公開日: 2026年8月22日

かつては住宅ローン獲得競争の激化で超低金利が続いていましたが、2026年は「金利のある時代」に入り、住宅ローンの金利は上昇傾向にあります。金融機関は金利だけでなく、疾病保障や付帯サービスでも競い合っており、なかには住宅ローンの契約や残高に応じて航空会社のマイル・マイレージがもらえるものもあります。
このページでは、こうしたマイルが貯まる住宅ローンと、利用する際に気をつけたいポイントを、家計に寄り添う視点で整理します。マイルは魅力的ですが、特典欲しさに金利の高いローンを選ぶと本末転倒になりかねません。条件は時期で変わるため、最新の内容は必ず各社公式でご確認ください。
ソニー銀行では、2025年10月8日から「ANAのマイル付き住宅ローン」の取り扱いが始まっています。ANA X株式会社がソニー銀行の銀行代理業者として提供する商品で、ソニー銀行の住宅ローンの商品性はそのままに、借入額20万円につき100マイル(借入時に最大10万マイル)が貯まり、さらに年末時点の借入残高に応じて最長10年間、毎年マイルがもらえる仕組みです(2026年8月時点・ANA公式サイトにて確認)。
注意したいのは、ANA専用ページから申し込んだ方限定の特典で、「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」の保有が前提になる点です。同じソニー銀行の住宅ローンでも、別の経路から申し込むと特典の対象外になります。付与条件やマイル数、キャンペーンの内容は時期によって変わるため、利用を検討する際は最新の公式案内をご確認ください。
スルガ銀行ANA支店では、お借入残高に応じて契約から一定期間、ANAマイルが貯まる「マイル付き住宅ローン」を提供しています(固定金利選択型・変動金利型)。
ただし注意したいのは金利です。マイルが貯まる一方で、適用金利が他のネット銀行などと比べて高めになることがあります。もらえるマイルの価値以上に利息を多く払ってしまっては本末転倒です。マイル目的だけで選ばず、金利・総返済額をしっかり比較しましょう(最新の適用金利は公式サイトでご確認ください)。
| このキャンペーンは終了している、またはキャンペーン期限に間に合わない可能性があります。 |
三井住友銀行でも、過去にWEBから住宅ローンを申し込み、一定額以上を新規で借りた方にANAマイルをプレゼントする期間限定キャンペーンが実施されたことがあります(借り換えは対象外でした)。こうしたキャンペーンは期間限定で内容が入れ替わるため、現在の実施状況は公式サイトでご確認ください。
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このように、住宅ローンの契約でマイルがもらえるサービスは限られています。かつてはみずほ銀行がJALマイルを提供していた時期もあったようですが、現在は確認できません。また、三菱UFJ信託銀行は2018年3月30日に住宅ローンサービスから撤退し、ANA・JALマイレージが貯まる各種サービスの終了が発表されています。
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住宅ローンの諸費用面の分かりやすさで人気のSBI新生銀行では、ANAマイレージクラブ会員限定で、住宅ローンの契約に応じてANAマイルが貯まる「住宅ローンプログラム」を実施しています(2026年6月時点・ANA公式で確認)。
マイルをもらうには契約日までに専用のエントリーが必要なため注意してください。付与されるマイル数や条件は時点で変わるため、最新は公式の案内をご確認ください。
なお、安心パックW(ダブル)・安心パックS、Vポイント×ステップダウン住宅ローン、dポイント×ステップダウン住宅ローン、企業提携住宅ローン、当行の財形貯蓄による優遇、提携キャンペーン・プログラムを利用する場合などは対象外となります。SBI新生銀行は事務手数料や保障内容の分かりやすさ、店舗とオンラインの両方で相談できる点も魅力なので、マイル特典とあわせて総合的に検討するとよいでしょう。
また、ANAグループの不動産会社ANAファシリティーズが媒介する「ANAの住宅ローン」でも、SBI新生銀行・auじぶん銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行の住宅ローンを借入額に応じてANAマイルが貯まる形で申し込めます(2026年8月時点・ANA公式サイトにて確認)。経路によって特典や条件が異なるため、詳細は公式サイトでご確認ください。
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住宅ローンだけでなく、住宅の購入時にもマイルが貯まる場合があります。たとえばANAの住まい関連プログラムでは、対象の不動産会社・ディベロッパーで物件を購入すると、物件価格に応じてマイルが貯まるサービスが用意されてきました。対象事業者や付与条件(物件価格いくらごとに何マイルか)は変わることがあるため、利用前にANA公式で最新の対象・条件をご確認ください。
航空会社のマイルのほかに、共通ポイントがもらえる住宅ローンのキャンペーンも登場しています。たとえば「ドコモの銀行」(ドコモSMTBネット銀行・旧住信SBIネット銀行)は、2026年8月21日から12月30日まで、住宅ローンの新規借入と対象のドコモサービスの契約で最大10万ポイントのdポイント(期間・用途限定)を進呈するキャンペーンを実施しています。ただし、借り換えは対象外、借入金額1,000万円未満も対象外で、ローンプラザなど対面拠点経由の借り入れが条件です。こうしたポイント特典もマイルと同じで、あくまで「おまけ」として考えるのが家計を守るコツです(詳細は公式サイトでご確認ください)。
マイルは旅行好きのご家庭にとって嬉しい特典ですが、住宅ローンは数十年にわたり家計を左右する大きな買い物です。次の点に気をつけましょう。
・金利を最優先に。マイル数百〜数万マイルの価値より、金利差による総返済額の差のほうがはるかに大きくなることがあります。マイルにつられて金利の高いローンを選ぶのは避けましょう。
・団信・保障も確認。万一のときに家族を守る団信の内容は、特典以上に大切です。
・条件とエントリーを確認。マイル特典はエントリーが必要だったり、借り換えが対象外だったりします。期限や条件は公式で最新を確認しましょう。
金利・総返済額・団信という土台で選んだうえで、同じ条件ならマイル特典のある銀行を選ぶ——この順番を守れば、特典も家計のプラスにできます。
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