2024年11月27日
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行・大手地銀・ネット銀行と日本には数多くの金融機関がありますが、日本でもっとも住宅ローン残高が多い(住宅ローンを貸し出している金融機関は三菱UFJ銀行です。
※「住宅ローン残高」とは、その金融機関が個人に対して融資している住宅ローンの総額を指します。具体的には、銀行などの金融機関が住宅購入やリフォームなどを目的に貸し出した資金のうち、まだ返済が完了していない全てのローンの合計残高です。
三菱UFJ銀行は、日本最大のメガバンクであり、三菱UFJフィナンシャル・グループの中核を担う銀行です。国内外に幅広いネットワークを持ち、個人向けの銀行業務から法人向けの金融サービス、国際的な事業までを展開しています。預金、融資、投資、資産運用など多岐にわたるサービスを提供し、信頼性と安定性の高さが特徴です。
住宅ローンを検討する際、どの銀行が多くの融資を提供しているか気になる方も多いでしょう。銀行ごとに融資残高の規模は異なり、規模が大きい銀行ほど信頼性やサービスの充実度が高いと感じる方も少なくありません。
この記事では、三菱UFJ銀行などの大手銀行が公表するIR情報・ディスクロージャー誌を参照して主要金融機関の住宅ローン残高を調査してみました。
※ランキングとして表示しているのは「三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行」の5つの銀行までです。それ以下は近年人気を集めているネット銀行などの住宅ローン残高を参考までに紹介しています。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行の5行が国内の住宅ローン利用者が多い銀行トップ5です。
まず初めに2023年3月期末の残高ランキングです。
住宅ローン残高 2023年3月末時点 (億円) |
|
---|---|
三菱UFJ銀行 | 139,177 |
三井住友銀行 | 110,142 |
三井住友信託銀行 | 104,615 |
りそな銀行 | 84,990 |
みずほ銀行 | 77,717 |
住信SBIネット銀行 | 52,959 |
ソニー銀行 | 29,926 |
SBI新生銀行 | 11,117 |
1位は三菱UFJ銀行、2位は三井住友銀行です。
大手銀行の住宅ローン残高の減少が目立っていますが、依然として三菱UFJ銀行がやはり頭一つ抜けていることがわかります。
その他の4つの金融機関はほぼ横並びの状況ですが、大手銀行の住宅ローンの中で大きく残高を増やしているのが三井住友信託銀行です。
三井住友信託銀行が大きく残高を増やしている理由は、子会社のネット銀行である住信SBIネット銀行が代理店として三井住友信託銀行の住宅ローンを販売しているためです。住宅ローン業界におけるネット銀行の躍進は目覚ましく、大手銀行の住宅ローン残高の減少は、住宅ローン利用者がネット銀行に流れていることの証明ともいえます。
親会社の住宅ローン残高を押し上げている住信SBIネット銀行はもちろん、ソニー銀行やSBI新生銀行も堅調に残高を伸ばしていることからもわかります。
2016年のマイナス金利政策の影響で金利が急激に下がったため、住宅ローンの借り換えは一巡したと言われていますが、古くから住宅ローンを取り扱っている大手銀行で住宅ローンを借り入れている人がこれだけいるわけで、まだまだ住宅ローンの借り換えを行っていない人が多いとも言えます。
これだけ金利が低下しているなかで5年以上前に住宅ローンを借りてそのままにしている人は、結果的に金融機関にお金をあげている(払う必要がない額の利息を支払っている)ようなものなので、もったいないとしか言いようがありません。
借り換えをまだ行っていない方は、毎月の返済額や総返済額を大幅に削減できる可能性があります。特に、5年以上前に高金利で住宅ローンを借り入れた場合、借り換えによって得られるメリットは非常に大きいと言えます。一度、現在の金利状況や借り換えシミュレーションを行い、検討をしてみることをオススメします。
今月の注目住宅ローン
今月のおすすめ特集
各社住宅ローンの金利速報
サイト更新情報
2025.01.14
2025.01.10
2025.01.10
2025.01.09
2025.01.07
2025.01.07
2025.01.07
2025.01.06
2025.01.06
2025.01.06
住宅ローンの基礎
住宅ローンの審査特集
職業別の住宅ローン審査
年収別の住宅ローン審査
地域別おすすめ住宅ローン
取扱銀行一覧
執筆・監修者
Copyright © Izit Inc. 2013 - 2024
Copyright © Izit Inc. 2013 - 2024