2025年3月13日
SBI新生銀行は、旧日本長期信用銀行が生まれ変わった銀行で、2023年1月にSBIグループ傘下に入り、社名を「SBI新生銀行」に変更しました。
個人向けのサービスが充実しており、低金利の35年固定プランなど顧客ニーズに応えた住宅ローン商品を提供しています。
SBI新生銀行が2017年11月1日から取り扱っている珍しい住宅ローン(金利タイプ)の中に、「新生パワースマート住宅ローン(ステップダウン金利)」という商品があります。
ステップダウン金利は、「金利が段階的に下がっていくことが決まっている超長期の固定金利型の住宅ローン(金利タイプ)」です。
世の中の金利情勢がどうなろうと、住宅ローンの金利が時間が経つと下がっていくことが確定している固定金利タイプの住宅ローン(金利タイプ)なので、将来的に日本の金利が上昇して変動金利タイプの住宅ローンで借りている人の金利が引き上げになるような状態になったとしても、この金利タイプを利用している人は確実に金利が下がっていきます。
長期固定型金利で住宅ローンを組みたい方には初期費用も安価で段階的に住宅ローン金利が下がっていくSBI新生銀行のステップダウン型の住宅ローンはぜひ検討の選択肢に入れてほしい住宅ローンといえます。
この特集ページではSBI新生銀行のステップダウン型住宅ローンの金利についてメリットやデメリットをわかりやすく解説してきたいと思います。
これまで、日本の住宅ローン業界を引っ張ってきたネット銀行が住宅ローンの金利を大幅に引き上げています。業界全体が金利引き上げ傾向ですが、ネット銀行の住宅ローンの引き上げペースはすさまじく、「ネット銀行の住宅ローンの金利は低い」といはとても言えない状況になっています。そんな中で、目立っているのがSBI新生銀行の住宅ローンで、変動金利タイプの金利は年0.410%と業界最安値水準の低金利です。変動金利で1%を超える金融機関がどんどん増えているなか、SBI新生銀行の注目度は一気に高まっています。
目次
SBI新生銀行のステップダウン金利は、住宅ローンを契約して10年経過した後に段階的(5年単位)に住宅ローンの金利が下がっていくことが確定している仕組みの住宅ローンです。
例えば、借入期間を35年にした場合、最初の10年は当初の借入金利で、11年目から5年経過するごとに金利が下がっていき、最後の31年から35年固定金利は最初の時点の金利の半分まで下がります。当然、最初の金利が35年間変わらず適用される住宅ローンよりも、住宅ローンの総返済額は少なく済むことになります。
そのため、他の銀行の一般的な固定金利タイプの住宅ローンと比較する時は、表面上の金利だけで判断せず、シミュレーションツールで総返済額を比較するようにしましょう。SBI新生銀行ではステップダウン金利の総返済額も簡単にシミュレーションできるツールを用意しています。他の住宅ローンと比較や毎月の返済額の変化などを確認できるので、申し込み前にシミュレーションしておくようにしましょう。
2025年2月のSBI新生銀行の固定金利タイプとステップダウン住宅ローンの金利は以下です。(手数料定額型)
長期固定 | ステップダウン金利(スタート金利) | |
25年固定 | 年1.750% | 年2.000% |
30年固定 | 年1.850% | 年2.100% |
35年固定 | 年1.850% | 年2.200% |
また、SBI新生銀行の住宅ローンは変動金利タイプや10年固定金利タイプも魅力的な金利設定になっていますし、頻繁にキャンペーンを行っています。申し込む際は、必ず最新のキャンペーン情報を公式サイトで確認しておきましょう。
ステップダウン型住宅ローンのメリットとしては、金利が固定されて変動金利タイプのように上昇することがないことに加え、将来的に住宅ローン金利が下がっていくことを考えると、子供が大きくなるタイミングなどで経済的負担が徐々に軽減されていくこともあげられます。
子供は高校生、大学生と大きくなるにつれて進学費などのお金がかかるものです。また、もし高校を卒業して大学に進学するとなると、大学4年間の学費は一般的に500万円程度必要だといわれています。さらに、大学課程を卒業する際も、就職する前の養育期間がありますので、家計の支出を少しでも抑えることは非常に重要です。
また、ステップダウン住宅ローンは、12万ポイント分もポイントがもらえる特典が付いています。Tポイントもしくはdポイントが10年間も毎月1000ポイントもらえます。
※Tポイントを受け取るには住宅ローン申し込み後にT会員番号もしくはdポイント会員番号を登録する必要があるので忘れないようにしましょう。
・若年層やこれから収入が増える見込みのある人
・子育て期の出費が多い家庭
・退職金など将来的な一時収入を見込んでいる人
・資産運用や貯蓄を優先したい人
SBI新生銀行の一般の住宅ローンと審査基準は大きく変わっていませんが、少し特有の条件があるので確認しておきましょう。
●借入申込時の年齢が20歳以上65歳以下で、かつ完済時年齢が80歳未満であること。
●団体信用生命保険への加入資格を有すること。
●前年度税込年収が300万円以上の正社員または契約社員であること。
●自営業の方については業歴2年以上、かつ2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)を有すること。
●日本国籍または永住許可を有すること。なお、永住許可を有しない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人となること。
●その他当行所定の資格・要件を満たしていること。
●当行に総合口座パワーフレックスを開設していること。●お借入金額が2,000万円以上3億円以下(10万円単位)であること
※ステップダウン金利の場合は、住宅ローン借入れ金額が2,000万円以上3億円以下(10万円単位)の人しか利用できないことになっています。借り換え時は注意するようにしてください。
ステップダウン型住宅ローンの事務手数料は、110,000円(税込)の定額制になっています。
SBI新生銀行の住宅ローンには、定額制と定率制があります。定率制の事務手数料は「借入額×2.2%(税込)」となっており、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>が対象です。
定額制の事務手数料には、55,000円(税込)、110,000円(税込)の2種類があり、110,000円(税込)は定額制の中では最も高額です。
ただ、高額な代わりにステップダウン型住宅ローンには特約が付帯されています。
安心保障付団信は、債務者が死亡または高度障害になった場合だけでなく、一定の要介護状態になったときも残債と同額の保険金が支払われる生命保険です。
一定の要介護状態とは、以下①②のいずれかの場合です。
①公的介護保険制度の要介護3以上に認定
②下記ABCいずれかの状態になり、その状態が180日継続したことが医師によって診断確定
A:「歩行、衣服の着脱、入浴、食物の摂取、排泄(以下、5項目とする)のうち1つが全部介助」+「5項目のうち1つが全部介助か一部介助の状態」
B:「5項目のうち3つが一部介助の状態」
C:「器質性認知症」かつ「意識障害のない状態で見当識障害がある」と診断確定された
住宅ローンが70歳代など高齢時の年齢にまで渡る人にとっては、介護状態の保障は安心だといえます。また、脳梗塞などの後遺症が残りやすい病気によって、若くしても上記の介護状態になることは十分考えられます。介護状態を保障する団信は銀行業界の中ではめずらしい存在となっています。
コントロール返済は、期間短縮型の一部繰り上げ返済をした際に、返済期間を短くした期間分、毎月の返済を抑えたいときに、元本の返済の停止をすることができるサービスです。
収支の余裕のあるうちにコントロール返済をしておけば、後々返済が苦しい時期に元本の返済を休むことができます。
固定金利タイプの住宅ローンなので、金利面に関しては大きな落とし穴になるようなデメリットはありません。ただ、注意すべきは以下の3点でしょうか。
特にTポイントまたはdポイント付与については新規取扱いを2024年1月19日をもって終了しています。ポイント付与によるメリットは現在ありませんので注意しておきましょう。
●借入金額が2000万円未満だと利用できない
●Tポイントまたはdポイント付与は2024年1月19日(金)をもって終了。これから新規契約する人はもらえない
●SBI新生銀行の中では初期費用がやや高め(と言っても110,000円(税込)で他行と比較すると格安)
この記事では、SBI新生銀行のステップダウン住宅ローンの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
段階的に金利が下がることが確定している住宅ローンは珍しい商品です。住宅ローンの金利が上昇しないと思っている人は、変動金利タイプを選ぶと思います。そのような人にとっては、ステップダウン金利は魅力的な商品ではありません。
一方で、「金利が上昇するかも」「変動金利タイプのリスクは取りたくない」と考えている人にとっては魅力的な商品と言えるでしょう。
本記事や公式ホームページを参考に、メリットやデメリットをしっかり比較し、あなたに最適なローンかどうかを検討してみてください。
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