ソニー銀行の固定セレクト住宅ローンのメリット・デメリットは?

2019年2月13日

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ソニー銀行の固定セレクト住宅ローンのメリット・デメリットは?

2018年10月にソニー銀行が新商品・固定セレクト住宅ローンの取扱いを開始しました。

 

固定セレクト住宅ローンは当初固定期間の金利を引き下げるタイプの住宅ローンです。住宅ローン契約直後からの当初固定期間の金利の引き下げ幅を拡大し、当初固定期間終了後の金利引き下げ幅が縮小される住宅ローンは住宅ローン業界全体としては珍しい商品ではありません

 

 

ソニー銀行は日本で初めて住宅ローンを取り扱ったインターネット銀行です。

ソニー銀行では、15年以上も住宅ローンを取り扱っていますが、これまで当初固定金利タイプの当初期間の金利を引き下げるタイプの住宅ローンを取り扱ってきませんでした。そのソニー銀行が取り扱い始めたということが大きなインパクトと言えます。

 

ソニー銀行の3つの住宅ローンの違い

固定セレクト住宅ローンを取り扱い始めたことでソニー銀行は住宅ローン・変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローンの3種類の住宅ローンを取り扱うことになりましたので、それぞれの商品性の違いについて確認しておきましょう。

住宅ローン変動セレクト住宅ローン固定セレクト住宅ローン
事務手数料(税込)43,200円借入金額×2.16%借入金額×2.16%
保証料無料無料無料
繰上返済手数料無料無料無料
団信保険料無料無料無料
ATM手数料無料無料無料
他の銀行からの資金移動無料無料無料
変動→固定への金利変更手数料無料無料無料
借入時の金利タイプ変動金利または固定金利変動金利当初10年・15年・20年固定のいずれか
借入期間1年以上35年以下1年以上35年以下10年以上35年以下
適用金利基準金利から1.0%の引き下げ変動金利:基準金利から1.3%の引き下げ

固定金利:基準金利から0.9%の引き下げ

固定期間中:基準金利から年1.3%の引き下げ

固定期間終了後:基準金利から年0.6%の引き下げ

3つの住宅ローンの違いはそれほど複雑ではありません。

固定セレクト住宅ローンは事務手数料が融資金額の2.16%(税込)かかる分、当初固定期間中の固定金利がぐっと引き下げられる商品です。

そもそも、このタイプの住宅ローンは、ネット銀行はもちろんメガバンクや地方銀行でも取り扱っていますし、すでに他の銀行ではこのような金利タイプの商品が主力とも言えますので、ソニー銀行が固定セレクト住宅ローンを提供したことで、ソニー銀行と他の銀行の当初固定タイプの住宅ローン金利が今までよりも比較しやすくなりました。

 

どんな人におすすめ?メリット・デメリットは

固定セレクト住宅ローンは当初固定期間の金利が低いというメリットがある代わりに当初固定期間終了後の金利が高いと言うデメリットがあります。また、事務手数料も融資金額の2.16%(税込)とソニー銀行の住宅ローンの43,200円に比べると高額です。

それらのメリット・デメリットを踏まえると以下のような人におすすめしやすい住宅ローンと言えます。

 

  • 残りの借り入れ期間が10年~20年程度で借り換えを検討している人
  • 金利上昇リスクを10年間排除しつつその間に繰り上げ返済を積極的に進めて住宅ローンの早期の返済を目指している人
  • 10年~20年間、低金利で金利を固定して返済し当初期間終了前後のタイミングで住宅ローンの借り換えることも視野に入れられる人
  • (ソニー銀行の通常の住宅ローンと比較して)事務手数料が高額になるので、自己資金・頭金用の資金を準備できる人

選べる固定期間は?

一般的な金融機関の場合、当初固定金利タイプの固定期間は2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年から選択できますが、ソニー銀行の固定セレクト住宅ローンは10年・15年・20年の3種類から選ぶ必要があります。

※2年~7年という短い期間の金利を極端に低く見せて客寄せパンダのような扱いにしている金融機関をよく見かけますが、20年・30年・35年という長い間返済を続けることになる住宅ローンにおいて、最初の数年間の金利だけ低くてもあまり意味がありません。そういった観点で、10年・15年・20年の3種類の固定期間に絞り込んでいるソニー銀行はわかりやすく、利用者にとってメリットがある住宅ローンを提供していると言えます。

 

金利適用ルールを再確認

事務手数料と金利適用ルール以外の商品性は同じということもあり、比較ポイントは適用される金利になります。ソニー銀行のホームページにわかりやすい金利適用のルールが掲載されていましたので参考までに紹介しておきますので、今一度確認しておくようにしましょう。

ソニー銀行の住宅ローンの金利適用ルール

ソニー銀行は2018年4月にAIを使った住宅ローン審査の運用を開始、2018年9月にはがん50%保障特約付き団信の提供、そして今回の固定セレクト住宅ローンの取扱開始と2018年に入って住宅ローンの商品性を大幅に改定・強化しています。

 

日本で初めて住宅ローンの取扱いを始めたソニー銀行が商品内容を大幅に改定したことで、住信SBIネット銀行やじぶん銀行の住宅ローンとのネット住宅ローンの競争が激化していくことになりそうです。

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