2024年9月16日
全宅住宅ローンは全国宅地建物取引業協会連合会に加盟している日本全国の不動案仲介業者が出資し設立された住宅ローン専門の金融機関、いわゆるモーゲージバンクです。疾病保障の種類が豊富で、全国の大都市に支店も有しています。
SBIアルヒも同じくモーゲージバンクで、11連続でフラット35の取り扱い実績が1位を獲得している最大手の住宅ローン専門の金融機関です。SBIアルヒの特徴は、全国の店舗で専門のスタッフにじっくりと相談しながら住宅ローンを申し込めることで、対面サービスで契約手続きをサポートしてもらえます。
このページでは、全宅住宅ローンとARUHIのフラット35のメリットやデメリットを比較したいと思います。
国内では取扱金融機関が少ないフラットの「保証型」ですが、フラット35取扱最大手のSBIアルヒでは「保証型のフラット35・ARUHIスーパーフラットを積極的に取り扱っています。通常のフラット35との比較で約年0.1%割安な金利で利用可能なケースもあります。また、借り換え専用のスーパーフラットもあります。フラット35の利用を検討中の人はARUHIスーパーフラットを検討候補に入れておくと良いでしょう。
なお、WEB申込でも事前審査の結果は1営業日~2営業日で完了するため、審査スピードも速いのですが、繁忙期など、利用者全体の申込状況により時間がかかることもありますので、時間がない人や急ぎたい人は早めに手続きしておくことをおすすめします。
最初に全宅住宅ローンとSBIアルヒの審査について比較したいと思います。まず、フラット35の場合、事前審査は申込した各金融機関で実施し、本審査は住宅金融支援機構が行います。事前審査の審査基準も住宅金融支援機構が定めているので、基本的には同じ審査基準です。ただ、金融機関によって独自の審査基準が追加されていることがあるので、100%同じ結果になるわけではありません。
全宅住宅ローン | SBIアルヒ | |
仮審査審査期間 | 1-2営業日 | 1-2営業日 |
本審査審査期間 | 2-3営業日 | 10日から14日前後 |
借り入れ限度額 | 8,000万円 | 8,000万円 |
団信 | 無料付帯 | 無料付帯 |
疾病保障 | 新3大疾病付機構団信のみ取り扱い | 8疾病保障特約プレミアム、失業保障特約三ツ星くんも取り扱い |
店舗でのサポート | 数店舗 | 全国にあり |
職業 | 会社員、自営業者・個人事業主、派遣社員、契約社員、アルバイト、パート | 会社員、自営業者・個人事業主、派遣社員、契約社員、アルバイト、パート |
年収 | 100万円程度でも利用可能 | 100万円程度でも利用可能 |
来店 | 来店不要 | 来店不要 |
保証人・保証料 | 不要 | 不要 |
つなぎ融資 | 対応 | 対応 |
全宅住宅ローンの本審査が数営業日で終わる一方でARUHIダイレクトは2週間程度の審査期間が必要としており、大きな差があります。ただし、アルヒも店舗経由での審査を行う場合には数営業日で審査が終わることになっています。
次に全宅住宅ローンとSBIアルヒの費用に注目して比較したいと思います。
フラット35の金利は全く同じですが、大きくことなるのは事務手数料です。
全宅住宅ローン | SBIアルヒ | |
金利 | 固定金利:20年まで1.430%、20年超1.820% (団信に加入しない場合:20年まで 1.230%、20年超 1.620%)/ |
固定金利:20年まで1.430%、20年超1.820% (団信に加入しない場合:20年まで 1.230%、20年超 1.620%)/ |
事務手数料 | 2.20% |
1.10%(ARUHIスーパーフラットの新規借り入れを除く) |
保証料 | 無料 | 無料 |
一部繰上返済手数料 | 100万円以上の繰上返済に無料で対応 | 10万円以上の繰上返済に無料で対応 |
※通常のフラット35の場合。SBIアルヒ独自のARUHIスーパーフラットは通常のフラット35より低い金利が設定されています。
最後に全宅住宅ローンとSBIアルヒの事務手数料をフラット35の借り入れ金額ごとに比較してみました。
全宅住宅ローン | SBIアルヒ | |
2,000万円 | 440,000円 | 220,000円 |
3,000万円 | 660,000円 | 33,000円 |
4,000万円 | 880,000円 | 440,000円 |
5,000万円 | 1,100,000円 | 550,000円 |
※ARUHIスーパーフラットの新規借り入れを除く
全宅住宅ローンとSBIアルヒ(店舗)では融資手数料に違いがない状況ですが、SBIアルヒではARUHIダイレクトで審査申し込み・契約を行うと融資事務手数料が1.10%(税込)ですむ、買取型のフラット、「ARUHIスーパーフラット」でより低金利なフラット35を利用することが可能というメリットがあります。
自己資金が10%以上用意できている場合には、ARUHIスーパーフラットが利用できますので、SBIアルヒ一択と言ってよい状況です。
最後に全宅住宅ローンとSBIアルヒのフラット35金利を見てみたいと思います。完全に同じ金利を提示していることが分かりますね。
全宅住宅ローン | SBIアルヒ | |
フラット35(15-20年) | 1.430%(Aタイプ) | 1.430% |
フラット35(21-35年) | 1.820%(Aタイプ) | 1.820% |
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