イオン銀行の住宅ローンの評判・メリット・デメリットとは?

2019年8月1日

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イオン銀行の住宅ローンの評判・メリット・デメリットとは?

全国のイオン店舗内に銀行の店舗を作る”インストアブランチ”と呼ばれる戦略で店舗数・顧客数を拡大しているイオン銀行。イオン銀行はイオングループであることを最大限に活かした金融サービスで、口座数は600万口座を超えるほどに人気を集めています。

 

イオン銀行では、住宅ローンも積極的に提供し、低い金利はもちろん、イオン銀行で住宅ローンを利用すると最大で5年間全国のイオングループの店舗での買い物がいつでも5%割引になるサービスを無料でセットするなどして人気を集めています。

 

この特集ページでは、そんなイオン銀行の住宅ローンのメリットやデメリットなどの評判について解説しています。

 

住宅ローン業界の最新動向

「2019年3月にじぶん銀行ががん50%保障団信に加えて、精神障がいを除く全ての病気や怪我を保障する『全疾病保障』が無料でセット」、「2019年7月に新生銀行が介護保障付き住宅ローンの変動金利を年0.45%(変動フォーカス)まで引き下げ」、「2019年7月にジャパンネット銀行が年0.415%の低金利をひっさげて住宅ローンに参入」というように住信SBIネット銀行のライバル銀行の住宅ローンが次々と商品改定・商品開発を行っています。

ジャパンネット銀行の新商品について詳しくはこちら

じぶん銀行のがん保障・全疾病保障について詳しくはこちら

新生銀行の変動フォーカス新商品について詳しくはこちら

今のところ、住信SBIネット銀行の住宅ローンに大きな動きはありませんが、ライバル銀行がこれだけ住宅ローンを強化していますので、今後の住信SBIネット銀行の動向に注目です。

 

 

イオン銀行とは?

イオン銀行は2007年に営業を開始し、イオンの中に銀行店舗を開店する方式で日本全国に店舗網を拡大しています。イオン銀行では、預金だけでなく、住宅ローン・デビットカード・クレジットカード・カードローン・投資信託(NISA)・iDeco・保険など様々な金融商品を取り扱っています。

 

最近では、第三者が行う銀行のサービスレベルの調査でも高い評価を獲得するようになってきていて、例えば、日本経済新聞が実施している日経金融機関ランキングでも2017年の総合評価1位を獲得しています。

 

イオン銀行、日経金融機関ランキングでお客様満足度第1位

 

イオン銀行の住宅ローン金利推移

最初にイオン銀行の住宅ローンの最新金利と金利推移を確認しておきましょう。以下は新規借入向けの金利ですが借り換え限定で変動金利を年0.47%とするなど、金利の低さはイオン銀行の住宅ローンの魅力の1つです。

もっとも、2019年8月現在、ネット専業銀行で最も低い金利を提示しているじぶん銀行は変動金利が年0.457%、10年固定金利が年0.590%となっており、イオン銀行の住宅ローン金利が際立っている訳ではありませんし、変動金利の低さなら年0.415%のジャパンネット銀行の住宅ローンの方が有利な状況です。

変動金利10年固定金利
2019年8月年0.520%年0.690%
2019年7月年0.520%年0.740%
2019年6月年0.520%年0.740%
2019年5月年0.520%年0.740%
2019年4月年0.520%年0.740%
2019年3月年0.520%年0.740%
2019年2月年0.520%年0.740%
2019年1月年0.520%年0.740%
2018年12月年0.520%年0.740%
2018年11月年0.520%年0.740%
2018年10月年0.520%年0.740%
2018年9月年0.570%年0.690%
2018年8月年0.570%年0.690%
2018年7月年0.570%年0.690%
2018年6月年0.570%年0.690%
2018年5月年0.570%年0.690%
2018年4月年0.570%年0.690%
2018年3月年0.570%年0.690%
2018年2月年0.570%年0.690%
2018年1月年0.570%年0.690%

 

イオン銀行の住宅ローンの評判・メリット

イオングループでの毎日の買い物が5%OFF!!

イオン銀行の住宅ローンの最大の特徴は、イオングループならではの「イオングループでの買い物が毎日5%割引となる特典」を利用できることです。

 

このサービスはイオンセレクトクラブと呼ばれていて、イオン銀行の住宅ローンを利用するとイオン・マックスバリュ・まいばすけっと・ネットスーパーなどのイオングループでの買い物がいつでも5%割引になります。イオンで買い物する機会が多いご家庭にとってはメリットがあるサービスと言えます。

 

なお、このサービスには2つ落とし穴があります。1つ目は住宅ローンを利用している全期間が対象になるわけでなく、5年間の期間限定のサービスであるという点です。

もう1つは年間の割引金額の上限で、例えば、住宅ローンの当初借入金額が2,000万円だった場合、年間の割引対象金額の上限は90万円(割引額の上限は45,000円)となっています。

 

イオンセレクトクラブの特徴と注意点

● 割引額は買い物金額の5%、曜日や特定日などの条件はない。

● イオン・マックスバリュ・まいばすけっとなどの店舗が対象になるだけでなくイオンのネットスーパーも対象。

● 割引は住宅ローン契約(イオンセレクトクラブ入会)から5年間

● 年間の割引対象金額の上限は住宅ローンの当初借入金額が1,000円以上2,000万円未満の場合は45万円、2,000万円以上で90万円

5年を経過すると特徴の無い住宅ローンになってしまう点が最大の落とし穴と言えます。

 

イオンセレクトクラブの5%OFFが5年間の期間限定とは言え、例えば、生活用品や消耗品などを月5万円イオングループで買い物した場合、年間の割引額の合計は3万円になります。

5年間で15万円も割引してもらえることになるのでメリットに感じる人も多いと思います。

イオンの店舗では特定日に割引されることがあり、そのような特定日を狙ってまとめ買いすることもできますが、まとめ買いは不必要なものを購入してしまったり、すぐに使ってしまったり、して、想像しているよりも節約できなかったりします。

時間やタイミングに縛られずに必要な時に必要なものを購入しつつ、割引を受けられるのは数字以上のメリットがあると言えるでしょう。

繰り返しですが、イオンセレクトクラブは5年間の期間限定ですので、過度にこの特徴に目を奪われるのは危険です。住宅ローン金利や疾病保障などを加味して住宅ローン選びをしましょう。

 

イオンセレクトクラブイオン銀行住宅ローンの特典シミュレーション

イオン銀行の住宅ローンの特典シミュレーション2

 

人気の変動金利が低金利(年0.470%~年0.520%)

国内でもっとも住宅ローンの利用者・利用残高が多いとされている三菱UFJ銀行は変動金利を2019年8月の最優遇金利で年0.625%としています。例えば三菱UFJ銀行は住宅ローンの審査結果で適用される金利が変わりますので、もっと高い金利になる可能性もありますがイオン銀行の場合そのような金利幅はありません。

 

イオン銀行の住宅ローンは、変動金利は借り換えで年0.470%、新規購入で0.520%とネット銀行並みの低金利となっています。

 

人気のネット銀行のじぶん銀行住信SBIネット銀行は店舗で相談しにくいというデメリットがありますが、店舗で相談できてネット銀行並みの低金利を提供できているのがイオン銀行の住宅ローンの最大のメリットと言えます。

 

ワイド団信を取り扱い

イオン銀行は幅広い人に住宅ローンを利用してもらえるように利用条件のハードルがかなり低くなっています。それは団信のラインナップにも反映されていて2016年からワイド団信も取り扱っています。

 

住宅ローンは団体信用生命保険(団信)への加入が必須ですが、過去に大きな病気にかかったり、治療中の持病がある場合、健康状態の問題で団信に加入できない可能性があります。

 

そのような健康状態に不安を抱える人のために用意されているのが加入条件が緩和された「ワイド団信」です。

 

ワイド団信は加入しやすくなっている分、通常の住宅ローン金利に年0.3%の金利上乗せして保険料を実質的に負担しなければなりませんが、高血圧、うつ病、糖尿病、肝炎など一般の団信では審査に通らない可能性のある持病や過去の病歴のある人でもワイド団信を利用することで住宅ローンを利用できる可能性があります。

 

なお、イオン銀行で取り扱うワイド団信の提供元のクレディアグリコル生命のワイド団信に実際に加入できた実績がある病名を参考までに紹介しておきますので参考としてください。

※団信の加入審査は病名だけで決まるのではなく症状により判断されるので注意してください

■代謝異常による病気
糖尿病、脂質異常症(高脂血症・高コレステロール血症)、高尿酸血症・痛風など
■心臓・血圧の病気
狭心症、心筋梗塞、不整脈、心房細動、期外収縮、心臓弁膜症、高血圧症、血栓性静脈炎(静脈血栓症)など
■脳の病気
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳動脈瘤(脳動脈解離)、てんかん、ギランバレー症候群など
■精神・神経の病気
うつ病・うつ状態、自律神経失調症、適応障害、不安障害、強迫性障害、パニック障害、睡眠障害、神経症など
■食道・胃・腸の病気
潰瘍性大腸炎、クローン病、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープなど
■肝臓・胆道・膵臓の病気
肝炎・ウイルス肝炎(B型肝炎・C型肝炎)、肝機能障害、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど
■呼吸器(胸部)の病気
喘息、気管支炎、肺炎、肺血栓塞栓症、結核、睡眠時無呼吸症候群など
■目・耳・鼻の病気
緑内障、白内障、網膜剥離、難聴、副鼻腔炎など
■ホルモン・免疫異常による病気
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺機能低下症、リウマチ性疾患、橋本病、全身性エリテマトーデスなど
■血液・造血器の病気・異常
貧血、赤血球・白血球の数値異常など
■妊娠・女性特有の病気
妊娠、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸部異形成、子宮内膜炎など

 

例えば、変動金利・年0.52%を基準に考えると、ワイド団信利用時でも年0.82%とかなり低金利で住宅ローンを利用できることになります。

イオン銀行の住宅ローンのワイド団信

 

8疾病保障付住宅ローンを取り扱い

次に注目したいサービスは「8疾病保障」です。

イオン銀行の8疾病保障は保険料として金利に年0.3%の上乗せが必要となりますが、「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」など日本人の持病ともいえる病気に対応しています。

 

日本の医療は世界の中でも高く、医療が進化した結果、「死なないリスク」という言葉を目にするような状況になっています。つまり、以前は完治させることができなかった病気でも、医療の進化により完治できる可能性が高まったり、数年・10年以上もの間、病気の進行を抑えられる可能性も高まってきています。

 

それらの病気が治癒したとしても、病気にかかる前と変わらず働き続けることができなくなってしまう可能性があります。病気で働けなくなって収入は途絶えたけれども、住宅ローンの返済は残っていてると、返済が滞ったり、マイホームを手放さなければならない状態に陥る可能性があります。

そのようなリスクをできるだけ抑えるためにはこのような疾病保障の住宅ローンを利用しておく必要があるわけです。

 

イオン銀行の住宅ローンのがん保障

 

 

全国の各都市にある豊富な店舗網

イオン銀行と同水準または、イオン銀行よりも低金利で住宅ローンを提供しているインターネット専業銀行の住宅ローンも非常に高い人気を集めていますが、そのようなネット銀行のデメリットに窓口で相談できない点が挙げられます。

 

住宅ローンは最大で35年の長い付き合いになる金融商品です。その間に相談できる店舗が近くにないと不安に感じる人も多いと思います。その点、イオン銀行であれば全国に店舗があるだけでなく土日祝日も営業しているなど、相談しやすい店舗サービスを提供している点はメリットの1つと言えるでしょう。

 

また、イオン銀行の住宅ローンの分割融資(つなぎ融資)にも対応するなどのメリットもあります。

 

なお、イオン銀行は北海道、 青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、 静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、宮崎県、鹿児島県、 沖縄県に店舗を有しています。

 

イオン銀行は店舗もコールセンターも365日対応

イオン銀行の住宅ローン相談

イオンの風景

 

クレジットカード(ゴールドカード)を無料で持てる

イオン銀行の住宅ローンを1000万円以上組むとイオン銀行のゴールドカードが発行されます。このゴールドカードには羽田空港のラウンジはもちろん、全国にあるイオンにあるラウンジが無料で利用できるなどの特典があります。

ゴールドカードではありますが、年会費は無料となっているのでコストを気にせず保有できるカードとなっています。

イオンラウンジサービス

ネット完結型に対応!

2018年1月31日よりイオン銀行ではネット完結型の住宅ローンに対応、契約書がペーパーレスで電子化されることで収入印紙も不要になり、各種必要書類もデータでアップロードすることが可能となりました。

ネット完結型住宅ローンはじぶん銀行が国内で初めて取り扱いを開始し、住信SBIネット銀行やみずほ銀行が追随していました。

ネット完結となることで必要書類の郵送にかかる時間が節約できるとともに収入印紙代も節約できるなど嬉しい限りですね。

イオン銀行の住宅ローンのネット申し込み流れ

 

低い年収基準&収入合算やペアローンにも対応

イオン銀行ではペアローンにも対応し、夫婦共働き世帯のマイホーム購入をバックアップしています。ペアローンはご夫婦、婚約者、親族などがそれぞれで住宅ローンを組むことにより、お一人で住宅ローンを組むより多くの住宅ローんを組めるものです。

共働き世帯の増加によりお互いの収入を活用して住宅ローンを組みたいというニーズの対応しているのは小売チェーンに属するイオン銀行はさすがと言えますね。

 

イオン銀行の住宅ローンの評判・デメリット

諸費用が必要・手数料が高い

一般的な住宅ローンでは融資融資事務手数料もしくは保証料として融資額の2.16%もしくは年0.2%相当の諸費用が必要となります。

イオン銀行でもこうした諸費用が必要となり、借入額の2.16%もしくは年0.2%(別途108,000円)のいずれかを選択することとなります。

一般的な諸費用とはいえ、ソニー銀行や新生銀行が5万円程度の融資事務手数料を設定していることを考えれば高い分類になってしまいますね。

イオン銀行の住宅ローンの融資事務手数料

 

疾病保障が有料

イオン銀行ではさまざまな疾病保障付きの住宅ローンを鳥圧っていますが、すべて有料となっています。

有料であるため保障内容は充実していますが、じぶん銀行au住宅ローン住信SBIネット銀行楽天銀行(金利選択型)が無料で疾病保障が付帯するのに比べると、コストをかけずに疾病保障を付帯させたいという方にはデメリットも言えるサービス体系になっています。

イオン銀行の疾病保障付き住宅ローンの種類

種類保障の概要保険料
がん保障付きがんと診断されると住宅ローン残高がゼロになる年0.1%
8疾病保障付き8つの疾病を保障年0.3%
居住不能保障付き自然災害で自宅に住めなくなった場合に月々の住宅ローン返済額を保障年0.05%

 

優遇金利を受けるための条件がある

1.イオンカードセレクトのお申込み
2.イオン銀行インターネットバンキングの登録

および、次の1.~3.のいずれかの取引きまたは申込みが必要となります。
1.当行口座を給与振込口座に指定
2.カードローンの申込み
3.投資信託口座開設

ネット銀行の多くはこうした優遇の条件を設定しない一方、メガバンク・地銀ではこうした設定をしているのが一般的ですのでデメリットとは言えないまでも新規参入組みの銀行のサービスとしては若干残念なものとなっています。

 

セカンドハウスでの利用はNG

イオン銀行の住宅ローンはマイホームでの借入れのみに対応しており、セカンドハウス、別荘での利用はできません。

 

最後に

イオン銀行には金利・身近さという面で検討の価値が十分ある住宅ローンだといえます。しかし、ネット銀行の住宅ローンと比較した場合には少し見劣りをしてしまう印象もあります。

 

イオン銀行の住宅ローンの最大のメリット・特徴であるイオングループでの買い物が5%OFFになるイオンセレクトクラブはイオンユーザにとって魅力的ですが、5年の期間限定なのはネックですね。5年経過後は最大の特徴が無くなってしまうという点には注意が必要です。

 

ネット専業銀行では完済までの最長35年間のがん、病気、怪我を保障する疾病保障を無料で付帯する動きが顕著です。こうした疾病保障をがん保険や医療保険と考えた、相当する保険料は35年間でイオンセレクトクラブのメリットを大きく上回る価値があります。年収200万円以上で利用可能なじぶん銀行は2019年3月からこれまでのがん保障に全疾病(精神疾患をのぞく全てのケガと病気)の保障も開始しています。

 

じぶん銀行の全疾病保障の詳細はコチラ

じぶん銀行の住宅ローンに全疾病保障が付帯

 

 

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