2023年1月10日
このページではSBIマネープラザで申し込める住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)の評判やデメリットについて解説しています。
※住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)は2021年9月までミスター住宅ローンREALという商品名で販売されていた住宅ローンです。
SBIマネープラザは、インターネットを活用した最先端の金融サービスを提供するSBIグループの各社が提供しているサービスを実店舗で提供する役割を担っている企業です。
主要都市を中心に全国各地に店舗があるだけでなく、地銀との共同店舗の出店にも積極的で2022年6月時点で全国に24店舗も地銀との共同店舗を出店しています。最近では2021年12月にSBI新生銀行もSBIグループの仲間入りしているのでSBI新生銀行との連携にも注目です。
住宅ローンの話に戻します。SBIマネープラザでは、住信SBIネット銀行が提供する「住宅ローン(対面)」を専門スタッフと対面相談しながら申し込むことができます。住宅ローン以外にも「株」「保険」「相続・事業継承」「決算・節税対策(オペレーティングリース)」など、中小企業の経営者や個人事業主のためのサービスも提供しています。
住信SBIネット銀行はインターネット専業銀行なので、基本的に住宅ローンはネットから申し込むことになります。ネット銀行ならではの低金利で人気を集めているのが住信SBIネット銀行の住宅ローンですが、SBIマネープラザでは、ネット銀行が提供する低金利の住宅ローンをプロにアドバイスしてもらいながら申し込むことができるのが大きなメリットです。評判も上々で年間数百億円単位の住宅ローンの申し込みを受け付けています。
SBIマネープラザで取り扱っている住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)です。この住宅ローンは住信SBIネット銀行のホームページで申し込めるネット専用住宅ローンよりも疾病保障が充実(スゴ団信)しているにも関わらず、住宅ローン(対面)の方が最優遇金利が低く設定されていることがあります。今月も変動金利タイプなど、住宅ローン(対面)の方が低くなっています。
なお、SBIマネープラザの店舗のうち、住宅ローンが相談できる店舗は都市部を中心に全国で9店舗(2023年1月現在)しかありませんので、住宅ローンを相談したい人は、ご自分が移動できる場所に住宅ローンに対応した店舗があるかを確認しておくようにしましょう。
なお、2022年5月にSBIマネープラザでの住宅ローン累計取扱額は8,000億円を超えています。しかも、2021年10月~5月の8か月で1,000億円もの住宅ローンを貸し出しており、融資スピードが徐々に早くなっていますね。
「住宅ローン(対面)」は、住信SBIネット銀行が店舗申込専用で開発した住宅ローンです。SBIマネープラザは、銀行代理業者として住宅ローン(対面)を案内・販売しています。
ネット専用の住宅ローンと、店舗で取り扱っている対面型の住宅ローンとでは、ネット専用の住宅ローンのほうが条件が良さそうなイメージをお持ちの方が多いかと思います。実際にメガバンクなどではネット専用の住宅ローンのほうが好条件のことが多いですが、今月の住宅ローン(対面)の変動金利は住信SBIネット銀行のホームページから申し込むネット専用住宅ローンよりも低い金利で借りられる可能性があるのでSBIマネープラザの店舗で相談できる人は、住宅ローン(対面)について相談することをおすすめします。
また、2021年11月に住信SBIネット銀行が「スゴ団信」というがん診断保障や全疾病保障がセットになった疾病保障の取り扱いを開始しています。(スゴ団信の特徴などの解説記事はこちら)
2023年1月時点では、スゴ団信は住宅ローン(対面)では利用できますが、ネット専用住宅ローンでは利用できず、住宅ローン(対面)の魅力が際立っています。スゴ団信について詳しく知りたいという人もSBI マネープラザで無料相談してみることをおすすめします。
SBIマネープラザで申し込める「住宅ローン(対面)」が2022年1月から「土地先行プラン」という分割融資への対応を開始しています。
土地先行プランはいわゆる「分割融資」で、注文住宅を建てる際などで土地の代金を建物完成前に支払う必要がある場合に、土地の代金を借り入れできるプランです。SBIマネープラザが独自で提供しているつなぎ融資と合わせて活用することで、注文住宅時に便利に利用できるように改善されています。
※土地先行プランだけでは、注文住宅建築時に必要な資金を全て賄えないケースが大半です。資金繰り全体についてはSBIマネープラザの店舗で専門スタッフに相談してみることをおすすめします。
SBIマネープラザで取り扱う主力商品は、ネット銀行の住信SBIネット銀行が「店舗での申し込み」に限定して提供している住宅ローン(対面)です。
住信SBIネット銀行は、すでに8兆5,000億円以上の住宅ローンの融資実績がありネット銀行では最大規模の住宅ローンを提供している銀行です。そんな住信SBIネット銀行が「店舗で相談しながら、低金利で優れた住宅ローンを契約したい」と考えている人たちのために開発した住宅ローンが「住宅ローン(対面)」で、住宅ローンの商品性の内容は、住信SBIネット銀行がホームページから申し込みを受け付けている「ネット専用住宅ローン」とほとんど同じです。
しかし、この数年住宅ローン(対面)の方が金利が低く借りることができるケースも増えていますし、借り入れ可能金額は2倍の2億円と、キチンと比較すると商品性の違いがはっきりと出てきます。
一般的に、店舗型住宅ローンとネット型住宅ローンを比較した場合、ネット型の住宅ローンの方が金利が低いのですが、2023年1月時点の金利で比較すると住宅ローン(対面)とネット専用住宅ローンでは変動金利で住宅ローン(対面)において低い金利で借りられる可能性が高い状況となっています。※審査結果によっては年0.1%~年0.75%の金利上乗せの可能性がある点にはご留意ください。
SBIマネープラザで2018年10月から取り扱いを開始しているのが、住信SBIネット銀行が提供するフラット35です。
住信SBIネット銀行のフラット35は店舗で申し込んでも、SBIマネープラザで申し込んでも、金利やサービス内容に違いはありませんので、店舗で相談したい人はSBIマネープラザの店舗で専門のコンサルタントから商品内容を説明してもらうと良いでしょう。
※上記をクリックすると住宅ローン(対面)の商品内容などが表示されますが、まとめて相談できるのでそのまま来店予約してください。
住宅ローンの基本的な商品性、同じ住信SBIネット銀行がネット申し込み向けに提供している「ネット専用住宅ローン」にかなり近いため、住宅ローン(対面)の特徴や評判については、【特集】住信SBIネット銀行の住宅ローンの落とし穴とは?も参考にしてください。
なんといっても住宅ローン(対面)はメガバンクや地方銀行の店舗営業重視の住宅ローンと比べ低金利である点が何よりも大きなメリットです。さらに、住信SBIネット銀行の住宅ローンが人気を集めている理由の1つでもある疾病保障・全疾病保障は住宅ローン(対面)にも無料で付帯していますし、2021年10月からは40歳未満であれば50%の三大疾病保障が無料で付帯できるスゴ団信も利用できるようになりました。
ネット専用住宅ローンも住宅ローン(対面)も、どちらも非常に魅力的な水準の低金利です。ただ、住宅ローン(対面)を検討している人が、ネット上の掲示板やSNSに書き込んでいるように、住宅ローン(対面)は住宅ローンの審査の結果で金利が年0.1%~年0.75%上乗せされてしまうことがあるので念頭においておく必要があります。低い金利のつもりで申し込んだけれど結果として高金利の条件を提示されてしまうという場合があるのです。
店舗で相談できる住宅ローンで疾病保障が無料で付帯する住宅ローンは非常に珍しく、一般的には、住宅ローンの通常の適用金利に年0.2%~年0.4%を上乗せすることで疾病保障(がん疾病・三大疾病など)を付帯することになります。
住宅ローン(対面)の場合、金利上乗せ負担も手数料負担もなく全疾病保障(失業保障・入院保障)が無料で付帯しています。これもネット専用住宅ローンと同じですが、少なくとも12ヶ月以上就業不能状態が継続していることが保険が適用される条件になるため、支払い条件は厳しめですが無料付帯なのでありがたいサービスと言えます。
また、住宅ローン実行時の年齢が40歳未満であれば50%の三大疾病保障が無料で付帯できる「スゴ団信」も利用できるようになりましたので、無料で付帯できる保障の質と量は金融機関トップクラスといえます。
住宅ローン(対面)の団信には先進医療特約が付帯しています。この特約は先進的な医療技術ではあるが、まだ保険の対象とならない治療が必要となった際に保険金が支払われる特約です。一般的な医療保険に特約として付帯されるケースは多いですが、住宅ローンの団信に付帯されるのは珍しく、メリットの1つと言えます。
一般的な住宅ローンの融資上限額は1億円です。フラット35の場合は8,000万円までです。
もし、1億円を超える住宅ローンを組みたいと考えた場合、普段から利用しているメインバンクに個別に相談したり、富裕層向けの特殊な住宅ローンを利用する必要がありました。住宅ローン(対面)は2億円まで借りることができるので、高額な借り入れを行いたい場合の有力候補です。
もちろん、団信や全疾病保障の保障も2億円まで適用されます。
2019年12月にSBIマネープラザでは、「SBIマネープラザ住宅つなぎ融資」の取り扱いを開始しています。このつなぎ融資商品はSBIマネープラザ独自の商品で、注文住宅を建てる場合の着工金や中間金などの資金手当てに利用することができます。
2019年12月に住宅ローンWEB契約手続きサービスを開始しています。WEB契約手続きというのは、書面での契約を電子化することで郵送したり、サインしたりする手間が省くだけでなく、契約書に貼る収入印紙を不要にする契約手続きサービスです。例えば5,000万円超の物件を契約する場合には6万円の印紙代が節約できる事になりますので、優れたサービスと言えるでしょう。
ネット専用住宅ローンよりも低い金利設定されている金利タイプがあることは前述したとおりですが、住宅ローン(対面)は、住宅ローンの審査結果によっては年0.75%金利が上乗せされてしまう可能性があります。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンは審査結果で金利が変わっても年0.1%の上乗せなので、ネット専用住宅ローンの方が安くなる可能性があるのが住宅ローン(対面)のデメリット・注意点の1つです。年0.75%も金利が上乗せとなってしまった場合は、相対的に住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)を利用する魅力度は低くなりますので、その他の金融機関の住宅ローンも同時に申し込みをしておきましょう。
なお、住信SBIネット銀行のルールでネット専用住宅ローンと住宅ローン(対面)を同時に申し込むことはできないため、auじぶん銀行など低金利かつ疾病保障が充実している住宅ローンへの申し込みなどが候補になりうるでしょう。
ネット専用住宅ローンとまったく同じ商品のように見えるのですが、女性限定のがん診断給付金特約など、ネット専用住宅ローンの特典が一部付帯しないものがありますので注意しましょう。
似たような商品性ですが、全く同じはなく微妙な違いがあるので注意しておきましょう。
事務手数料は2.20%(税込)と高めです。これは、SBIマネープラザ(住宅ローン(対面))に限った話ではありませんが、初期費用は高くなってしまいがちであるという点を念頭においておくと良いでしょう。もちろん、保証料無料・団信保険料無料・一部繰上返済手数料無料・全疾病保障保険料無料、何と言っても事務手数料の高さを補って余りある低金利であることに違いはないのですが。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン同様に住宅ローン仮申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度かかります。店舗で申し込む住宅ローンの審査期間・審査スピードとしては比較的時間がかかる部類です。例えば、auじぶん銀行の住宅ローンはネット完結型の住宅ローンで郵送などの手間がないので住信SBIネット銀行と比較してスピーディーな審査が実現しています。銀行・金融機関により審査・融資実行までのスピード感がかなり違うので、住宅ローンを決定日が決まっている人は注意するようにしてください。
SBIマネープラザは全国に店舗を展開しています。店舗数はそれほど多くはありませんがもちろん土日も相談できますので、忙しいサラリーマンの方でも比較的相談しやすい環境が整っています。(銀行のように土日は営業していないということもありません)
店舗名 | 最寄り駅/アクセス |
---|---|
大宮住宅ローンプラザ | 大宮駅東口徒歩5分 |
新宿中央支店 | 新宿駅南口徒歩5分 |
秋葉原支店 | 秋葉原駅徒歩5分 |
横浜住宅ローンプラザ | 横浜駅西口徒歩3分 |
名古屋支店 | 栄駅8番出口徒歩1分 |
大阪支店 | 東梅田駅地下街4号出口直結 |
神戸住宅ローンプラザ | 三ノ宮駅 中央口 徒歩約7分 |
福岡中央支店 | 天神駅16番出口徒歩4分 |
船橋住宅ローンプラザ | JR線「船橋駅」南口 徒歩約6分 |
以下のように2022年になって変動金利と固定金利の金利差が拡大傾向にあります(金利は年利です)。
変動金利 (通期引下げプラン) | 10年固定金利 (当初引下げプラン) | 35年固定金利 (当初引下げプラン) | |
2023年1月 | 0.375% | 1.370% | 1.990% |
2022年12月 | 0.390% | 1.130% | 1.790% |
2022年11月 | 0.390% | 1.130% | 1.980% |
2022年10月 | 0.390% | 1.130% | 1.900% |
2022年9月 | 0.390% | 0.940% | 1.920% |
2022年8月 | 0.390% | 0.880% | 1.860% |
2022年7月 | 0.390% | 1.070% | 2.020% |
2022年6月 | 0.390% | 0.840% | 1.770% |
2022年5月 | 0.390% | 0.920% | 1.820% |
2022年4月 | 0.390% | 0.870% | 1.870% |
2022年3月 | 0.390% | 0.700% | 1.590% |
2022年2月 | 0.390% | 0.650% | 1.470% |
2022年1月 | 0.390% | 0.600% | 1.420% |
2021年12月 | 0.390% | 0.600% | 1.420% |
2021年11月 | 0.390% | 0.620% | 1.470% |
2021年10月 | 0.390% | 0.570% | 1.420% |
2021年9月 | 0.410% | 0.510% | 1.340% |
2021年8月 | 0.410% | 0.510% | 1.340% |
2021年7月 | 0.410% | 0.530% | 1.370% |
2021年6月 | 0.410% | 0.580% | 1.420% |
2021年5月 | 0.410% | 0.580% | 1.440% |
2021年4月 | 0.410% | 0.630% | 1.540% |
2021年3月 | 0.410% | 0.660% | 1.590% |
2021年2月 | 0.410% | 0.560% | 1.490% |
2021年1月 | 0.410% | 0.530% | 1.490% |
2020年12月 | 0.410% | 0.540% | 1.490% |
2020年11月 | 0.410% | 0.650% | 1.590% |
2020年10月 | 0.410% | 0.640% | 1.590% |
2020年9月 | 0.410% | 0.700% | 1.590% |
2020年8月 | 0.410% | 0.700% | 1.590% |
2020年7月 | 0.410% | 0.740% | 1.590% |
2020年6月 | 0.410% | 0.710% | 1.570% |
2020年5月 | 0.410% | 0.710% | 1.570% |
2020年4月 | 0.410% | 0.760% | 1.600% |
2020年3月 | 0.415% | 0.610% | 1.450% |
2020年2月 | 0.415% | 0.660% | 1.450% |
2020年1月 | 0.415% | 0.760% | 1.500% |
2019年12月 | 0.457% | 0.760% | 1.500% |
2019年11月 | 0.457% | 0.710% | 1.510% |
2019年10月 | 0.457% | 0.710% | 1.530% |
2019年9月 | 0.457% | 0.660% | 1.380% |
2019年8月 | 0.457% | 0.660% | 1.380% |
2019年7月 | 0.457% | 0.660% | 1.380% |
2019年6月 | 0.457% | 0.710% | 1.370% |
2019年5月 | 0.457% | 0.710% | 1.400% |
2019年4月 | 0.457% | 0.710% | 1.370% |
2019年3月 | 0.457% | 0.710% | 1.370% |
2019年2月 | 0.457% | 0.710% | 1.370% |
2019年1月 | 0.457% | 0.810% | 1.420% |
2018年12月 | 0.457% | 0.810% | 1.490% |
2018年11月 | 0.457% | 0.860% | 1.520% |
2018年10月 | 0.457% | 0.860% | 1.520% |
2018年9月 | 0.457% | 0.860% | 1.470% |
2018年8月 | 0.457% | 0.810% | 1.420% |
2018年7月 | 0.457% | 0.770% | 1.370% |
2018年6月 | 0.457% | 0.770% | 1.320% |
2018年5月 | 0.457% | 0.720% | 1.300% |
2018年4月 | 0.457% | 0.690% | 1.270% |
2018年3月 | 0.457% | 0.690% | 1.320% |
2018年2月 | 0.457% | 0.690% | 1.320% |
2018年1月 | 0.457% | 0.690% | 1.320% |
※審査結果により年0.1%から年0.75%上乗せとなる場合があります。
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