2026年7月11日
この特集ページでは青森県にお住まいの方におすすめの住宅ローンを紹介しています。
青森県の銀行でもっとも大きな規模で営業しているのは、長年ライバル関係にあった青森銀行とみちのく銀行が2025年1月1日に合併して誕生した「青森みちのく銀行」です。県内の住宅ローンでも圧倒的な存在感を持つ一方、他にも東奥信用金庫や青い森信用金庫などいくつかの信用金庫、JAバンク青森や東北労働金庫(ろうきん)も青森県内向けの住宅ローンを提供しています。
合併前の両行の経営規模は下記のとおりで、ほぼ互角の2行が一つになったことがわかります。
| 金融機関名 | 預金残高 | 貸し出し残高 | 店舗数 |
| 旧・青森銀行 | 2兆8,797億円 | 2兆0,474億円 | 84 |
| 旧・みちのく銀行 | 2兆1,561億円 | 1兆7,651億円 | 92 |
| 青い森信用金庫 | 6,436億円 | 2,369億円 | 41 |
※合併前・令和6年9月時点の参考値
このような状況ですので、青森県に住んでいる方の大半は、旧・青森銀行か旧・みちのく銀行、つまり現在の青森みちのく銀行の口座を保有していると思います。ご夫婦で別々の銀行に口座を持っていたつもりが、気づけば同じ銀行になっていた、というご家庭も多いでしょう。したがって、青森県の方が住宅ローンを借りようと思ったら最初に頭に浮かぶのが青森みちのく銀行の住宅ローンだと思います。
最初に青森みちのく銀行の住宅ローンについて確認していきましょう。
なお、都道府県を問わない住宅ローンのランキングはこちらのページで紹介していますので合わせて参照してください。
青森みちのく銀行では、合併後の主力商品として「青森みちのく住宅ローン」を〔青森みちのく信用保証型〕と〔全国保証型〕の2つの保証方式で取り扱っています。ここでは、その適用金利を確認しておきたいと思います。
2026年7月1日現在の金利(公式サイトで確認)は以下のとおりです。
| 金利タイプ | 店頭表示金利 | 引下げ後金利 |
|---|---|---|
| 変動金利 | 年3.375% | 年1.450%〜2.400% |
| 固定3年 | 年3.100% | 年1.550%〜1.850% |
| 固定5年 | 年3.710% | 年1.910%〜2.210% |
| 固定10年 | 年4.630% | 年2.330%〜2.630% |
※青森みちのく住宅ローン〔青森みちのく信用保証型〕の例(2026年7月1日現在)。金利は毎月見直されるため、最新の適用金利は必ず公式サイトでご確認ください。
変動金利では年1.450%が最優遇で、金利優遇条件を満たせない場合や審査の結果によっては年2.400%が適用されることもある、という「幅のある」提示方法になっています。
さらに、「保証料の分割払い(分割型)を選択する」と、最大で1.0%も金利が上乗せになることがあるので注意が必要で、場合によっては住宅ローン金利に匹敵するほどの保証料が上乗せされるおかしな状況になりかねません(保証料分割型は+0.05%〜1.0%の上乗せ・公式サイトで確認)。
また、引下げ後金利に幅があるように、金利を最大限優遇してもらうには給与振込口座の指定や公共料金の引き落としなど、銀行との取引状況に応じた条件を満たしていく必要があります(引下げ条件の詳細は公式サイトでご確認ください)。こういった条件を付加して金利を優遇するルールは地方銀行に多く存在していて「とにかく当行をメインバンクとして使う人を優遇する」という姿勢が読み取れます。
さらに、保証会社の保証料がかかるうえ、審査結果によっては金利が高くなる可能性もあります。家計のやりくりを考えるご家庭にとっては、青森みちのく銀行の各種サービスを利用して金利を最大限優遇したとしても、都市部やネット銀行の住宅ローンと比べてしまうと見劣りする点が目立っている印象です。
先ほど紹介したauじぶん銀行は、変動金利や10年固定金利を低金利で提供し、保証料は無料※、審査結果で金利が変わることもありませんし、たくさんの取引を無理に契約する必要もありません。
※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合がございますが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しません。
ネット銀行の低金利の住宅ローンは、全国どこでも平等に利用できるので、当然、青森県内に住んでいる方も利用できますが、青森県にはまだまだネット銀行の住宅ローンを利用している人が少ない状況です。
青森県に住んでいる方がネット銀行という存在に慣れて、ネット銀行の住宅ローンをもっと利用するようになれば、地元の銀行も本腰を入れて競争してくるのでしょうが、「地元の銀行に申し込んでおけば間違いないだろう」という思い込みが強いうちは、金利面での大きな改善は期待しにくいのが実情です。
これは、青森県にこれから家を建てて子育てをしながら永住しようとしているご家庭にとっては非常にもったいないことだと思います。場合によっては数百万円単位で総返済額が変わり、その差はお子さまの教育費にも回せる金額ですので、これから住宅ローンを検討される方はネット銀行もあわせて比較検討されてみることをおすすめします。
旧・青森銀行では公務員向けに退職金で住宅ローン残高を一括返済する「退職金引当型住宅ローン」なども取り扱われていましたが、合併にともない商品ラインアップは再編されています。特定の職業向け商品を検討したい場合は、現在の取り扱い状況・金利を青森みちのく銀行の公式サイトや窓口でご確認ください。
いずれにしても、地方銀行の専用商品は金利水準が高めになりがちです。変動金利が低いauじぶん銀行、SBI新生銀行、固定金利であればアルヒのフラット35なども比較したうえで選ぶと、家計にとって納得感のある選択ができるはずです。
青森県に住んでいる人でも多数利用しているのが、国の支援で成り立っているフラット35です。
また通常のフラット35だけでなく、地方を活性化させるために国(住宅金融支援機構)と地方公共団体がタッグになって「地域連携型」という制度も用意されています。
地域連携型は、自治体の補助金などの財政的支援とあわせてフラット35の金利が引き下げられる制度で、現在は「子育て支援・空き家対策」で当初5年間 年0.5%、「地域活性化」(UIJターンなど)で当初5年間 年0.25%の引き下げとなっています(住宅金融支援機構公式・2026年7月確認。他の引下げメニューとの併用でさらに拡大する場合があります)。この条件を満たせるのであれば、銀行の固定金利タイプの住宅ローンを利用するよりもフラット35を利用する方がお得になる可能性があります。
| 地域連携型 |
地域連携型とは、子育て世帯や地方移住者等に対する積極的な取組を行う地方公共団体と住宅金融支援機構が連携し、住宅取得に対する地方公共団体による補助金交付などの財政的支援とあわせて、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度です。 利用できない自治体もありますので事前に確認しておくようにしましょう。 |
2025年2月時点で当サイトが調査した青森県で「地域連携型」の制度が利用できる自治体をまとめましたので参考にしてください(最新の対象自治体は住宅金融支援機構のサイトで確認できます)。
| 弘前市 | 横浜町 | 階上町 |
| つがる市 | 六ヶ所村 | おいらせ町 |
| むつ市 |
思ったより少なかったですが、これらの自治体に住もうと考えるご家庭は役所に相談してお得な条件でフラット35を借りられるようにしましょう。
フラット35を申し込んで審査が通ったら、役所から必要書類を交付してもらい金融機関所定の手続きを進める必要があります。ちょっと面倒かもしれませんが、毎月の返済額を減額できれば、その分を教育費や家族の楽しみに回せますので頑張って手続きを行うようにしましょう。
青森県内でフラット35を申し込める金融機関はいくつかありますし、地元の工務店から紹介されることがあると思いますが、フラット35は申し込み先によって手数料などの条件が違ってきますので鵜呑みにせずに申し込み先はご自身で決定するようにしましょう。
青森県にも店舗を構えるフラット35取扱い実績全国一位のSBIアルヒ(旧アルヒ)は、申し込み先候補に入れておくと良いでしょう。事務手数料は借入額の2.20%(税込・最低22万円)が基本ですが、Web申込+電子契約の利用で1債権あたり33,000円の割引キャンペーンが実施されています(2026年3月2日〜2027年3月31日・公式サイトで確認)。
SBIアルヒは16年連続でフラット35の取り扱い実績1位(2025年度実行件数シェア27.7%・2026年5月公表)を獲得している最大手の住宅ローン専門金融機関です。SBIアルヒの特徴は、全国の店舗で専門のスタッフにじっくりと相談しながら住宅ローンを申し込めることで、小さなお子さま連れでも対面サービスで契約手続きをサポートしてもらえます。
注文住宅でマイホームを建てる場合、土地購入代金や建物建築費用(着工時・上棟時・引渡し時)の支払いが必要となります。通常の住宅ローンは、住宅が完成してから契約して利用することになりますが、それまでの中間の支払いに対応するのがつなぎ融資です。 地銀もつなぎ融資には対応していますが、住宅ローンの金利・手数料・疾病保障などの条件を考えるとネット銀行などが提供する全国区の住宅ローンを利用した方が有利なケースが多くあります。以下に住宅ローン金利や条件が優れていて、かつ、つなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローンを3つ紹介しておきます。
SBI新生銀行はアプラスと提携しつなぎ融資を受けることができ、ARUHIは独自のつなぎ融資を提供しています。
繰り返しになりますが、青森県に住んでいるからといって青森みちのく銀行や地元の信金、JAバンクなどの住宅ローンしか利用できないというわけではありません。
首都圏で大人気のネット銀行は、遠く離れた青森県の人でも全く問題なく利用できます。
都市部では住宅ローンの金利引き下げ競争が進みネット銀行と大手銀行が凌ぎを削っています。その結果、都市部はネット銀行以外でも低金利の住宅ローンがどんどん登場しているのですが、金利引き下げ競争があまり進まない地方の場合、そこまで住宅ローンの競争が激化していません。
競争が進まないということは私たち消費者にとってはマイナスで、金利が高かったり、疾病保障などの付帯サービスも充実していなかったりしますので、実は地方にいる人ほど、インターネット専業銀行を積極的に利用するメリットが大きいのです。
ぜひ、青森県にお住まいの方も、最先端のネット銀行の住宅ローンを選択肢の1つに加えて青森みちのく銀行の住宅ローンと比較してみてください。
金利比較ランキングで上位に食い込む人気のネット銀行を中心に紹介していますので、以下の公式サイトへのリンクから最新の住宅ローン金利を確認してください。
| 金融機関名 | 住宅ローン金利 | 一部繰上 返済手数料 | 保証料 |
|---|---|---|---|
| auじぶん銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料(※) |
| PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行) | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| SBI新生銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| ソニー銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| 楽天銀行(フラット35) | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| 楽天銀行(金利選択型) | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| アルヒ | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| 住信SBIネット銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
| みずほ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 三菱UFJ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 三井住友銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
| 青森みちのく銀行(旧青森銀行・旧みちのく銀行) | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 東奥信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 青い森信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| JAバンク青森 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
| 東北ろうきん | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
※auじぶん銀行の住宅ローンは、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません。
ネット銀行の住宅ローンには地方銀行にはない魅力がたくさん詰まっています。全国各地の地銀から利用者を奪っていくには、当然魅力的な住宅ローンでなければなりません。どちらの住宅ローンがオトクなのかは説明するまでもないのが現実です。
「私は昔から青森銀行!みちのく銀行一筋!それ以外の銀行から住宅ローンを借りるなんてありえない!」と決め込んでいる人は別ですが、そうでない人はぜひネット銀行の住宅ローンの魅力を確認するようにしましょう。
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