2023年4月25日
この記事では三重県にお住いの人におすすめの住宅ローンを紹介しています。
三重県は中部地方に位置し、人口は約180万人。自動車や半導体、化学品などの製造業が盛んで、GDPは約7兆円となっています。観光スポットも充実し、伊勢神宮や鈴鹿サーキットなどあり、歴史と産業の融合が魅力の一つとなっています。
三重県で最も利用されている銀行は百五銀行です。百五銀行の預金残高は5兆円近く、全国の地銀の中でも上位に入ってくる規模の地方銀行です。
金融機関名 | 預金残高 | 店舗数 |
百五銀行 | 5兆3,000億円 | 143 |
三重銀行 | 1兆8,000億円 | 75 |
第三銀行 | 1兆9,000億円 | 96 |
桑名三重信用金庫 | 7,700億円 | 44 |
北伊勢上野信用金庫 | 4,200億円 | 30 |
預金残高では、百五銀行は三重銀行の3倍近くあるので、百五銀行が圧倒的なシェアを確保しています。
なお、第2地銀の第三銀行が地銀の三重銀行より規模が大きいという珍しい現象も起きていますが、この両行は2018年に経営統合し三十三フィナンシャルグループを設立しています。
また、2019年2月には桑名信用金庫と三重信用金庫が合併し、桑名三重信用金庫が誕生するなど、三重県では金融機関の統合が活発な時期がありました。
このページでは、三重県にお住まいの方におすすめの住宅ローンを紹介しています。都道府県を問わない住宅ローン借り換えランキングはこちらのページで紹介しています。
人口減少は日本各地で進んでおり、三重県では平成17年に187万人でピークを迎えた人口が減少を続けていますし、地方経済が縮小することは地方の金融機関の未来や業績にも影響をあたえます。
日本中の地銀では各種手数料の値上げやサービスの改悪が続いていることからも、金融機関を取り巻く環境は歴史的な低金利環境が続いていることも相まって厳しさがわかります。
そんな中で勢いがあるのはネット銀行で、店舗不要&人も少なめで済むので、住宅ローンの金利も低くしやすいと考えられています。近年ネット銀行の台頭によって構造的な地方銀行の経営は苦しさを増しています。
がんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる”がん50%保障”に加えて、精神障害を除く全ての病気や怪我を保障する“全疾病保障”も無料でセットされるauじぶん銀行の住宅ローン。
※新団信は2023年7月1日以降お借入れの方に適用金利が低いだけでなく、充実した無料の疾病保障サービスの魅力は他の住宅ローンとの競争から頭1つ抜け出しているとも言える状況で、申し込み先候補に加えておきたい住宅ローンです。今後、他のネット銀行が今後どのようにauじぶん銀行に対抗してくるかにも注目です。
さっそく三重県の地銀、第2地銀、信用金庫の住宅ローン金利を見て行きましょう。
なお、参考までにネット専業銀行で変動金利と10年固定金利が割安な楽天銀行の金利も比較のため金利を掲載しています。
変動金利 | 10年固定金利 | 35年固定金利 | |
百五銀行 | 年0.800% | 年1.100% | フラット35を取り扱い |
三十三銀行 | 年0.700%~ | 年1.200%~ | フラット35を取り扱い |
桑名三重信用金庫 | 年0.750%~ | 年1.100%~ | フラット35を取り扱い |
北伊勢上野信用金庫 | 年0.675% | 年1.150% | フラット35を取り扱い |
※金利は2023年4月。各金融機関のホームページを当サイトにて確認したもの。最新の金利や他の金利タイプの金利は各金融機関のホームページやチラシなどで確認してください。
百五銀行や三十三銀行などでは上記の最優遇金利を適用させるために、所定のクレジットカードに加入することを求められています。年会費が発生するクレジットカードに加入させられるのは抵抗を感じられる人もいるのではないでしょうか。また住宅ローンの金利比較でも変動金利では0.4%近辺の金利が主流のネット銀行の住宅ローンに軍配があがります。住宅ローンは借入金額が大きいので少しの金利差でも総返済額が100万円単位で変わってきますので、ぜひネット銀行の住宅ローンも検討したいですね。
注文住宅でマイホームを建てる場合、土地購入代金や建物建築費用(着工時・上棟時・引渡し時)の支払いが必要となります。通常の住宅ローンは、住宅が完成してから契約して利用することになりますが、それまでの中間の支払いに対応するのがつなぎ融資です。 地銀もつなぎ融資には対応していますが、住宅ローンの金利・手数料・疾病保障などの条件を考えるとネット銀行などが提供する全国区の住宅ローンを利用した方が有利なケースが多くあります。以下に住宅ローン金利や条件が優れていて、かつ、つなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローンを3つ紹介しておきます。
ソニー銀行やSBI新生銀行はアプラスと提携しつなぎ融資を受けることができ、ARUHIは独自のつなぎ融資を提供しています。
最後に、三重県で利用可能な住宅ローンを一覧形式で紹介します。
最新の金利やサービス内容は各金融機関のホームページなどでご確認をお願いします。
三重県に本店を構える銀行の中で最も住宅ローンを貸し出しているのは百五銀行です。
金融機関名 | 住宅ローン金利 | 一部繰上 返済手数料 | 保証料 |
---|---|---|---|
auじぶん銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料(※) |
SBI新生銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
ソニー銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
アルヒ | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
住信SBIネット銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 無料 |
みずほ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
三菱UFJ銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
三井住友銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
百五銀行 | 最新の金利を確認 | 無料 | 有 |
三十三銀行 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
桑名三重信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
北伊勢上野信用金庫 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
東海ろうきん | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
JAバンク三重 | 最新の金利を確認 | 有料 | 有 |
百五銀行は三重県津市に本店を置いており、三重県では圧倒的なシェアを持つ銀行です。
百五銀行の住宅ローンは、金利に割高さもあり、疾病保障が有料である点など、地銀にありがちな住宅ローンと言えます。
また、百五銀行の住宅ローンには3大疾病やがん保障などの疾病保障も付帯可能ですが、いずれも保険料が有料(3大疾病は+年0.3%の上乗せ金利、がん保障は+年0.1%の上乗せ金利)となっており、冒頭にご紹介した「がん50%保障」や精神疾患を除く全ての病気やケガを保障する「全疾病保障」を付帯するauじぶん銀行や疾病保障が付帯するSBI新生銀行やソニー銀行と比較しても金利で割高感があり、疾病保障も有料となっており、コスト面で大きな差が出ています。
ネット銀行の住宅ローンを中心に無料の疾病保障サービスが充実してきています。各社の疾病保障の特徴を解説した記事もいくつか用意していますので参考にしてください。
を参考にしてみてください。
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