公開日: 2026年9月1日 更新日: 2026年9月18日

ドコモSMTBネット銀行は、累計融資実行額が13兆円を優に超えていて、ネット銀行の中でも住宅ローンに力を入れてきた銀行の1つです。ただし、近年は住宅ローンの金利の引き上げが進み、必ずしも「最適な住宅ローン」とは言い切れません。過去の実績が、現在の住宅ローンの魅力や満足度の高さにつながるとは限りませんのでよく商品性は確認するようにしましょう。
特に無料の「全疾病保障付き団信」は、保障の適用範囲や条件に細かな制約があり、いざという時に期待どおりの保障が受けられないといった声も少なくありません。そのため、諸費用や条件付きの優遇を合わせると、金利条件も他行と大差ないことも多いのが実情です。
また、近年は大手不動産会社との提携を強化しているため、物件購入時にローンが半ば自動的に勧められるケースも増えています。一見すると手続きがスムーズに思えますが、利用者が自ら条件を比較検討する機会を失い、結果的に不利な条件で契約してしまう懸念もあります。
さらに2025年にはNTTドコモグループ入りを果たし、2026年8月3日には「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更されましたが、金融と通信を組み合わせた「新サービス」が必ずしも利用者にとってメリットになるとは限りません。むしろ通信契約とのセット販売的な形で縛られるリスクも考えられます。auじぶん銀行の住宅ローンが代表的です。
その点、SBI新生銀行の住宅ローンは保証料が不要で、団信も基本無料、さらに一部繰上返済も手数料ゼロと、シンプルかつ利用者にとって分かりやすい仕組みになっています。複雑な条件やセット販売的な仕組みに惑わされるより、最初から明快な条件で提供されるSBI新生銀行の住宅ローンの方が、結果的に安心で長期的にも有利になる可能性が高いといえるでしょう。
| 1位 | ドコモSMTBネット銀行 | 約1兆4,000億円 |
| 2位 | auじぶん銀行 | 約8,000億円 |
| 3位 | 三菱UFJ銀行 | 約7,000億円 |
2023年7月10日付、日本経済新聞掲載情報
ドコモSMTBネット銀行では、住宅ローンのキャンペーンを頻繁に行っています。また、それらの”キャンペーン”を活用して住宅ローン利用者を増やしています。
引き続き、住宅ローンのキャンペーンを実施することが多く、特定のキャンペーンコードの入力が必要だったり、エントリーが必要なキャンペーンを行っている場合もあります。
日本でも住宅ローンの金利の引き上げが相次いでいます。2025年4月・2026年4月にドコモSMTBネット銀行をはじめとするネット銀行は変動金利の引き上げを実施しました。もともと低金利と手続きの利便性で人気を集めていた銀行ですが、SBI新生銀行(2026年9月の変動は新規 年1.060%、SBIハイパー預金の優遇適用で年0.990%)と比較すると、相対的に金利の割高感が出てきています。
そして2026年9月には、さらに大きな変更がありました。ドコモSMTBネット銀行はWEB申込コースの「物件価格の80%以下でお借入れいただく場合の金利優遇」と「環境配慮型住宅への特別金利優遇」を、2026年8月実行分をもって終了しています(公式サイトに記載。対面相談コースでは引き続き利用できます)。この結果、WEB申込コースの通期引下げプラン・変動金利は2026年8月の年1.200%から、2026年9月は年1.750%になりました。これは金利改定というより「優遇制度そのものの終了」なので、キャンペーンを待つかどうかを考える前に、この変更を踏まえて他行と比べ直すことをおすすめします。
ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンの魅力の基本は金利の低さですが、加えて、疾病保障を無料で付帯できる点も大きな魅力です。
ドコモSMTBネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)にセットされるスゴ団信や、スゴ団信や全疾病保障は、すべての病気や怪我に対応しながらガンなどの手厚く対応できるようになっています。また、ワイド団信の取り扱いもしているので健康状態に不安のある人でも利用しやすい住宅ローンの1つです。
以下にドコモSMTBネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)の主なメリット・デメリットなどの特徴をまとめておきましたので参考にしてください。
| 時期 | 内容 |
| 2022年1月1日(火)~2022年3月31日(木) | 変動金利引き下げキャンペーン(借り換え限定) |
| 2021年7月1日(木)~2021年9月30日(木) | 変動金利引き下げキャンペーン(借り換え限定) |
| 2020年1月6日(月)~2020年3月31日(火) | 変動金利引き下げキャンペーン |
| 2019年1月4日(金)~2019年3月29日(金) | 住宅ローン契約で1万円キャッシュバック |
| 2018年7月2日(月)~2018年9月28日(金) | 住宅ローン契約で1万円キャッシュバック |
| 2018年2月1日(木) ~ 2018年3月30日(金) | 住宅ローン契約で1万円キャッシュバック |
| 2018年2月1日(木)~2018年3月30日(金) | 住宅ローン取扱額もうすぐ4兆円突破記念キャンペーン |
| 2017年2月10日(金)~2017年3月31日(金) | 住宅ローン借換え応援Wキャンペーン金利引下げ幅拡大キャンペーン |
2026年9月1日時点では、ドコモSMTBネット銀行でキャンペーンコードが必要な住宅ローンのキャンペーンは確認できませんでしたが、いつキャンペーンがスタートしてもおかしくないので、公式サイトなどで最新のキャンペーンの実施状況を申し込み前に確認しておくようにしましょう。
【重要/2026年9月1日時点】ドコモSMTBネット銀行の【フラット35】「保証型」は、現在、新規のお申込み受付を行っていません(公式サイトに記載)。以下は制度の解説として残していますが、これから新規で申し込むことはできない点にご注意ください(すでに借り入れ中の方の契約は継続します)。なお買取型の【フラット35】は引き続き取り扱っています。
ドコモSMTBネット銀行では、「保証型」と呼ばれる独自のフラット35商品を提供してきました。これは、住宅金融支援機構が定める制度の中でも、限られた金融機関だけが取り扱うことができる特別なスキームで、2026年2月時点で全国でわずか8社しか提供していませんでした。
中でも注目されていたのは、保証型フラット35を提供している“唯一の銀行”がドコモSMTBネット銀行だったという点です(住宅金融支援機構の公表情報より)。他の取り扱い事業者の多くがモーゲージバンクである中、銀行として直接この仕組みを提供していたのは同行のみでした。
「保証型フラット35」は、従来のフラット35と比べて、金利の水準や審査基準、取扱手数料などにおいてオリジナリティを持たせられるため、より柔軟な商品設計が可能です。ドコモSMTBネット銀行ではこの枠組みを活かし、長期固定の安心感を求めるユーザーに向けた住宅ローン商品を展開していました。
いまから全期間固定を検討する場合は、ドコモSMTBネット銀行の買取型【フラット35】か、他の取扱金融機関のフラット35を比べることになります。参考までに、2026年9月の【フラット35】(返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下・団信込み)の最頻金利は年3.460%です(2026年9月1日確認)。
※上記は保証型の商品性の説明です。2026年9月1日時点では新規のお申込み受付を行っていませんので、これから申し込む場合は買取型の【フラット35】など他の商品を検討してください。最新の取扱状況は公式サイトでご確認ください。
ドコモSMTBネット銀行は、住宅ローンだけを見ていると損をします。実際には、口座開設や預金、証券連携など“ふだんの銀行利用”そのものを対象にしたキャンペーンが定期的に更新され、条件が合う人ほどキャッシュバックやポイント還元を取りやすい設計になっています。
とくに狙い目になりやすいのが、円普通預金の残高や入金、口座振替などの達成条件で特典が上乗せされるタイプです。キャンペーンによっては、口座を作って終わりではなく、一定期間内に残高判定や入金・引落の確認が入るため、「いつ判定されるのか」「どの取引が対象になるのか」を先に押さえるほど取りこぼしが減ります。
また、ドコモSMTBネット銀行はSBI証券との連携施策が多く、銀行経由で証券口座を開設した人に特典が出るキャンペーンも走っています。申込ルートが違うだけで対象外になるケースがあるので、申し込みボタンを押す前に“どこから手続きするのが正解か”を確認しておくのがコツです。
結論として、ドコモSMTBネット銀行を使うなら「キャンペーンは後で見る」ではなく「使い方を決める前に見る」が正解です。キャンペーン内容は予告なく変更・終了することもあるため、申込や入金の直前にキャンペーン一覧を確認し、条件と判定日までセットでチェックしてから動くと、同じ利用でも得できる確率が上がります。

キャンペーンを待つかどうかを判断するうえでも、まずは現在の金利水準を押さえておきましょう。編集部が公式金利ページで確認した2026年9月適用の金利(新規借り入れ・借り換え同水準)は次のとおりです。
| 金利タイプ | 適用金利(新規・借り換え共通) |
|---|---|
| 変動金利(通期引下げプラン) | 年1.750% (前月 年1.200%) |
| 固定10年(当初引下げプラン) | 年3.149% (前月 年3.049%) |
| 固定20年(当初引下げプラン) | 年3.729% (前月 年3.649%) |
| 固定35年(当初引下げプラン) | 年3.839% (前月 年3.759%) |
※2026年9月1日時点・公式サイトにて確認。変動金利の上げ幅が大きいのは、前述の「物件価格の80%以下でお借入れいただく場合の金利優遇」がWEB申込コースで終了したためです。審査結果により金利が上乗せされる場合があります(本文記載のとおり年0.100%〜年0.300%)。金利は毎月見直されるため、最新の適用金利は必ず公式サイトでご確認ください。
たとえば3,500万円を35年・元利均等返済(ボーナス返済なし)で借り、変動金利 年1.750%が全期間続いたと仮定すると、毎月の返済額は約111,502円です(当編集部調べの試算。事務手数料などの諸費用は含みません。変動金利は今後上下するため、あくまで現時点の目安です)。前月の年1.200%なら約102,096円でしたので、優遇の終了によって同じ借入額でも月あたり約9,400円、35年では約395万円の差が生まれた計算になります。
金額が大きいだけに、頭金を物件価格の20%以上用意できるご家庭は、WEB申込コースだけで判断せず、対面相談コース(80%以下の金利優遇が継続)の条件もあわせて確認する価値があります。お子さまの教育費のピークが10〜15年後に来るご家庭なら、「金利が上がったら毎月いくらまでなら耐えられるか」を家族で先に話し合って決めておくと、キャンペーンの有無に振り回されない借り方ができます。
A. 無理に探し回る必要はありません。コード型のキャンペーンは対象者が限定されていることが多く、条件に合わない人が入力しても特典が適用されないのが一般的です。申し込み完了前に公式サイトのキャンペーン一覧を一度確認すれば十分です。
A. 金利そのものの改定に加えて、WEB申込コースの「物件価格の80%以下でお借入れいただく場合の金利優遇」と「環境配慮型住宅への特別金利優遇」が2026年8月実行分をもって終了したことが影響しています(公式サイトに記載)。頭金を2割以上入れられる方にとっては実質的な条件変更なので、他行やドコモSMTBネット銀行の対面相談コースと比べ直すことをおすすめします。
A. 一般に、商号変更そのものによって既存の契約条件(金利や返済条件など)が変わることはありません。ただし、サービス名やアプリ・手続き画面の名称が変わる可能性はあるため、契約中・申込中の方は公式サイトのお知らせを確認しておくと安心です。
今月のおすすめ特集
各社住宅ローンの金利速報
サイト更新情報
2026.09.21NEW住宅ローン
2026.09.21NEW住宅ローン
2026.09.20住宅ローン
2026.09.20住宅ローン
2026.09.20住宅ローン
2026.09.20住宅ローン
2026.09.20住宅ローン
2026.09.19住宅ローン
2026.09.19住宅ローン
2026.09.19住宅ローン
住宅ローンの基礎
住宅ローンの審査特集
職業別の住宅ローン審査
年収別の住宅ローン審査
地域別おすすめ住宅ローン
取扱銀行一覧
執筆・監修者