2023年10月30日
住信SBIネット銀行が、2023年10月27日に住宅ローン取扱額の累計が10兆円を突破したことを発表しました。
住宅ローン取扱額9兆5,000億円を突破したのが2023年7月10日だったので、約3か月半で5,000億円の住宅ローンを貸し出したことになります。
ここ数年、住信SBIネット銀行の住宅ローンの融資実行ペースは衰える気配が無く、単純計算で1か月あたり1,500億円のペースで貸し出し続けています。日経新聞の報道では新規貸し出し額ではメガバンクを超え、国内で最も貸し出しをしている住宅ローンが住信SBIネット銀行になっているようです。ネット専業銀行の住宅ローンがメガバンクを超えるというのは大きな時代の変化と言えますし、それほど住信SBIネット銀行の住宅ローンが支持されていることの証拠を言えますね。
なお、住信SBIネット銀行ではいくつかの住宅ローンを提供しています。最近は、SBIマネープラザ、ローンプラザなどで申し込める住宅ローン(対面)や、不動産会社との提携住宅ローンの提供範囲も拡大しています。
住信SBIネット銀行が住宅ローン利用者から支持され続けていることに違いはありませんが、内訳は大きく変化していることが容易に想像できます。(融資実行額の商品別の割合は公表されていません)
最近は、auじぶん銀行やPayPay銀行など住信SBIネット銀行の住宅ローンよりも低い金利(ネット上での公表値)を提示する住宅ローンが増えていて、利用者を奪われているはずですが、「不動産会社との提携住宅ローン」や他業種の企業との提携住宅ローンに力を入れ、それらの影響を補っている形です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの最大のライバル商品と言えば、auじぶん銀行の住宅ローンです。auじぶん銀行の住宅ローンには、「がん50%保障」が無料でセットできるのはもちろん、精神障害を除く全ての病気や怪我を保障する『全疾病保障』も無料でセットできます。
住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)などにセットされている無料の全疾病保障よりも保障範囲や保障内容が有利な面が多いので、住信SBIネット銀行の住宅ローンを検討中の人は、auじぶん銀行の住宅ローンとしっかり比較するようにしましょう。
達成日 | 累計実行金額 |
2018年2月23日 | 4兆円 |
2018年3月23日 | 4兆1,000億円 |
2018年4月9日 | 4兆2,000億円 |
2018年6月8日 | 4兆3,000億円 |
2018年7月30日 | 4兆4,000億円 |
2018年9月21日 | 4兆5,000億円 |
2018年11月12日 | 4兆6,000億円 |
2018年12月25日 | 4兆7,000億円 |
2019年2月22日 | 4兆8,000億円 |
2019年3月22日 | 4兆9,000億円 |
2019年4月1日 | 5兆円 |
2019年5月31日 | 5兆1,000億円 |
2019年11月28日 | 5兆5,000億円 |
2020年6月26日 | 6兆円 |
2021年8月6日 | 7兆円 |
2022年2月14日 | 7兆5,000億円 |
2022年6月2日 | 8兆円 |
2022年10月21日 | 8兆5,000億円 |
2023年3月17日 | 9兆円 |
2023年7月6日 | 9兆5,000億円 |
2023年10月27日 | 10兆円 |
2023年7月時点で住信SBIネット銀行は大きく4種類の住宅ローンを取り扱っています。
1つは住信SBIネット銀行のWEBサイトから申し込みを受け付けている住宅ローン(WEB申込コース)。2つ目は同じく住信SBIネット銀行のWEBサイトなどから申し込みを受け付けているフラット35。
それとSBIマネープラザなどの店舗に限定して申込を受け付けている住宅ローン(対面)です。さらに提携不動産会社経由の提携住宅ローンも取り扱っています。提携住宅ローンは不動産会社経由でしか申し込めない住宅ローンです。累計実行額にはこれらの住宅ローンがすべて含まれています。
住信SBIネット銀行の主力商品です。この住宅ローン(WEB申込コース)は、非常に魅力的な水準の低金利となっていることに加えて、全ての病気とケガに備えることができる全疾病保障が無料で付帯するのが人気の理由です。
※審査結果によっては、 表示金利に年0.1%~年0.3%上乗せとなる場合があります。借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
一般的には住宅ローンに疾病保障を付帯する時には年0.05%~年0.1%程度を住宅ローンの金利に上乗せして保険料を負担しなければなりません。住信SBIネット銀行の場合、1年間働けない状態にが続くことという厳しめの条件がありますが、費用負担なしで全疾病保障が付帯している点は魅力的なのは言うまでもありません。
住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)は、その名の通りネット申込に限定した住宅ローンです。
そのため、窓口で相談して住宅ローンを選びたい・金利タイプを決定したいと考えている人には向いていません。そんな人たちのために用意されているのが、店舗申し込み限定の住宅ローン(対面)です。
この住宅ローンは全国に店舗を構えるSBIマネープラザなどで専門のスタッフに店舗で相談したうえで申込できる住宅ローンです。ネット銀行の低金利住宅ローンを店舗で申し込めるとあって人気の住宅ローンの1つになっています。
住宅ローン(対面)の金利や商品性は住宅ローン(WEB申込コース)と同じです。
※少し金利設定が違ったりしていますが、気になる方は、住宅ローン(WEB申込コース)と住宅ローン(対面)の違いとは【比較表で徹底解説】を参考にしてください。
なお、フラッと来店しても応対してもらえる可能性はありますが、住宅ローンの相談にはある程度時間がかかるのと、専門スタッフにその時間を確保してもらわないとしっかり相談できなくなってしまう可能性が高いので来店予約してから訪問すると良いでしょう。もちろん、相談は無料ですし話を聞いてみるだけでも問題になることはありません。
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