公開日: 2026年8月8日

ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休前後は、住宅ローンの審査・契約・融資実行のスケジュールに注意が必要です。
直近で特に注意したいのが、2026年9月19日(土)から9月23日(水・秋分の日)までの5連休(シルバーウィーク)です。9月21日(月)が敬老の日、9月23日(水)が秋分の日で、間の9月22日(火)が祝日法の定めで「国民の休日」となるため、2015年以来11年ぶりの秋の5連休になります。銀行の窓口は原則として土日祝日が休業のため、この5日間は審査や契約の手続きが止まりやすくなります。
このほか、毎年のゴールデンウィーク(4月末〜5月上旬)や、銀行の休業日と定められている年末年始(12月31日〜1月3日)も同様です。なお、8月のお盆の時期は祝日ではないため銀行は通常どおり営業していますが(2026年は8月11日・火曜の「山の日」のみ祝日休業)、不動産会社・司法書士・売主側や勤務先が夏季休業に入ることが多く、手続き全体はやはり進みにくくなります。
住宅ローンは、申し込みをすればすぐに融資が実行されるわけではありません。事前審査、本審査、団体信用生命保険の告知、必要書類の確認、契約手続き、司法書士との調整、融資実行日の確定など、多くのステップがあります。大型連休を挟むと、銀行だけでなく、不動産会社・司法書士・保証会社・保険会社などの対応も止まりやすくなります。
そのため、物件の引き渡し日や決済日がゴールデンウィーク前後に重なる人は、できるだけ早めに住宅ローン審査を申し込むようにしましょう。特に、書類に不備があった場合や、団信の追加確認が必要になった場合は、想定よりも融資実行が遅れることがあります。
以下は、ゴールデンウィークなどの大型連休中に想定される主要金融機関の住宅ローン関連サービスの取り扱いイメージです。実際の対応は年ごと・金融機関ごとに異なるため、申込前には必ず各金融機関の公式サイトで最新情報を確認してください。
| 金融機関 | 審査 | 融資実行 | 返済・引き落とし |
| 楽天銀行(フラット35) | 休業日中は原則進みにくい | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| 楽天銀行(金利選択型) | 休業日中は原則進みにくい | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| SBI新生銀行 | 大型連休前後は余裕を持った申込が必要 | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| auじぶん銀行 | 休業日中は通常より時間がかかる可能性 | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| SBIアルヒ | 連休前後は審査・契約が混み合う可能性 | 金融機関・住宅金融支援機構の営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| SBIマネープラザ | 店舗・相談窓口の営業日に注意 | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| ソニー銀行 | 休業日中は通常より時間がかかる可能性 | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行) | 住宅ローン窓口の休業時間に注意 | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| 三井住友銀行 | WEB申込は可能でも審査回答は営業日ベース | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
| 三菱UFJ銀行 | WEB申込は可能でも審査回答は営業日ベース | 銀行営業日ベースで対応 | 休業日の場合は翌営業日扱い |
上記のとおり、大型連休中は住宅ローンの審査や融資実行が通常どおり進まない可能性があります。WEB申込自体は連休中でも受け付けている金融機関がありますが、審査結果の連絡、契約書類の確認、司法書士との手続き、融資実行などは、銀行営業日ベースで進むのが一般的です。
特に注意したいのは、融資実行日と物件の引き渡し日です。不動産売買では、融資実行と同日に売主への残代金支払い、所有権移転登記、抵当権設定登記を行うのが一般的です。銀行が休業している日は、こうした決済手続きを行えないため、引き渡し日が大型連休前後に重なる場合は、早めに金融機関・不動産会社・司法書士とスケジュールを確認しておきましょう。
住宅ローンの手続きは、銀行だけで完結するものではありません。不動産会社、司法書士、保証会社、保険会社、勤務先への在籍確認など、複数の関係者が関わります。大型連休を挟む場合は、どこか一つの手続きが止まるだけで全体のスケジュールが後ろ倒しになることがあります。
そのため、急ぎで住宅ローンを借りたい人は、連休直前に申し込むのではなく、少なくとも1ヵ月以上の余裕を持って審査を進めるのが理想です。SBI新生銀行のように、申込状況や内容によっては融資実行まで1ヵ月半以上かかる場合があると案内している金融機関もあります。余裕を持った準備が、決済遅延を防ぐ最大のポイントです。
住宅ローン以外でも、大型連休中は金融サービスの利用に注意が必要です。
大型連休中でも、ATMやインターネットバンキングは利用できることが多いですが、すべての取引が通常どおりに処理されるわけではありません。特に住宅ローンのように、審査・契約・登記・融資実行が関係する手続きは、銀行営業日を前提にスケジュールを組む必要があります。
大型連休の前後に住宅ローンを利用する予定がある人は、早めに審査を申し込み、必要書類をそろえ、融資実行日と引き渡し日を金融機関・不動産会社・司法書士と共有しておきましょう。
いいえ。銀行の休業日は原則として土日祝日と年末年始(12月31日〜1月3日)で、お盆は祝日ではないため銀行は通常どおり営業しています(2026年は8月11日・火曜の「山の日」のみ祝日)。ただし、不動産会社や司法書士事務所、審査の在籍確認先となる勤務先が夏季休業のことが多く、決済や登記の日程調整は進みにくくなります。お盆前後に引き渡しを控えているご家庭は、関係者の休業日程を早めに確認しておきましょう。
ネット銀行を中心に、WEBの申込受付自体は連休中も行っている金融機関が多くあります。ただし、審査の実施や結果の連絡、書類の確認は銀行営業日ベースで進むため、回答は連休明けになるのが一般的です。連休明けは申込みが集中して通常より時間がかかることもあるので、「連休中に申込み→連休明けに回答」を見込んだ余裕のあるスケジュールを組みましょう。
引き落とし日が銀行休業日にあたる場合は、翌営業日に引き落とされる扱いが一般的です。連休中に口座残高が不足していると連休明けの引き落としができず、遅延扱いになるおそれがあります。連休前に返済用口座の残高を確認しておくと安心です(取り扱いの詳細はご契約先の案内をご確認ください)。
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