
三井住友銀行はネット銀行とも関わりが深く、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の設立母体の一つであり、ソニー銀行の設立にも関わってきました。
三井住友銀行では近年、来店不要で手続きできるWEB申込専用住宅ローンに力を入れています。金利が魅力的なだけでなく、安心感の高い住宅ローンの提供をコンセプトにしている印象です。
具体的には、ただ金利が低いだけでなく、連生団体信用生命保険付住宅ローン(「クロスサポート」)、8大疾病保障特約、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンなど、将来の病気やケガ・災害に対する備え(疾病保障や災害特約)が充実している点が特徴です。子育て世帯や共働きのご家庭にとって、暮らしを守る保障を一緒に考えられるのは心強いところです。
三井住友銀行の住宅ローンの中で特に珍しいのが連生団信(クロスサポート)です。これは夫婦で住宅ローンを契約するときに、将来への備えを充実させられる商品です。
連生団信を積極的に取り扱う金融機関は少なく、結果的に三井住友銀行の特徴の1つになっています。
通常、収入合算やペアローンでは、夫婦どちらかに万一があっても残された一方の債務は引き続き残ります。一方、クロスサポート(連生団信)に加入すると、夫婦どちらかが死亡・所定の高度障害状態になったときに2人分の住宅ローン残高が0円になり、共働き夫婦には大きな安心につながります。2026年6月時点では、クロスサポートは金利に年0.18%の上乗せで利用できます(連帯債務型での借入が前提です。最新の取扱内容・上乗せ金利は公式サイトでご確認ください)。共働きで収入を合算して借りるご家庭ほど、万一のときに残された側の返済が重くなりすぎないこの保障の価値は大きいといえます。
住宅ローンの基本的なサービスも申し分なく、インターネットバンキングから一部繰上返済が手数料無料で行えるなど、借りた後の使い勝手もネット銀行と大きく変わりません。
3大疾病[がん(上皮内がんを除く)・急性心筋梗塞・脳卒中]および5つの重度慢性疾患[高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎]になった場合の保障をセットした住宅ローンです(2026年6月時点では金利年0.3%の上乗せが目安。借入時年齢で保障内容が変わるため事前にご確認ください)。日常のケガ・病気保障特約を付けることもでき、組み合わせることで手厚い保障になります。
地震や火災で住宅が被災した場合に、住宅ローンの返済を一部免除してもらえる特約が付いた住宅ローンです。火災・地震保険では補えない部分を補完できます。
この特約は2種類用意されていて、契約時に選べます。
・自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(約定返済保障型)
・自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン(残高保障型)

三井住友銀行の住宅ローンでは団信への加入が必須で、団信の保険料は三井住友銀行が負担するため、住宅ローン契約者が直接負担することはありません。
なお、ワイド団信はカーディフ生命を引受保険会社として提供されており、健康状態に不安がある方でも、ワイド団信に加入できれば三井住友銀行の住宅ローンを利用できる可能性があります。
三井住友銀行の住宅ローンには保証料と事務手数料が必要です。それぞれ確認していきましょう。
三井住友銀行の住宅ローンを利用するには、グループ会社のSMBC信用保証に保証してもらう必要があります。保証料の概算金額をまとめました。
「WEB申込専用住宅ローンⅠ」の保証料は銀行負担です。以下は通常の三井住友銀行の保証料の目安です。
下表は35年ローン契約時の借入金額ごとの保証料(保証料外枠方式)の目安です(返済期間・審査結果により異なります)。
※保証料は消費税が非課税で、前払いの場合は住宅ローン契約時に支払います。
| 保証会社の審査がよかった場合 | 保証会社の審査が悪かった場合 | |
| 2,000万円 | 412,400円 | 1,648,740円 |
| 3,000万円 | 618,600円 | 2,473,110円 |
| 4,000万円 | 824,800円 | 3,297,480円 |
| 5,000万円 | 1,031,000円 | 4,121,850円 |
保証会社の審査結果がよければ融資金額の2%程度ですが、審査結果によっては融資金額の8%以上の保証料が必要になる場合があります。
なお、保証料の支払い方には保証料外枠方式のほかに保証料内枠方式(金利上乗せ方式)があります。総額では外枠方式の方が割安になるケースが一般的なので、ご家庭の資金計画にあわせて選びましょう。
| 金利プラン | 「変動金利型」「固定金利特約型」。借入期間を通じて店頭金利から一定幅の金利引下げが適用されます(引下げ幅・最新の適用金利は公式サイトでご確認ください)。 |
| 利用できる人 |
以下の条件を満たす方 ・借入時年齢:満20歳以上満70歳 |
| 借入可能金額 | 100万円以上1億円以内 |
| 返済期間 | 35年以内 |
| 団体信用生命保険 | 団体信用生命保険への加入必須(保険料は銀行負担) |
| 保証人・保証料 | 保証会社の保証を利用する必要があるが、保証会社あての保証料は借入金利に含まれる。 |
| 事務手数料 | 融資金額に対して2.20%(税込) |
なお、SMBCグループのOliveアカウントと住宅ローンをあわせて利用すると、Vポイントの還元率が優遇される特典も用意されています(条件や還元率は変更される場合があるため、最新内容は公式サイトでご確認ください)。日々の家計でポイントが貯まりやすくなる点も、ご家庭にはうれしいポイントです。
Q. 共働きで借りるなら、クロスサポートは付けた方がいいですか?
A. 収入合算(連帯債務型)で借りるご家庭には、クロスサポートは検討に値する保障です。どちらかに万一があっても2人分の残高が0円になるため、残された側が住宅ローンと生活費の両方を抱える事態を避けられます。年0.18%の上乗せ分のコストと、得られる安心のバランスを、家計の状況とあわせて考えてみましょう。
Q. 変動金利は今後どうなりますか?
A. 2026年6月に日銀が政策金利を年1.0%程度へ引き上げており、変動金利は今後の見直しで上がる可能性があります。三井住友銀行のWEB申込専用住宅ローンはネット銀行に近い低金利が魅力ですが、金利が上がった場合でも家計が耐えられる返済額でシミュレーションしておくと安心です。最新の適用金利は公式サイトでご確認ください。
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