2023年4月11日
この記事ではPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンのつなぎ融資への対応やつなぎ融資を使ったうえで、PayPay銀行の住宅ローンを利用する方法について解説しています。また、PayPay銀行以外のネット銀行の住宅ローンのつなぎ融資への対応状況についても解説していますので合わせて参考としてください。
目次
2021年7月からPayPay銀行の住宅ローンに、がんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる”がん50%保障”が無料でついてくるようになりました。また、がんと診断された時に住宅ローンの残高が0円になる”がん100%保障”がわずか0.1%の金利上乗せで利用できるようになっています。
この改定で、PayPay銀行の住宅ローンが、金利が低いだけでなく疾病保障が充実している住宅ローンとしての魅力が大幅に高まったことは言うまでもありません。
※12月~3月は住宅ローン利用者が増加する季節です。人気が殺到して審査に時間がかかる可能性もあるので早めに申込しておくことをおすすめします。
結論としてPayPay銀行では自社のつなぎ融資・つなぎローンを提供していませんが、つなぎ融資は他の金融機関を使ったうえでPayPay銀行の住宅ローンを利用することは可能です。いずれにせよ、PayPay銀行の住宅ローンの審査申し込んで、その審査に通った後につなぎ融資の審査に申し込むことになります。
この記事ではPayPay銀行の住宅ローンをつなぎ融資を経由して利用する流れについて解説していますが、PayPay銀行としてつなぎ融資に対応しているわけではないので手続きに時間はかかります。なお、つなぎ融資に対応する低金利の住宅ローンはこちらで紹介しています。
面倒な手続きを避けたい人はつなぎ融資に対応しているおすすめの住宅ローン一覧を参考にしてください。
なお、PayPay銀行が用意している住宅ローンの商品説明書に、「※戸建の新築資金の場合、建物完成時に一括でのご融資となります。着工金や中間金、土地代金のお支払いのみのご融資はできません。」と明確に記載されています。着工金や中間金の記載がまさに「つなぎ融資」で工面する必要がある資金です。
「住宅ローンのよくあるご質問」にも以下のように明記されていましたし、2022年5月時点の商品説明書にも「※戸建の新築資金の場合、建物完成時に一括でのご融資となります。着工金や中間金、土地代金のお支払いのみのご融資はできません。」と明記されており、つなぎ融資はもちろん、分割融資にも対応していないことがわかります。
前述した通り、「PayPay銀行ではつなぎ融資を提供していない」だけであって、つなぎ融資が必要なケース(≒注文住宅)でPayPay銀行の住宅ローンが利用できないわけではない、と言う点は確かですが、面倒な手続きを避けたい人は、公式につなぎ融資に対応したり、つなぎ融資を紹介してくれる住宅ローンをチェックしておくと良いでしょう。
PayPay銀行の住宅ローンの審査に通ってから、つなぎ融資に別途申し込んで、つなぎ融資の審査も通過できれば、つなぎ融資が必要な注文住宅でPayPay銀行の住宅ローンを利用することができます。
ポイントは「PayPay銀行の住宅ローンの審査に先に通過しておく必要がある」という点です。
通常、つなぎ融資は住宅ローンの本審査に通っていない人は申し込むことができません。つなぎ融資を提供している金融機関は「住宅ローンを借りれることが確定している人」としかつなぎ融資を契約してくれないので、まず、PayPay銀行の住宅ローンの審査に申し込んで審査に通過できるのかを確認するところからスタートしてください。その後、工務店やハウスメーカーに相談するか、アプラスなどのつなぎ融資の審査に申し込むようにしてください。
PayPay銀行の住宅ローンの商品説明書には「戸建の新築資金の場合、建物完成時に一括での融資となり、着工金や中間金、土地代金の支払いのみの融資はできません。」と記載されています。物件が完成するまでは融資してもらえませんが、つなぎ融資で物件完成までを対応し、完成時に融資してもらうことでつなぎ融資の返済に充てることができると明記されていることがわかります。
PayPay銀行の住宅ローンを注文住宅でも利用できるものの、つなぎ融資を自分で探さなければならないのはかなり面倒で手続きも複雑化してしまいます。
特に注文住宅を建てる場合、「どのような家を建てるのか」を考えることに集中したくなるので、つなぎ融資をしてくれる金融機関を一から探すのは非常に面倒です。
いったん、注文住宅でも活躍してくれるつなぎ融資に対応しているネット銀行のおすすめの住宅ローンを紹介しておきますので参考にしてください。
なお、ソニー銀行の住宅ローンはPayPay銀行よりも変動金利タイプの金利が高いように見えますが、ソニー銀行の住宅ローンには「がんと診断された時に住宅ローンの残高が50%になるがん疾病保障」が無料で付帯しますし、「がんと診断された時に住宅ローンの残高が0円になる疾病保障」がわずか0.1%の金利上乗せ(PayPay銀行の場合、0.2%の金利上乗せ)で利用できます。
つなぎ融資を利用する時の流れも簡単です。まず、ソニー銀行の住宅ローンに申し込んで審査に通ったら、ソニー銀行のコールセンターなどに事情を説明して、アプラスや日本モーゲージサービスのつなぎ融資を紹介してもらうという流れです。
まずはSBI新生銀行の住宅ローンに申し込んで審査が通るかを確認して、専門スタッフやコールセンターで相談するようにしましょう。
ネット銀行も徐々につなぎ融資に対応していますが、つなぎ融資に対応しているのは比較的住宅ローンの歴史が長い金融機関が多くを占めています。
PayPay銀行はまだ新しい住宅ローンで、つなぎ融資の前に対応すべき商品改定案が多く残っていると思いますので、短期的につなぎ融資に対応する可能性は低いのではないかと予想しています。
ネット銀行の多くは未だにつなぎ融資に対応していません。自分でつなぎ融資を探してネット銀行の住宅ローンに繋げていくというやり方はとれるのですが、マイホームをどのように建築するかを考えるだけで忙しい時期なので、住宅ローン+つなぎ融資まで自分で調整する気にはなかなかなれません。
PayPay銀行がつなぎ融資に積極的に対応するようになるまで先ほど紹介したつなぎ融資に対応する住宅ローンを利用することをおすすめします。
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