2024年4月5日
住信SBIネット銀行では2015年9月1日からフラット35を取り扱っています。この記事では、住信SBIネット銀行が提供しているフラット35の特徴や住宅ローンについて解説しています。
目次
住信SBIネット銀行は、2007年に営業を開始しているネット銀行です。開業して間もないころから住宅ローンに力を入れていて、保証料を無料にしたり、無料の疾病保障サービスをセットしたり、ネット銀行の住宅ローンの代表的な存在として長年人気を集めています。
2015年にフラット35の取り扱いを開始した時点で、既に住信SBIネット銀行は多数の人に住宅ローンを貸し出していました。
一方で、ネット銀行の住宅ローンは金利が低い代わりに、どうしても厳しく審査しなければならない側面があります。
一般的な住宅ローンよりも利用しやすい審査基準が設定されているフラット35を提供することで、幅広い人が住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りることができるようした経緯があります。
フラット35は住宅金融支援機構が提供する住宅ローンで、民間の金融機関が提携して提供されています。
フラット35を提供しているのは住宅金融支援機構なので、住宅ローンの基本的な商品性はどの金融機関を経由しても同じです。
ただし、住信SBIネット銀行では独自で提供するフラット35を提供していて、他の金融機関経由で申し込むフラット35と差別化しています。
まだ取り扱い金融機関が少なく、銀行としては唯一の「フラット35保証型」を利用できるのは大きな魅力です。(2024年4月現在)
通常のフラット35は「買取型」と言われ、金融機関でフラット35の契約が終ると、住宅ローンを住宅金融支援機構が買い取ります。金融機関は、運用元の住宅金融支援機構が指定する条件でフラット35を販売しかありませんので、金利や審査条件は住宅金融支援機構の基準の範囲内とする必要があり、結果としてほとんど違いがありません。
その点、「保証型」のフラット35は、住宅金融支援機構は保証しかしませんし、金融機関が資金調達含めて管理することになるため、「買取型」のフラット35よりも自由に商品性を決められます。
このように、通常の金融機関ではフラット35の金利は横並びですが、「保証型」と言う仕組みのフラット35を提供したり、「疾病保障」を利用できることが住信SBIネット銀行のフラット35の特徴です。
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