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山形県でおすすめの住宅ローン比較ランキング/山形銀行、荘内銀行、きらやか銀行の金利は?

2025年2月24日

この特集ページでは山形県にお住まいの方におすすめの住宅ローンを紹介したいと思います。

山形県は中規模の地方銀行が3つも営業していて、他の都道府県のように圧倒的なシェアを占めるような銀行がありません。山形銀行が預金・融資共に1位ですが、2位のきらやか銀行、3位の荘内銀行をたせば山形銀行以上の規模になります。荘内銀行は北都銀行と、きらやか銀行は仙台銀行と経営統合しており、グループとしては非常に大きな規模です。

ということで、山形県の主要な銀行・信用金庫・信用組合の預金と貸出金などの情報を一覧化してみましたので確認してください。山形銀行が1位ですが、2番手・3番手との差はそれほど大きくはありません。信用金庫・信用組合は地場密着型の小規模な信用金庫が狭いエリアで営業しています。

 預金貸出金店舗数(本店所在地)
山形銀行2兆7,483億円1兆8,011億円84(山形市)
荘内銀行1兆3,064億円9,482億円87(鶴岡市)
きらやか銀行1兆2,730億円9,818億円117(山形市)
鶴岡信用金庫2,091億円809億円13(鶴岡市)
米沢信用金庫1,624億円697億円13(米沢市)
山形信用金庫1,338億円846億円13(山形市)
新庄信用金庫774億円420億円8(新庄市)
北郡信用組合1,060億円576億円11(村山市)

※2024年9月現在

断トツの銀行は存在しないので、山形県の中でもそれぞれの銀行が強いエリアや弱いエリアがあり、山形市付近であれば山形銀行、鶴岡市付近(庄内地方)であれば荘内銀行、県内全般で薄く広くきらやか銀行という構図になっています。山形県の中でも住んでいるエリアで利用している人が多い金融機関の傾向が違うのも山形県の銀行事情の特徴と言えるかもしれません。

なお、都道府県を問わない住宅ローンのランキングはこちらのページで紹介していますので合わせて参照してください。

まずは、山形銀行と荘内銀行の住宅ローンをチェックしてみましょう。

山形銀行の住宅ローン

山形銀行の住宅ローンは、良くも悪くも普通の地銀の住宅ローンという印象で、これと言った特徴は見当たりませんでした。ただ一方で、疾病保障関連のラインナップが充実していることが特徴と言えます。

ホームページを見ても住宅ローンの適用金利に関する情報を見つけることができませんでした。基準金利は確認できるので参考にはならないと思いますが、念のため紹介しておきます。

山形銀行の主力商品の金利選択型「オーダーメイド」の特徴は40年返済を選択することができます。住宅ローンの借り入れ期間の上限は35年と設定している金融機関がほとんどですので、40年返済を選ぶことで月々の返済金額を抑えることができる点と、それによって借り入れ可能額を伸ばせる商品性は優位性があります。なお、最新の金利についてはホームページでは確認不能ですが、変動金利が0.9%・10年固定金利は1.3%程度ではないかと思います。(過去に掲載されていた金利水準から推測したものです)

住宅ローンはインターネットから申し込むのが当たり前の時代に、適用金利をホームページに載せていない銀行の住宅ローンは、なかなか利用しようという気持ちにはなれませんね。
商品性はいわゆる昔からあるような住宅ローンですし、金利も魅力的な水準ではありません。あくまでも地域密着ブランドで勝負しているような印象です。

荘内銀行の住宅ローン

荘内銀行の住宅ローンもラインナップが充実していることが特徴ですね。

ただ、荘内銀行も公式サイトから住宅ローンの適用金利を発見することができませんでした。山形銀行と同じように基準金利は掲載されていますが・・・。

住宅ローンはネットで比較することが常識になりつつあるのに・・・というしか言えません。

荘内銀行の住宅ローンのラインナップ

各都道府県には各地方ごとにトップに君臨する地方銀行がありますが、山形銀行の規模は各都道府県のトップバンク同士を比較した場合、かなり小規模です。住宅ローンをみても特徴らしい特徴を打ち出せていませんし、山形県は全国の都道府県の中で受けられる金融サービスの水準が低いのではないかと思います。

当サイトでおすすめしている「auじぶん銀行」の住宅ローンの場合、保証料はかかりません(審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません)し、50歳以下であればがん50%保障というがんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる疾病保障が無料でセットされているにも関わらず、低金利を実現しています。

山形銀行の住宅ローン金利は店舗でスタッフに質問して教えてもらうことになると思いますが、ネット銀行を含めた金利比較は必ず行うようにしましょう。

ネット銀行は山形県に住んでいても問題なく利用できますので最初から選択肢から落とすことの無いようにしましょう。

山形県に限らず、地方に住んでいる人はネット銀行をあまり利用しない傾向があります。

家の近くに支店がある地元の地方銀行の口座や住宅ローンを利用する傾向が強いわけですが、インターネット銀行はどこからでも平等に使えるという点が何よりも大きなメリットの1つです。
地方でも首都圏でも変わらぬサービスを受けられるということを忘れないで欲しいですし、本来は地方在住の人にこそ利用価値があるということを忘れないで欲しいと思います。
金利の低い商品を選択することが、将来の返済額を抑え、場合によっては数百万円の差につながることもあるのです。

山形県で利用可能なフラット35を比較

公的な住宅ローンで人気のフラット35はもちろん山形県でも底堅い人気があります。

フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する長期固定金利の住宅ローンです。最大35年間、借入時に決定した金利が変わらないため、返済計画が立てやすく、金利上昇リスクを避けられます。

山形県で賢くフラット35を利用するための比較表を用意しました。比較表では山形県を地盤とする地域金融機関と全国区で営業をしているアルヒをまとめてみました。

 フラット35の金利事務手数料(税込)
山形銀行年2.140%77,000円
荘内銀行年2.140%77,000円
きらやか銀行年2.140%55,000円
鶴岡信用金庫年2.140%55,000円
アルヒ年1.820%1.10%※

※ARUHIダイレクトを利用した申し込み・契約の場合(ARUHIスーパーフラットの新規借り入れは除く)

山形県を地盤とする地銀では、フラット35の事務手数料を定額としているところが多く、他の都道府県と比較して低く抑えられていると言ってよいでしょう。比較した金融機関の中でもっとも事務手数料が高かったのはARUHIです。山形銀行、荘内銀行、きらやか銀行のの方が事務手数料は安いですが、金利が大きく違うのでトータルコストで判断しましょう。

また、ARUHIでは頭金を20%以上用意した際に金利が最大で年0.2%以上安くなるARUHIスーパーフラットという独自のフラット35も取り扱いをしています。

ARUHIではつなぎ融資の取り扱いもしているので、注文住宅を建てる際にも頼もしい存在です。

商品性に差がつきにくいフラット35においても、地銀ではなくて全国区のARUHIを検討したいですね。

ARUHIスーパーフラットなら低金利!

国内では取扱金融機関が少ないフラットの「保証型」ですが、フラット35取扱最大手のSBIアルヒでは「保証型のフラット35・ARUHIスーパーフラットを積極的に取り扱っています。通常のフラット35との比較で約年0.1%割安な金利で利用可能なケースもあります。また、借り換え専用のスーパーフラットもあります。フラット35の利用を検討中の人はARUHIスーパーフラットを検討候補に入れておくと良いでしょう。

なお、WEB申込でも事前審査の結果は1営業日~2営業日で完了するため、審査スピードも速いのですが、繁忙期など、利用者全体の申込状況により時間がかかることもありますので、時間がない人や急ぎたい人は早めに手続きしておくことをおすすめします。

詳細・最新金利・店舗一覧はこちら

また、住信SBIネット銀行でも「保証型」のフラット35を提供しています。こちらも通常のフラット35より低い金利で借り入れ可能フラット35を検討している人は確認しておくようにしてください。

最新金利の確認はこちら

つなぎ融資が必要な人におすすめの住宅ローン

注文住宅でマイホームを建てる場合、土地購入代金や建物建築費用(着工時・上棟時・引渡し時)の支払いが必要となります。通常の住宅ローンは、住宅が完成してから契約して利用することになりますが、それまでの中間の支払いに対応するのがつなぎ融資です。 地銀もつなぎ融資には対応していますが、住宅ローンの金利・手数料・疾病保障などの条件を考えるとネット銀行などが提供する全国区の住宅ローンを利用した方が有利なケースが多くあります。以下に住宅ローン金利や条件が優れていて、かつ、つなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローンを3つ紹介しておきます。

 

SBI新生銀行はアプラスと提携しつなぎ融資を受けることができ、ARUHIは独自のつなぎ融資を提供しています。

 

ソニー銀行の住宅ローン詳細はこちら

SBI新生銀行の住宅ローン詳細はこちら

ARUHIのフラット35詳細はこちら

山形県で利用可能な主な住宅ローン一覧

すでに首都圏などの都市部では住宅ローンの金利引き下げ競争が進み、ネット銀行と大手銀行が凌ぎを削っていますが、正直、山形県では住宅ローンの金利引き下げ競争が激化していない印象しかありません。競争が進まないことは私たち消費者にとってはデメリットでしかありません。

特に山形県はその傾向が強いようなのでなおさらネット銀行の住宅ローンの利用を検討する価値がありそうです。

金融機関名住宅ローン金利一部繰上
返済手数料
保証料
auじぶん銀行最新の金利を確認無料無料(※)
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)最新の金利を確認無料無料
SBI新生銀行最新の金利を確認無料無料
ソニー銀行最新の金利を確認無料無料
楽天銀行(フラット35)最新の金利を確認無料無料
楽天銀行(金利選択型)最新の金利を確認無料無料
アルヒ最新の金利を確認無料無料
住信SBIネット銀行最新の金利を確認無料無料
みずほ銀行最新の金利を確認無料有
三菱UFJ銀行最新の金利を確認無料有
三井住友銀行最新の金利を確認無料有
山形銀行最新の金利を確認有料有
荘内銀行最新の金利を確認有料有
きらやか銀行最新の金利を確認有料有
鶴岡信用金庫最新の金利を確認有料有
東北ろうきん最新の金利を確認有料有
JAバンク山形県最新の金利を確認有料有

※auじぶん銀行の住宅ローンは、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません。

荘内銀行だけでなく、きらやか銀行・鶴岡信用金庫も住宅ローンの最新金利情報の一覧情報は見つけられませんでした。金利に自信がないから載せないのか、店舗に来て確認しろと言いたいのかはわかりませんが、1歩・2歩どころか10歩ぐらい遅い金融サービスしか提供できていないのではないかと疑いたくなるほどです。

地方の経済を支える役割を担う地方銀行や信用金庫は、地域住民にとって優れた金融サービスを提供し続ける役割があると考えています。地方銀行の提供する住宅ローンに関しては残念ながら最新の住宅ローンとの差はまだまだ大きいと言わざるを得ず、今後の商品性の向上に期待したいところですね。

地方銀行を動かすには地域住民が動く必要があります。山形県に住んでいる人たちがネット銀行をどんどん利用するようになれば、3つの地銀は慌てるようになるかもかもしれません。

もちろん、良い金融サービスを選ぶことはご自身とご家庭の将来の生活にとっても非常に有意義です。しっかりと住宅ローンを比較検討してお得な、そしてご自身にあった住宅ローン選びを心がけましょう!

マイホーム・住宅ローンに関する関連リンク集

  • 国土交通省(住宅金融支援機構を所管)住宅に関する取り組みや制度
  • フラット35公式サイト(フラット35の全般について)
  • 住宅金融支援機構(住宅に関する優遇制度や各種対応)
  • 日本銀行時系列統計データ(金利推移などの統計データ確認)

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