公開日: 2026年9月26日 更新日: 2026年9月27日

楽天銀行の住宅ローン金利は、申し込んだ日ではなく「融資実行日」の金利で決まります。金利選択型は毎月15日以降に翌月分の基準金利が公表され、フラット35は住宅金融支援機構が毎月初めに当月分の金利を公表します。つまり、引き渡し日がどの月になるかで、ご家族が払う金利が変わるということです。
楽天銀行は2023年4月に東証へ株式を上場し、2026年3月12日に預金口座数が1,800万口座を突破、預金残高(単体)も2025年12月末に13兆円を超えました(楽天銀行のプレスリリースより)。国内のネット銀行のなかでも規模の大きい銀行の一つです。
そんな楽天銀行では、主に次の2種類の住宅ローンを取り扱っています。
フラット35(住宅金融支援機構との提携型、全期間固定金利)
金利選択型ローン(変動金利・固定特約付き)
どちらも来店不要でネットから申し込める手軽さが特徴です。金利選択型は融資事務手数料が借入額にかかわらず一律330,000円(税込)・保証料なしで、保険料の負担なしで加入できる疾病保障付きの団信も用意されています。共働きで平日に窓口へ行く時間がとりにくいご家庭にとって、使いやすい住宅ローンといえます。
SBIマネープラザでは、ドコモSMTBネット銀行の住宅ローン(対面相談コース)を、店舗やオンラインで専門スタッフに相談しながら申し込めます。金利タイプの選び方や借り換えのシミュレーションも、その場で相談できます。
2026年9月は、ドコモSMTBネット銀行のWEB申込コースで終了した「物件価格の80%以下の金利優遇」が、SBIマネープラザで申し込む対面相談コースでは引き続き案内されています。頭金を入れる予定の方は、あわせて比べてみましょう。
※PR SBIマネープラザは、ドコモSMTBネット銀行とSBI新生銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。
楽天銀行に限らず、住宅ローンの適用金利は「融資実行日」に確定するのが一般的です。楽天銀行の金利選択型の商品説明書にも、お借入金利は融資実行日時点の金利が適用されると明記されています。
「申し込み時」や「審査に通った時」の金利ではなく、実際にお金が振り込まれるタイミングの金利が適用される、ということです。
わずか0.1%の金利差でも、35年間では総返済額に数十万円単位の差が出ることがあります。教育費や毎月の家計をやりくりしながら返していくご家庭にとって、金利が決まるタイミングを知っておくことは大切な備えです。

引用:住宅金融支援機構
住宅ローンは、仮審査の申し込みから融資実行まで1か月前後かかることが多く、申し込んだ時点で公表されている金利でそのまま借りられることはあまりありません。多くの場合、申し込んだ翌月か翌々月の金利が適用されます。
だからこそ「いつ金利が決まり、いつ公表されるのか」を知っておくと、引き渡し日の調整や、どの金融機関で借りるかを落ち着いて考えやすくなります。ここからは、楽天銀行のフラット35と金利選択型のそれぞれについて、金利が決まるタイミングを見ていきましょう。
住宅ローンの金利は、大きく分けて「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。それぞれ金利が決まる仕組みが異なり、目安となる指標も違います。
固定金利タイプの住宅ローンは、長期金利、特に10年国債の利回りの動きを目安に決まります。
国債利回りが上がると銀行の資金調達コストも上がるため、住宅ローンの固定金利も引き上げられやすくなります。逆に国債利回りが下がれば、固定金利も下がる傾向にあります。
その長期金利は、2026年9月25日の債券市場で一時3.115%まで上昇し、1996年8月以来およそ30年ぶりの高い水準となりました(日本相互証券の値として各社が報道)。固定金利タイプを検討しているご家庭は、翌月の金利がどう動くかを気にかけておきたい局面です。長期金利の推移は財務省「国債金利情報」で確認できます。
固定金利型は、決めた金利が一定期間(または完済まで)変わらないため、教育費のかかる時期に返済額を固定しておきたいご家庭など、金利上昇のリスクを避けたい方に向いています。ただし、借り始めの金利は変動金利より高めに設定されるのが一般的です。
一方、変動金利タイプの住宅ローンは、日銀の政策金利や、それに連動しやすい短期プライムレートなどを参考に決まります。
短期プライムレートとは、民間金融機関が優良企業向けに1年以内で貸し出す際の最優遇金利のことです。日銀が政策金利を引き上げれば、短期プライムレートや住宅ローンの変動金利も上がりやすくなります。推移は日本銀行「長・短期プライムレートの推移」で確認できます。
日銀は2026年9月の金融政策決定会合で政策金利を1.25%程度へ引き上げました。楽天銀行の変動金利は基準金利を毎月見直す仕組みのため、金利の動きが比較的早く反映されやすい点は知っておきたいところです。
「フラット35」は、住宅金融支援機構と楽天銀行のような民間金融機関が提携して提供する、全期間固定金利の住宅ローンです。資金を受け取る時点で完済までの金利と返済額が確定するため、長い子育て期間の家計計画を立てやすいのが魅力です。
フラット35の金利は、毎月初めに住宅金融支援機構がその月の資金受取分の金利を公表し、各取扱金融機関の金利も月ごとに切り替わります。楽天銀行のフラット35で適用されるのも、融資を実行する月の金利です。
住宅金融支援機構が公表した2026年9月資金受取分の最頻金利(返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付き)は年3.460%で、融資率9割超は年3.570%、返済期間20年以下(フラット20・融資率9割以下)は年3.140%です(住宅金融支援機構「最新の金利情報」・2026年9月時点)。
楽天銀行のフラット35の融資事務手数料は、返済口座を楽天銀行にした場合、新規購入・建築で借入額の1.10%(税込)、借り換えで0.99%(税込)です(最低額は新規110,000円(税込)・借り換え165,000円(税込)。返済口座が他行の場合は1.43%(税込))。
当サイトでは翌月のフラット35金利の予想記事も公開しています。 フラット35金利予想 今後の動向は?
毎月20日前後にこの記事を更新していますので、翌月の楽天銀行のフラット35金利の見通しをつかむ参考にしてください。
楽天銀行の案内では、フラット35はWEB申込から借り入れまで最短で35日程度が目安です。内訳は申込が8〜11日、審査が7〜14日(審査自体は約1〜2週間)、契約が20〜30日とされています(いずれも目安で、状況によって異なります)。
このため、仮審査を申し込んだ月の金利が適用されることはまずなく、翌月以降の金利で借りる前提で資金計画を立てておくと安心です。
楽天銀行は2013年11月に、独自の住宅ローン商品である「金利選択型住宅ローン」の取り扱いを始めました。
この住宅ローンは楽天銀行が自社で金利を決める「プロパー融資」で、変動金利と固定金利(2年・3年・5年・7年・10年)から選べるのが大きな特徴です。
楽天銀行の金利選択型住宅ローンでは、借入期間中に何度でも金利タイプを変更できます。たとえば、次のような使い方です。
最初は変動金利でスタートする
お子さまの進学などで支出が増える前に、10年固定金利に切り替えて返済額を安定させる
ライフイベントを見ながら返済計画を見直したいご家庭には心強い仕組みです。
※ただし、固定金利期間中は金利タイプを変更できません。固定期間が終わるまでは再変更できない点に注意しましょう。
楽天銀行の金利選択型の基準金利は、毎月15日以降に翌月分が楽天銀行のウェブサイトで公表されます。適用されるお借入金利は「基準金利-金利引下げ幅」で、引下げ幅は借入内容や審査結果によって決まります。
また、借り入れ後の変動金利も毎月1日を基準日として見直され、その月の約定返済日の翌日から新しい金利が適用されます。半年ごとに見直す銀行が多いなかで、楽天銀行は毎月見直すため、金利の上げ下げが早く返済に響きやすい点は覚えておきましょう。
2026年9月に適用されている金利(最優遇)は次のとおりです。
| 金利タイプ | 新規借り入れ | 借り換え |
|---|---|---|
| 変動金利 | 年1.557% | 年1.281% |
| 10年固定 | 年3.950% | 年3.950% |
※2026年9月時点・楽天銀行公式サイトにて確認。審査結果により引下げ幅が小さくなる場合があります。返済口座を他行にした場合(年0.3%)、ペアローン連生型・夫婦連生型団信(年0.2%)、100%保障がん団信(年0.2%)はそれぞれ金利が上乗せされます。
なお、10月適用分の基準金利もすでに公表されており、変動金利は引き上げとなっています。10月以降に融資実行を予定しているご家庭は、公表された翌月分の金利を必ず確認しておきましょう。
楽天銀行の金利選択型の金利発表については、当サイトでも毎月いち早く速報を出していますので参考にしてください。
多くの金融機関が毎月1日前後に当月の金利を公表するのに対し、楽天銀行は半月ほど早く翌月の金利がわかることになります。融資実行の月を不動産会社と相談する際にも役立つ情報です。
金利選択型は、楽天銀行の案内でWEB申込から借り入れまで最短26日程度が目安です(事前審査5〜10日・審査7〜14日・契約14〜21日)。フラット35と同じく、申し込んだ月の金利がそのまま適用されるとは限りません。
金利選択型には、保険料の負担なしで加入できる「がん保障特約(50%保障)・全疾病特約付団信」が用意されています(がん保障特約は融資実行日に満50歳以下の方が対象。満51歳以上の方は全疾病特約付団信に保険料の負担なしで加入できます)。がんと診断されたときに住宅ローン残高の100%が保障されるプラン(年0.2%の金利上乗せ)もあります。保障の詳しい内容は楽天銀行の住宅ローンの疾病保障(がん50%保障・全疾病保障)の解説を、手数料や審査を含めた商品全体は楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)の事務手数料・団信・審査の解説をご覧ください。
金利の公表日と融資実行日の関係を知っておくと、ご家族の資金計画に次のように活かせます。
A. いいえ、適用されるのは融資実行日の金利です。金利選択型は毎月15日以降に翌月分の基準金利が公表されるため、実行月が決まれば半月ほど前に適用金利の目安がわかります。
A. 楽天銀行の案内では、WEB申込から借り入れまで最短35日程度が目安です。審査自体は約1〜2週間とされています。書類の不備や物件の状況で延びることもあるため、余裕をもったスケジュールが安心です。
A. 適用金利が変わる可能性があります。フラット35も金利選択型も月ごとに金利が切り替わるため、実行日が月をまたぐと適用金利も変わります。引き渡し日・実行日は不動産会社・銀行と早めにすり合わせておきましょう。
A. 金利選択型なら、変動金利の利用中は原則として固定金利へ変更できます。ただし固定金利期間中は変更できず、変更時点の金利が適用されます。お子さまの進学前など、家計の節目に見直すご家庭もあります。
A. 融資実行前なら他行へ申し込み直すことは可能です。ただし審査には時間がかかり、引き渡し日が迫っていると現実的に難しいこともあります。あらかじめ2行程度に仮審査を出し、選択肢を確保しておく方法もあります。
楽天銀行の住宅ローン金利は、融資実行日の金利で決まります。フラット35は毎月初めに当月分、金利選択型は毎月15日以降に翌月分が公表されるため、引き渡し日がどの月になるかを早めに確認しておくことが、家計を守る第一歩です。
長期金利が約30年ぶりの水準まで上がり、日銀も利上げを続けている今は、金利の公表タイミングを知っているかどうかで準備のしやすさが変わります。わずかな金利差が教育費や家計のゆとりに影響することもあるので、最新の金利を確認しながら、ご家庭に合った借り方を選んでください。最新の金利・商品内容は楽天銀行の公式サイトでご確認ください。
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