は借入額の2.20%(税込・最低22万円)が基本ですが、Web申込+電子契約の利用で1債権あたり33,000円の割引キャンペーンが実施されています(2026年3月2日〜2027年3月31日)。
一方、地方銀行のフラット35は事務手数料が定額で安く設定されている場合があります。「金利」と「事務手数料」の両方を合わせた総支払額で比較するのがポイントです。借入額が大きいほど金利差の影響が大きくなり、借入額が小さいほど手数料差の影響が相対的に大きくなります。それぞれの最新条件を公式サイトで確認したうえで比較しましょう。
なお、SBIアルヒでは頭金の割合に応じて金利が引き下がる「スーパーフラット」という独自商品も取り扱っており、自己資金を多めに用意できるご家庭はより有利な条件でフラット35型のローンを利用することが可能です。
岩手県を地盤とする銀行・信用金庫の住宅ローンは、店頭基準金利から取引条件に応じて引き下げる方式が中心で、適用金利は条件・審査によって一人ひとり異なります。2024年以降の日銀の利上げを受けて各行とも金利改定が続いているため、個別の金利は必ず各金融機関の公式サイトで最新値を確認してください。
| 金融機関 | 主な住宅ローン | 最新金利 |
| 岩手銀行 | いわぎん住宅ローン(変動・固定選択)/フラット35 | 公式サイトで確認(店頭基準金利:変動 年3.375%・2026年7月〜9月適用) |
| 北日本銀行 | 住宅ローン(変動・固定選択)/フラット35 | 公式サイトで確認 |
| 東北銀行 | 住宅ローン(変動・固定選択)/フラット35 | 公式サイトで確認 |
| 盛岡信用金庫 | 住宅ローン(変動・固定選択) | 公式サイトで確認 |
ネット銀行と比較すると、取引条件を積み上げないと大きな引下げを受けられない地銀の住宅ローンは、依然として割高になりやすい構造です。別途保証料が必要な場合が多いことも考えると、地元の銀行だけで決めてしまわず、必ずネット銀行と並べて比較することをおすすめします。
注文住宅でマイホームを建てる場合、土地購入代金や建物建築費用(着工時・上棟時・引渡し時)の支払いが必要となります。通常の住宅ローンは、住宅が完成してから契約して利用することになりますが、それまでの中間の支払いに対応するのがつなぎ融資です。 地銀もつなぎ融資には対応していますが、住宅ローンの金利・手数料・疾病保障などの条件を考えるとネット銀行などが提供する全国区の住宅ローンを利用した方が有利なケースが多くあります。以下に住宅ローン金利や条件が優れていて、かつ、つなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローンを3つ紹介しておきます。
SBI新生銀行はアプラスと提携しつなぎ融資を受けることができ、ARUHIは独自のつなぎ融資を提供しています。
次に岩手銀行・auじぶん銀行も含めて岩手県で利用可能な住宅ローンを紹介したいと思います。auじぶん銀行に限らずインターネット銀行の住宅ローンは、岩手県に住んでいても全く問題なく利用できます。住宅ローン相談は対面で担当者と行いたいと思っている方でも、ネット銀行では近年zoomなどを使ったリモートでの対面相談もできる環境整備が進んでいますので食わず嫌いせずに是非前向きに比較することをおすすめします。
※都市部では住宅ローンの金利引き下げ競争が進み、ネット銀行と大手銀行が凌ぎを削っていますが、地方では住宅ローンの金利引き下げ競争が激化していません。競争が進まないということは私たち消費者にとってメリットはありません。金利が高くても利用してくれる人が多ければ銀行は金利を必要以上に下げることがありません。わざわざ大事なお金を高い利息にあてるのは、ご家庭の家計にとって非常にもったいないことだと思います。
| 金融機関名 | 住宅ローン金利 | 一部繰上 返済手数料 |
保証料 |
|---|---|---|---|
| auじぶん銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料(※) |
| SBI新生銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| ソニー銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| アルヒ | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| ドコモの銀行(旧・住信SBIネット銀行) | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| みずほ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 三菱UFJ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 三井住友銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 岩手銀行 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 北日本銀行 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 東北銀行 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 盛岡信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 東北ろうきん | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| JAバンク岩手 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
※auじぶん銀行の住宅ローンは、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません。
上記のネット銀行の住宅ローンの金利を確認するとすぐにわかるのですが、岩手県内の住宅ローンの金利は、ネット銀行の住宅ローンに比べて高くなりがちで、人気を集める変動金利では特にその差が出やすい状況です。
地方の経済を支える役割を担う地方銀行や信用金庫は、地域住民にとって優れた金融サービスを提供し続ける役割があるはずですが、住宅ローンに関しては残念ながら最新の住宅ローンとの差はまだまだ大きいと言わざるを得ないので今後の商品性の向上に期待したいところですね。
地方銀行を動かすには地域住民が動く必要があります。地域住民が金融サービスを選び、地銀がのんびりできない環境が醸成された地域から発展していくものです。そして、良い金融サービスを選ぶことはご自身とご家庭の将来の生活にとっても非常に有意義です。
しっかりと住宅ローンを比較検討して自分と家族の将来を考えた住宅ローン選びを心がけましょう!
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