2024年10月14日
auじぶん銀行はインターネット銀行ですが、実は対面で住宅ローンの申し込みサポートを受ける方法があります。住宅ローン専門の金融機関である「ARUHI」は、銀行代理業者としてauじぶん銀行の住宅ローンを取り扱っています。
「auじぶん銀行の住宅ローンは気になるけど、ネットだけで完結するのは不安」という方は、ARUHIの対面型サービスを受けてみることをおすすめします。
auじぶん銀行の住宅ローンは、ARUHI直営店舗だけで取り扱っています。FC(フランチャイズ)店では取り扱っていないので、来店予約する前に以下の公式サイトからauじぶん銀行の住宅ローンを取り扱っているかを確認しておくようにしましょう。
目次
※審査の結果によっては、保証付金利プランとなる場合があり、その場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの詳細はこちらから確認してください。
auじぶん銀行は、低金利と医療保障が充実した団体信用生命保険(以下、団信)に定評があるインターネット銀行です。住宅ローン情報を取り扱う各種情報メディアをみると、auじぶん銀行は、低金利および人気ランキングで上位の常連になっていることがわかります。
そして、2024年9月現在、auの各種サービスと併用することで、金利が最大年0.15%引き下げられる「住宅ローン金利優遇割」を実施中です。他の金融機関ではなかなか見られない低金利で住宅ローンを利用できる貴重な機会となっており、auユーザーに限らず、住宅ローンを検討する際にはまず考慮すべき選択肢といえるでしょう。
団信(団体信用生命保険)とは、住宅ローンを借りた人が死亡または高度障害を負った場合に、保険金でローンの残債が返済される仕組みです。加入者が万が一の事態に陥っても、家族に住宅ローンの負担が残らないようにするための保険で、多くの金融機関で住宅ローン契約時に加入が義務付けられています。
auじぶん銀行では、がんと診断されただけで住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」に金利上乗せなしで加入できます。がん50%保障団信には、1ヶ月以上入院した際に毎月の住宅ローン返済額分の保険金が支払われる「月次返済保障」が付いており、事故やがん以外の大病を患い長期入院した際にも安心です。
さらに入院が継続180日以上となった際には、住宅ローンの残債がなくなる「全疾病長期入院保障」も付いています。会社員の方であれば、休業が4日以上となった場合に標準報酬月額の約3分の2の金額が最長で1年6ヶ月間支払われる「傷病手当金」がありますが、これだけで十分な収入とはいえません。月次返済保障と全疾病長期入院保障があれば、長期入院をするようなケースでも、経済的負担が軽減されます。
上記の通り、金利と団信の好条件が両立できているauじぶん銀行ですが、財務体質も健全です。
大手通信会社とメガバンクが主要株主であり、同行の発行体信用格付けは、株式会社格付投資情報センター(R&I)から「AA」が付与されています。
店舗を持たないことと、従業員数が2023年4月1日時点で517名となっており、銀行業界の中では少数精鋭の組織体制になっていることから、経営コストが低い分、顧客に好条件が提供できているのでしょう。
(参考) auじぶん銀行について:
https://www.jibunbank.co.jp/corporate/outline/
auじぶん銀行 では下記の6つの項目について、0円での提供を謳っています。
債務者の死亡・高度障害時に残債の返済が免除となる「一般団信」については、現在多くの金融機関で保険料0円で提供されているため、実はこれは特徴とはいえないと思います。しかし、がん50%保障団信(保障内容は後述)が、保険料なし、というのは大きな利点といえます。多くの銀行ではがん団信を付けると金利の上乗せが必要になるからです。
また、対面型銀行を中心に、住宅ローン契約時に必要となる保証料については、auじぶん銀行の場合はかからないケースが多くなっています。auじぶん銀行は原則保証会社の利用なしで住宅ローンを提供しているからです。
※審査の結果、保証会社の利用が必要な場合があり、その場合は保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途保証料の支払いが発生するわけではありません。
次に、資金移動の0円についてですが、これは振込手数料無料でauじぶん銀行の返済口座に資金が移動できるということです。給与振込口座が同行以外の人は重宝するサービスです。手続き方法については同行ウェブサイトをご覧ください。
対面型銀行を中心に必要となっている一部繰上返済手数料については、auじぶん銀行ではかかりません。契約手続きについては、電子的な契約で完了すれば、収入印紙が不要になります。
※契約書が必要となった場合は収入印紙が必要になります。
商品の条件、銀行の健全性のどちらにおいても魅力的なauじぶん銀行ですが、インターネット申し込みが原則となっているため、パソコン操作などが苦手な方にとってはハードルが高いという弱点があります。
しかし、ARUHIの店頭であれば、auじぶん銀行の住宅ローンの申し込みのサポートを受けることができます。
ARUHIは、住宅ローン専門の金融機関であり、住宅金融支援機構のフラット35の商品ラインナップには定評があります。ネット銀行の優れた住宅ローンを専門性の高い担当者に相談できるのは心強いといえるでしょう。
ここで改めて対面相談のメリットを解説します。住宅ローンの対面相談には以下のメリットがあります。
住宅ローンの申し込みには、本人確認書類、収入関連書類、物件関連書類などが必要です。具体的な必要書類は物件によって異なります。住宅ローンの申し込み手続きはほとんどの方が初めてのため、自分のケースではどのような書類が必要なのか戸惑うと思います。対面であれば、具体的な物件を担当者に見てもらった上で必要書類の指示を受けられます。
また、万が一審査に通らなかった、または条件付きの回答になってしまったという場合には、代替策を相談できるのも対面相談のメリットです。
対面の利点は、金利プラン選択の際の相談ができることです。
例えば、住宅ローンには、大きく分けて変動金利と固定金利があります。変動金利は、固定金利よりも金利が低い代わりに、途中から利率が上昇してしまう可能性があります。固定金利は、変動金利よりも金利が高いものの、定められた期間中であれば金利が上がってしまうことはありません。ただ、固定金利の中でも当初期間引下げプランは、当初の定められた期間だけ金利が優遇されており、当初期間終了後には金利が上がってしまう傾向があります。
住宅ローンの金利プランを選択する際には、低金利を優先してリスクのある変動金利を選ぶか、安全性を優先して固定金利を選ぶかの選択を迫られます。また、固定金利の場合は、当初期間を何年に設定するのかも悩ましい問題です。
迷った際には、変動金利と固定金利を両方選ぶ「ミックスローン」という方法もあります。このように複数の選択肢がある中で、自身に合った金利プランを選択するのは容易ではありません。金利プランを選ぶ際に、対面相談ができることは大きなメリットになります。
auじぶん銀行の団信の代表としてあげられるのが「がん50%保障団信」です。この団信は金利上乗せなしで加入でき、がん罹患時に残債が半分になる保障が付いています。さらに、精神疾患を除くケガや病気で31日以上入院すると、毎月の返済が免除される月次返済保障、入院が継続180日になった際には残債が完済される全疾病保障も付帯されています。
また、auじぶん銀行の団信には、「がん50%保障団信」の他に、「がん100%保障団信」「がん100%保障団信プレミアム」「ワイド団信」などがあります。
がん100%保障団信は、がんと診断された際に残債が全てなくなる保障がついており、その他の保障内容はがん50%保障団信と同じです。保障が手厚くなる代わりに、がん100%保障団信に加入する際には、年0.05%の金利上乗せが必要です。
がん100%保障団信プレミアムは、がん100%保障団信と同じく、がんと診断されると残債がなくなる保障に加えて、4疾病に対する保障などが追加されていて、年0.15%の金利上乗せが必要です。
ここまで解説してきた団信は、満50歳までの健康的な方が対象です。満51歳〜満65歳の健康的な方は、保障が死亡・高度障害に限定される一般団信に金利上乗せなしで加入できます。持病や病歴などを理由これらの団信に加入できない65歳までの方は、加入できる方の範囲が広いワイド団信に加入できる可能性があります。ワイド団信の加入には、年0.3%の金利上乗せが必要になっています。
一言で「団信」といっても、上乗せ金利の許容範囲、自信の年齢、健康状態によって合う団信は異なります。インターネットの情報を見ながら「どれが自分に合っているのだろう」と悩んでいると時間がどんどんと経ってしまうものです。ARUHIであれば、相談しながら自身に合った団信を選択することができます。
住宅ローンに限らず、金融機関の手続きは細かい入力が多いため、ミスが付き物です。「添付する書類を間違えた」「自信の希望と異なる選択肢を選んでしまった」という自体が起きてしまうと審査等がやり直しになってしまい売買契約の計画に支障が出てしまいかねません。
対面型であれば、1つ1つの手続きを金融機関の担当者に聞きながら進められるため、うっかりミスを防止できます。
対面相談にも下記のようなデメリットがあります。
忙しい現役世代の方にとって、金融機関に訪問する時間を作るのは意外とハードルが高いものです。この点が、自分の好きな時間に手続きを進めることができるインターネット申し込みとの大きな違いです。
相談と申し込みで日を分ける場合は、複数回の訪問が必要になる可能性があります。引き渡しが迫っている方が対面相談で進めていく場合は、日時調整に悪戦苦闘することが予想されます。
店頭が混み合っていると、相談や手続きの予約がなかなか取れないということもあるかもしれません。また、感染症の流行により、自身が対面相談を自粛したくなるようなことも想定されます。自分のペースで手続きを進めたい方は、インターネット申し込みの方が良い場合もあります。
対面相談が合っている人は、じっくりと相談をしながら選択肢を考えていきたい方です。竣工まで期間がある新築物件の購入者の場合は、対面相談でも差し支えはないと思われます。
一方で、日々忙しい方は対面相談の方法は合わないかもしれません。幸い、auじぶん銀行の住宅ローン用ウェブサイトには、住宅ローンの各種条件、申し込み手続きの方法、必要書類などがわかりやすく記載されています。隙間時間を利用して住宅ローンの手続きを進めていきたい方には、インターネット申し込みが合っています。
本記事で取り上げた「ARUHI」のウェブサイトを見ると、数多くのフラット35シリーズの取り扱いを確認できます。商品ラインナップを目にした人は、「auじぶん銀行の住宅ローンとフラット35シリーズのどちらがいいの?」という疑問を持つと思います。
一概にどちらが良いと断言できるものではありません。フラット35に限らず、住宅ローンは商品性を理解した上で自身に合うものを選ぶのが良いでしょう。
ここでは、フラット35シリーズの簡単な商品性を挙げておきます。
フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関の連携商品であるため、ARUHI以外の金融機関でも申込可能です。ただ、金利などの融資条件は各金融機関で異なります。
固定金利型のローンのため、金利上昇リスクが気になる方に向いています。また、購入物件がZEH住宅や長期優良住宅などのような質の高い住宅の方は、金利引下げがある上位商品を選択できます。自己資金が多めに出せる方は、比較的低金利のタイプを選択できる場合があります。
一方、当初の借入金利を低くしたい、団信の充実を追求したい、自己資金の準備はない、という方にはauじぶん銀行が合っているといえそうです。
2022年度に大きく変更された住宅ローン控除は、性能が高い住宅ほど、対象となる借入額が大きくなる制度になっています。たとえば、新築・買取再販の場合の住宅ローン控除の対象借入額は以下の表のとおりになっています。
【新築・買取再販の場合の住宅ローン控除対象借入額】
|
2022年 2023年 |
2024年 2025年 |
認定住宅(認定長期優良住宅等) |
5,000万円 |
4,500万円 |
ZEH水準省エネ住宅 |
4,500万円 |
3,500万円 |
省エネ基準適合住宅 |
4,000万円 |
3,000万円 |
上記以外の住宅 |
3,000万円 |
2,000万円※ |
※一定の基準を満たした住宅のみ該当し、控除期間は10年
高性能の住宅は、フラット35における好条件の商品の選択ができるだけでなく、住宅ローン控除においてもメリットがあるということです。
auじぶん銀行は、店舗をもたないインターネット銀行です。営業マンがいないため、消費者が能動的に選びたくなるような、魅力的な商品づくりをしているという印象があります。
しかし、インターネットが苦手な方は、auじぶん銀行を利用することができず、機会損失になっていました。ARUHIの対面を利用すれば、そのような方でもauじぶん銀行の住宅ローンを利用することができます。
参考サイト:auじぶん銀行 住宅ローン 公式サイト
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