2025年1月6日
住宅ローンの金利や商品性を比較するランキングで頻繁に上位にランクインしている銀行の1つにauじぶん銀行があります。auじぶん銀行の住宅ローンが人気を集めてい最大の理由は住宅ローンの金利が安い(低い)ことですが、それだけではありません。
auじぶん銀行では、魅力的な金利を提示しているだけでなく、充実した医保障付き団体信用生命保険(団信)を提供することで住宅ローンを借りた後の安心感がある商品を提供しています。
なぜ、auじぶん銀行は金利や保険料が安い住宅ローンを出し続けられるのでしょうか?今回はその理由を分析していきます。
目次
※審査の結果によっては、保証付金利プランとなる場合があり、その場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの詳細はこちらから確認してください。
auじぶん銀行は店舗を持たないインターネット銀行で、パソコンやスマホ・チャットやコールセンターを駆使することで顧客の利便性に配慮しています。特にスマホの利便性が高くauじぶん銀行では多くの銀行サービスをスマホがあれば利用することができます。
auじぶん銀行は銀行顧客全体を増やすために既存の銀行以上に満足度の高いサービスや商品をし続けている点も見逃せません。また、店舗を持たないため不動産関連費用や人件費などのコストを抑えることができていて、抑えたコストを原資に有利な条件で金融商品を提供することが可能な仕組みになっています。
特に住宅ローンは低金利と充実した医療保障が両立しています。住宅ローンは1度利用したら何十年も取引が続きます。auじぶん銀行との取引を開始してもらうための看板商品のような位置付けとして取り扱われていると考えることもできます。
最近は医療の進展とともにがんなどの重大な病気も治るケースが増えています。昔は不治の病と言われた病気でも命が助かるようになり、また、数何前は職場復帰できないような症状の人も問題なく職場復帰できるようになってきています。
例えば、「日本人はの2人に1人ががんになる」といわれていますが、実際、国立がん研究センターによると2009年から2011年にがんになった方の5年生存率は64%を超えています。
auじぶん銀行であれば、満50歳までの方を対象に金利上乗せなしでがん50%保障団信を付けることができます。がん50%保障団信とは、がんと診断された場合に住宅ローンの残債の半分が保険金で返済される保障が付いた団信です。さらにがん50%保障団信には怪我や病気(精神障害を除く)で入院が継続180日以上となった場合に残債がなくなる全疾病型の保障が2019年3月に付加されました。
このがん50%保障団信は、金利上乗せなしです。つまり、利用する為の保険料も安いどころか負担なしで利用できていることになります。
(参考 国立がん研究センター 最新がん統計)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
auじぶん銀行との取引が初めてとなる方は、銀行の規模や健全性が気になると思います。もちろん、同行は新しいタイプのネット銀行であるため、預金残高などの規模はメガバンクには劣ります。しかし、成長性と安全性を両立しているという面で、経営面を不安視している方は少ないと思われます。成長性と安全性については次のとおりです。
成長性については、口座数、預金残高、融資残高の3点で解説します。
auじぶん銀行の預金口座数は、2010年5月時点で100万口座だったものが、2015年9月に200万口座、2020年6月に400万口座、2022年12月に500万口座、2024年4月に600万口座に到達しました。同行の従業員数が630名程度(2024年4月1日時点)であることを考えると、口座開設の処理スピードは、かなり早いものだと想定できます。限られた人員で業務を完了させるために、効率的な業務マネジメントをしていることが想像できます。
預金残高は、2018年12月に1兆円を突破し、2023年7月末には3兆円、2024年4月には4兆円に達しています。そして、ローン残高は2019年11月に1兆円を突破した後も急成長を続け、2023年9月には3兆8,045億円に到達しています。どちらも非常にハイペースの積み上がりです。
銀行業界は、預貸率(預金に対する貸し出しの割合)が低下傾向にある状態が長く続いています。預金を、収益を生み出す業務に生かしきれていないという意味で、預貸率の低下を問題視する声はしばしば耳にします。そのような中、auじぶん銀行は積極的に貸し出し業務を進めているという点で、攻めの姿勢にも好感が持てます。
(参考)数字でみるauじぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/corporate/performance/
auじぶん銀行は、株式会社格付投資情報センター(R&I)から、発行体格付でAA-を取得しています。格付は最高がAAAであること、A以下の金融機関も散見されることから、同行の財務の健全性は相対的に高いといえます。また、親会社も日本を代表する大企業ですので安全性にも申し分がないと言ってよいでしょう。
上述の通り、auじぶん銀行の住宅ローン金利は変動金利、固定金利共に比較的低位となっています。金利プランを選択する際の参考として、それぞれの金利プランのデメリットに触れておきます。
変動金利のデメリットは、金利上昇リスクがあることです。当初の金利が最後まで続くとは限りません。しかし、周知のとおり日本は1980年台〜1990年台にかけて起きたバブル景気が崩壊して以降、継続的に金利は低下傾向にあります。海外が物価上昇と共に金利を上げている局面でも日本はほとんど金利が上がらない状況が続いており、結果的に変動金利を選んだ方が低金利の恩恵を受けられています。
固定金利(当初金利引下げプラン)のデメリットは、当初の固定金利特約期間が終了すると、金利の引下げ幅の優遇が終了し比較的高い金利に切り替わってしまうことです。
それゆえ、固定金利(当初金利引下げプラン)は、以下のような方に合っています。
1. 借入期間が当初の固定金利特約期間のみで終了する方
2. 繰上げ返済を頻繁に行い当初の固定金利特約期間で完済する予定の方
1の例としては、「借り換え」ゆえに借入期間が長く確保できない方が挙げられます。例えば、20年ローンを組む際に、当初の固定金利特約期間を借入期間と同じ20年にすれば、全期間が当初の固定金利特約期間ということになります。
2の例としては、新規で35年ローンを借りる際に、繰上げ返済により20年程度で完済する目標にしている方が該当します。
auじぶん銀行の住宅ローンには0円で利用できるサービスが6つあります。
auじぶん銀行では一般団信の保険料は金利に上乗せされているわけではなく、auじぶん銀行が負担してくれており本質的に利用者負担がありません。
※1 審査の結果、保証会社をご利用いただく場合がございますが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しません。
auじぶん銀行の場合は、がん50%保障・4疾病保障・全疾病入院保障の他、セカンドオピニオンサービス、電話健康相談サービスが付いて金利上乗せなしで利用することができます。これは大きな特徴だといえます。
実は対面型銀行の場合、融資の条件に保証会社の利用を必須としている場合があります。保証料は利用者負担になりますので、できれば保証料は払いたくないものです。
auじぶん銀行では審査の結果が問題なければ保証会社を利用する必要がないので、保証料がかかりません。(審査の結果、保証会社をご利用いただく場合がございますが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しません。)
また、住宅ローンをauじぶん銀行で借りたものの、給与振込口座は別の銀行という方も多いと思います。そのような場合は定額自動入金サービスを使えば毎月のローン返済分の資金を、 給与振込口座からauじぶん銀行の口座に無料で取り寄せることができます。
対面型の銀行で一部繰り上げ返済を書類手続きで行った場合、10,000円以上の 手数料がかかる銀行があります。auじぶん銀行では一部繰上げ返済はインターネット上での手続きになるため、手数料はかかりません。
住宅ローン契約の際、借り入れ額が1,000万円超5,000万円以下の場合は2万円、5,000万円超1億円未満の場合は6万円の収入印紙がかかります。さらにペアローンの場合は2件分の収入印紙が必要になります。しかし、auじぶん銀行であればネット契約となるため収入印紙は不要となっています。
auじぶん銀行では 登記手続きのための司法書士面談以外は住宅ローンの申し込みから契約までをインターネットで完結できます。
自分だけで申し込むのが不安だという方は少なくありませんが、ウェブサイトには手順や必要書類のチェックシートがわかりやすく記載されているので初めての方でも簡単に手続きを進めることができます。
また、疑問点はコールセンターに電話すれば親切に答えてくれるので安心です。なお、auじぶん銀行住宅ローンセンターは、2022年におけるHDI-Japan主催の「問合わせ窓口格付け」と「クオリティ格付け」で最高評価である三つ星を獲得しています。
auじぶん銀行は日本全国の方から選ばれています。家を購入するときは最寄りの対面型銀行で住宅ローンを借りたものの、最近auじぶん銀行の好条件の住宅ローンに借り換えたという方も多く見受けます。
また、これまで忙しくて銀行に訪れる時間がなかった方、地方在住などで銀行が近くになく不便を感じていた方でもauじぶん銀行の住宅ローンなら問題なく申し込むことができます。
最近は共働き世帯が増加しており、住宅ローンを夫婦が協力して組む「ペアローン」を利用する方が増えています。一般的にペアローンを組んでいる夫婦のどちらか一方が病気によって働けなくなると、家計における住宅ローン返済の比重が重くなってしまう傾向があります。しかし、auじぶん銀行の住宅ローンであれば、がん診断時の保障や入院時の保障が充実しているため、一定の安心感があります。
また、ペアローンを組むために夫婦2人で銀行の窓口に行くために休暇を取るのは、忙しい現代人にとって支障が大きいといわざるをえません。しかし、auじぶん銀行であればインターネット上でほとんどの手続きを進めることができるので、スケジュール調整のストレスもかなり軽減できるでしょう。
近年、都心を中心に価格が1億円を超える高額物件は珍しくなくなっています。このような物件の購入を希望する方が、住宅ローンの借り入れ限度額が1億円以下に設定されている銀行を利用する場合は、借り入れ金額の交渉が個別に必要となっていました。しかし、auじぶん銀行の住宅ローンの借り入れ限度額は500万円以上2億円以下(10万円単位)となっており、1億円以上の借り入れを希望する方にとっても利用しやすい銀行だといえます。
auじぶん銀行の住宅ローンは非常に低金利です。むしろ、金利が低すぎるほどです。これは、激しい顧客争奪戦が続く中、他行に勝つために打ち出した集客用商品と考えられます。
そう考えることで初めて継続的に好条件の住宅ローンを提供している理由が理解できます。
auじぶん銀行の住宅ローンは、特にauユーザーに多くのメリットを提供しています。auじぶん銀行のアプリを活用することで、ローンの管理や返済計画の確認が容易になり、忙しい日常の中でも住宅ローンの状況を手軽にチェックできる点が大きな魅力です。
これらの特長を詳しく知りたい方は、auじぶん銀行の公式ウェブサイトやアプリでさらなる情報を探してみてください。
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