2020年7月17日
住信SBIネット銀行が、2020年6月26日に住宅ローン取扱額6兆円を突破しました。
2019年11月28日に5兆5,000億円に到達していますので、約8か月で5,000億円の貸し出しを行っていることになります。8ヶ月で5,000億円ですので、毎月600億円程度の融資を実行していることになります。大手地銀でも1000億円の融資実行に何か月もかかるのが当たり前なのでこのハイペースで融資額を伸ばし続けている住信SBIネット銀行の人気は根強いことがわかります。
ただし、今年に入り、住信SBIネット銀行は固定金利の金利を積極的に引き上げる一方、ジャパンネット銀行が低金利で住宅ローンサービスに参入したり、auじぶん銀行が積極的に金利を引き下げているなどネット専業銀行の競争はより激しさを増しています。
今後の住信SBIネット銀行がどう対応していくいか(していかないのか)動向から目が離せませんね。
金利・疾病保障などではネット銀行のauじぶん銀行も全く見劣りしませんが融資実行額では大きく引き離されている印象です。
auじぶん銀行は2019年3月からこれまで付帯させていた「がん50%保障」に精神障害を除く全ての病気や怪我を保障する『全疾病保障』を追加する商品改定を行いました。保険料は引き続き無料としています。ネット専業銀行の競合である、ソニー銀行や住信SBIネット銀行とのサービススペックを大きく引き離すものとなり、極めて魅力的な住宅ローンへと進化しました。
達成日 | 累計実行金額 |
2018年2月23日 | 4兆円 |
2018年3月23日 | 4兆1,000億円 |
2018年4月9日 | 4兆2,000億円 |
2018年6月8日 | 4兆3,000億円 |
2018年7月30日 | 4兆4,000億円 |
2018年9月21日 | 4兆5,000億円 |
2018年11月12日 | 4兆6,000億円 |
2018年12月25日 | 4兆7,000億円 |
2019年2月22日 | 4兆8,000億円 |
2019年3月22日 | 4兆9,000億円 |
2019年4月1日 | 5兆円 |
2019年5月31日 | 5兆1,000億円 |
2019年11月28日 | 5兆5,000億円 |
2020年6月26日 | 6兆円 |
2020年7月時点で住信SBIネット銀行は3種類の住宅ローンを取り扱っています。1つは住信SBIネット銀行のWEBサイトから申し込みを受け付けているネット専用住宅ローン。2つ目は同じく住信SBIネット銀行のWEBサイトから申し込みを受け付けているフラット35。最後が、SBIマネープラザなどの店舗に限定して申込を受け付けているミスター住宅ローンREALの3つです。
累計実行額にはこの3種類の住宅ローンがすべて含まれています。住信SBIネット銀行の3つの住宅ローンはちょっと複雑で、ネット専用住宅ローンは親会社の三井住友信託銀行が住信SBIネット銀行のために提供している住宅ローンで、フラット35は住宅金融支援機構が提供する住宅ローンです。
店舗申込専用のミスター住宅ローンREALのみが住信SBIネット銀行本体が提供する住宅ローンになります。親会社などの住宅ローンの販売代理を行いながら、自社や店舗をもつ提携先経由で自社の住宅ローンを販売しているという他ではあまり見かけることのない構成になっています。
国内最大手のの信託銀行である三井住友信託銀行が住信SBIネット銀行のために開発・提供している住宅ローンで、住信SBIネット銀行の主力商品です。このネット専用住宅ローンは、業界最低水準の低金利となっていることに加えて、全ての病気とケガに備えることができる全疾病保障が人気の理由です。
※1 審査結果によっては、 表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があります。
特に楽天銀行の金利選択型は事務手数料が一律で330,000円(税込)となっているため、1,500万円以上の住宅ローンを組む場合には住信SBIネット銀行より楽天銀行(金利選択型)の方が事務手数料が安くなるため、楽天銀行は注目度は増すばかりです。
一般的には住宅ローンに疾病保障を付帯する時には0.05%~0.1%%程度を住宅ローンの金利に上乗せして保険料を負担しなければなりません。住信SBIネット銀行の場合、1年間働けない状態にが続くことという厳しめの条件がありますが、費用負担なしで全疾病保障が付帯している点は魅力的なのは言うまでもありません。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンは、その名の通りネット申込に限定した住宅ローンです。
そのため、窓口で相談して住宅ローンを選びたい・金利タイプを決定したいと考えている人には向いていません。そんな人たちのために用意されているのが、店舗申し込み限定のミスター住宅ローンREALです。
この住宅ローンは全国に店舗を構えるSBIマネープラザなどで専門のスタッフに店舗で相談したうえで申込できる住宅ローンです。ネット銀行の低金利住宅ローンを店舗で申し込めるとあって人気の住宅ローンの1つになっています。
ミスター住宅ローンREALの金利や商品性はネット専用住宅ローンとほとんど同じです。
※少し金利設定が違ったり、全疾病保障の細かい条件が違っていますので、気になる人は、ネット専用住宅ローンとミスター住宅ローンREALの違いとは【比較表で徹底解説】を参考にしてください。
なお、フラッと来店しても応対してもらえる可能性はありますが、住宅ローンの相談にはある程度時間がかかるのと、専門スタッフにその時間を確保してもらわないとしっかり相談できなくなってしまう可能性が高いので来店予約してから訪問すると良いでしょう。もちろん、相談は無料ですし話を聞いてみるだけでも問題になることはありません。
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