銀行が重視している住宅ローンの審査項目とその内容とは?

2018年8月20日

news-icon01

銀行が重視している住宅ローンの審査項目とその内容とは?

民間金融機関と協力しフラット35を提供している住宅金融支援機構とが2017年12月19日に「2017年度 民間住宅ローンの貸し出し動向調査結果」を発表しました。これは住宅ローンを取り扱う金融機関に対して住宅金融支援機構が2017年7月1日から2017年9月30日までの間にアンケート調査を実施したもので都市銀行、地銀、信用金庫など全国311の金融機関がアンケート調査に回答をしています。

この調査結果では

・審査内容や基準の変化

・最近、重視度が増していると考えられる審査項目

・審査の所要機関、審査事務に関する事項

という項目が設けられ、住宅ローン審査について調査されています。
今回はこのアンケート調査の中で金融機関が回答した住宅ローン審査に関するものをご紹介し、具体的な金融機関に当てはめ事例をご紹介していきたいと思います。

金融機関の住宅ローン融資に対する姿勢について

14ページ目の住宅ローンへの取り組み姿勢にいては、80%弱の金融機関が住宅ローン貸し出しに積極的と回答していますが、前年度からは減少しています。企業向け融資が伸び悩む中、金融機関が住宅ローンを有力な資金貸し出し先をみなしている方向性に変わりはない一方でマイナス金利政策で住宅ローンというサービスの収益が低下していることも影響しているのかもしれません。

金融機関の住宅ローン貸し出しに対する取り組み姿勢

 

1.住宅ローン審査内容や審査基準の変化について

33ページ目の審査内容の変化については、住宅ローンの本を審査に関して金融機関に求められる自己資本規制など深い物環境の変化により審査内容や審査の基準に変化があったかと言う問いに対し、全体の67.2%がほとんど変わらないと回答、全体の6.2%がやや緩和もしくは緩和したと回答しました。
2016年は日銀のマイナス金融政策など経済状況が大きく変化をしましたが、金融機関の回答を見る限り住宅ローンの審査基準にはあまり影響がないと言えそうです。

 

2.最近、重視度が増している住宅ローン審査項目について

前年度より担保重要度が増している項目は返済負担率と返済途上での返済能力の変化となり、いずれも所得・年収に関するもので、なかなか年収があがらない社会背景の中で継続的な返済が可能かを重視する金融機関の審査が厳格化している可能性もあります。一方、物件の時価の審査項目が急激に低下しており、アベノミクス・マイナス金利政策による不動産価格の上昇が影響しているのかもしれません。

審査項目構成比(前年度)コメント
返済負担率(毎月返済額/月収)61.8%(61.3%) 金融機関がもっとも重視しているのは収入に関するものでした。毎月の住宅ローンの返済をしっかり行ってもらうため当然なのかもしれませんね。

返済負担率はフラット35を所管する住宅金融支援機構が詳しく審査基準を開示しています。

詳細は 住信SBIネット銀行の住宅ローンはいくらまで借り入れできる? を参考にしてください。

職種、勤務先、雇用形態44.7%(48.0%) 一般的には正社員・サラリーマン以外の住宅ローン審査に通ることは難しいとされています。しかし金融機関ごとに自営業(個人事業主)、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトに対する審査基準は異なっています。この審査基準をしっかり理解し、金融機関選びをしましょう。

詳細は 住宅ローン 審査基準を比較!審査に通りやすい銀行は?を参考にしてください。

借り入れ者の社会属性33.3%(30.7%) 年齢、性別、勤め先の規模、配偶者有無も審査時にチェックされているようですね。
借入比率(借入額/担保価値)31.7%(30.3%) 多くの金融機関で100%を超える借入比率が実現しますが、新生銀行のように100%と明示している銀行もあります。
返済途上での返済能力の変化24.3%(24.0%) 住宅ローン借り換え時にも前年度の年収や負担率もしっかり審査されているようですね。
預貯金・資産の保有状況23.0%(22.7%) 預貯金がない家庭も増えているとされており、こうした社会の動きも影響しているのかもれません。
担保物件の時価14.9%(12.7%) 国内不動産価格の底打ちにより金融機関が住宅ローン融資をする際に担保価値をそれほど気にしなくてよい不動産市況が背景になるのかもしれません。
特になし20.4(21.0%) -

なお、今回の調査では項目として出ていませんが、住宅ローン審査には団体信用生命保険(以下;団信)の加入審査もあり、健康状態も住宅ローン審査に重要な項目となります。

 

3.住宅ローン審査の所要期間に関して

住宅ローンの本審査に関する申し込みから結果回答に関する所要期間に関しては全体の44.6%が2営業日以内に回答としています平均では3.2営業日となっており住宅ローンの本審査自体の時間はかなり短縮されている印象を受けます。

住宅ローン本審査期間

しかしながら住宅ローン審査に必要な各種書類の収集や書類記入などの所要時間などをトータルすると住宅ローン契約は数週間の時間を要するのが一般的なようです。

 

現在、国内で最短で住宅ローン契約ができるのはじぶん銀行です。ネット完結型という特徴を生かし、最短10日で住宅ローン契約が完了します。これは必要書類はスマホなどで撮影し、じぶん銀行のホームページ上からアップデートする方式を採用、契約書も電子化するなどにより実現しています。

 

 

 


サイト更新情報

住宅ローンの基礎

住宅ローンの借り換え

住宅ローンの審査特集

職業別の住宅ローン審査

年収別の住宅ローン審査

地域別おすすめ住宅ローン

取扱銀行一覧

トップに戻る