2024年9月7日
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行・大手地銀・ネット銀行と日本には数多くの金融機関がありますが、日本でもっとも住宅ローン残高が多い(住宅ローンを貸し出している金融機関は三菱UFJ銀行です。
※「住宅ローン残高」とは、その金融機関が個人に対して融資している住宅ローンの総額を指します。具体的には、銀行などの金融機関が住宅購入やリフォームなどを目的に貸し出した資金のうち、まだ返済が完了していない全てのローンの合計残高です。
三菱UFJ銀行は、日本最大のメガバンクであり、三菱UFJフィナンシャル・グループの中核を担う銀行です。国内外に幅広いネットワークを持ち、個人向けの銀行業務から法人向けの金融サービス、国際的な事業までを展開しています。預金、融資、投資、資産運用など多岐にわたるサービスを提供し、信頼性と安定性の高さが特徴です。
この記事では、三菱UFJ銀行などの大手銀行が公表するIR情報・ディスクロージャー誌を参照して主要金融機関の住宅ローン残高を調査してみました。
※ランキングとして表示しているのは「三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行」の5つの銀行までです。それ以下は近年人気を集めているネット銀行などの住宅ローン残高を参考までに紹介しています。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行の5行が国内の住宅ローン利用者が多い銀行トップ5です。
まず初めに2023年3月期末の残高ランキングです。
住宅ローン残高 2023年3月末時点 (億円) |
|
---|---|
三菱UFJ銀行 | 139,177 |
三井住友銀行 | 110,142 |
三井住友信託銀行 | 104,615 |
りそな銀行 | 84,990 |
みずほ銀行 | 77,717 |
住信SBIネット銀行 | 52,959 |
ソニー銀行 | 29,926 |
SBI新生銀行 | 11,117 |
1位は三菱UFJ銀行、2位は三井住友銀行です。
大手銀行の住宅ローン残高の減少が目立っていますが、依然として三菱UFJ銀行がやはり頭一つ抜けていることがわかります。
その他の4つの金融機関はほぼ横並びの状況ですが、大手銀行の住宅ローンの中で大きく残高を増やしているのが三井住友信託銀行です。
三井住友信託銀行が大きく残高を増やしている理由は、子会社のネット銀行である住信SBIネット銀行が代理店として三井住友信託銀行の住宅ローンを販売しているためです。住宅ローン業界におけるネット銀行の躍進は目覚ましく、大手銀行の住宅ローン残高の減少は、住宅ローン利用者がネット銀行に流れていることの証明ともいえます。
親会社の住宅ローン残高を押し上げている住信SBIネット銀行はもちろん、ソニー銀行やSBI新生銀行も堅調に残高を伸ばしていることからもわかります。
2016年のマイナス金利政策の影響で金利が急激に下がったため、住宅ローンの借り換えは一巡したと言われていますが、古くから住宅ローンを取り扱っている大手銀行で住宅ローンを借り入れている人がこれだけいるわけで、まだまだ住宅ローンの借り換えを行っていない人が多いとも言えます。
これだけ金利が低下しているなかで5年以上前に住宅ローンを借りてそのままにしている人は、結果的に金融機関にお金をあげている(払う必要がない額の利息を支払っている)ようなものなので、もったいないとしか言いようがありません。
今月の注目住宅ローン
今月のおすすめ特集
各社住宅ローンの金利速報
サイト更新情報
2024.09.14
2024.09.14
2024.09.13
2024.09.13
2024.09.13
2024.09.13
2024.09.13
2024.09.13
2024.09.08
2024.09.08
住宅ローンの基礎
住宅ローンの審査特集
職業別の住宅ローン審査
年収別の住宅ローン審査
地域別おすすめ住宅ローン
取扱銀行一覧
執筆・監修者
Copyright © Izit Inc. 2013 - 2024
Copyright © Izit Inc. 2013 - 2024