三井住友銀行は、ネット銀行への関わりも多く、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の大株主でもありますし、ソニー銀行の設立にも深く関わってきました。
三井住友銀行では、この数年、自社で提供するWEB申込専用住宅ローンに力を入れています。金利は非常に魅力的なのはもちろん、安心感の高い住宅ローンの提供をコンセプトにしている印象です。
具体的には、ただ金利が低いだけでなく、連生団体信用生命保険付住宅ローン(「クロスサポート」)、8大疾病保障特約、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンなど、将来の病気やケガなどに対する備え(疾病保障や災害特約)が充実しているという特徴があります。
三井住友銀行の住宅ローンの中で特に珍しいのは連生団信(クロスサポート)です。連生団信というのは、夫婦で住宅ローンを契約する時の将来への備えを充実させることができる商品です。
連生団信を積極的に取り扱っている金融機関は少なく、結果的に特徴の1つになっています。
連生団信とは、ペアローンの安心感を高めることができるサービスです。通常、ペアローンでは、夫婦どちらかに万が一があった時でも、残された一方の債務は引き続き残りますが、連生団信があれば夫婦どちらかに万が一の事態があった時に、2人分の住宅ローン残高が0になる、共働き夫婦には非常に安心できる保障です。
住宅ローンの基本的なサービスも申し分なくインターネットバンキングから気軽に繰り上げ返済できますし、ネットバンキング経由の一部繰上返済手数料は無料で、メガバンクの住宅ローンも借りた後はネット銀行の住宅ローンと大差ありません。
三大疾病[ガン(上皮内ガンを除く)・急性心筋梗塞・脳卒中]および5つの重度慢性疾患[高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎]になった場合の保障をセットした住宅ローンです。住宅ローンの借入時年齢が46歳未満か46歳以上かで保障内容が変わるので事前に確認するようにしましょう。なお、日常のケガ・病気保障特約をつけることもでき、3大疾病・5つの慢性疾患保障と日常の怪我・病気保障をセットすることで手厚い保障になります。
この保障は、地震や家事で住宅が罹災した場合に住宅ローンの返済を一部免除してもらえる特約が付いた住宅ローンです。火災・地震保険では補てんできない部分を補うことができます。
なお、この特約は2種類用意されていて、契約時に好きな方を選べます。
・自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(約定返済保障型)
・自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(残高保障型)
三井住友銀行の住宅ローンでは団信への加入が必須で、グループ企業の住友生命が保険引受保険会社の団信を提供しています。
団信の保険料は三井住友銀行が負担するので住宅ローン契約者が直接負担することはありません。
なお、ワイド団信はカーディフ生命を引受保険会社として提供されていますので健康状態に不安がある人でも、ワイド団信に加入できれば三井住友銀行の住宅ローンを利用できる可能性があります。
三井住友銀行の住宅ローンには保証料と事務手数料が必要です。それぞれ確認していきましょう。
三井住友銀行の住宅ローンの利用するためにはグループ会社のSMBC信用保証に保証してもらう必要があります。保証してもらうためには下記の保証料の支払いが必要になりますので概算金額をまとめておきました。
「WEB申込専用住宅ローンⅠ」の保証料は銀行負担です。以下は通常の三井住友銀行の保証料です。
ここでは、35年ローン契約時の借り入れ金額ごとの保証料(保証料外枠方式)をまとめていますが、返済期間により異なる点などに注意してください。
※保証料は消費税は非課税、前払いの場合住宅ローン契約時に支払うことになります。
保証会社の審査がよかった場合 | 保証会社の審査が悪かった場合 | |
2,000万円 | 412,400円 | 1,648,740円 |
3,000万円 | 618,600円 | 2,473,110円 |
4,000万円 | 824,800円 | 3,297,480円 |
5,000万円 | 1,031,000円 | 4,121,850円 |
保証会社による審査の結果が比較的良ければ、融資金額の2%程度、審査の結果によっては融資金額の8%以上の保証料が必要になる場合があります。
なお、保証料の支払い方には保証料外枠方式以外に保証料内枠方式がありますが、保証料外枠方式(金利に上乗せして支払う方法)の方が割高なので注意しましょう。
金利プラン | 「変動金利型」「固定金利特約型(2年・3年・5年・10年)」。借入期間中、最後まで店頭金利から▲年2.0%。 |
利用できる人 |
以下の条件を満たす人 ・借入時年齢:満20歳以上満70歳 |
借入可能金額 | 100万円以上1億円以内 |
返済期間 | 35年以内 |
団体信用生命保険 | 団体信用生命保険への加入必須(保険料は銀行負担) |
保証人・保証料 | 保証会社の保証を利用する必要があるが、保証会社あての保証料は借入金利に含まれる。 |
事務手数料 | 融資金額に対して2.2%(消費税込) |
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