2024年5月22日
ポイントを集めることに興味がある方は多いのではないでしょうか。ポイントはショッピング時に貯まるものが一般的ですが、最近では金融機関がポイントプログラムを設けているケースも増えています。
その一例としてauじぶん銀行があります。auじぶん銀行では住宅ローンを利用することによりPontaポイントをオトクに貯めることが出来ます。(※)
今回はauじぶん銀行のポイントプログラム「じぶんプラス」について解説します。
※住宅ローンの利用で直接Pontaポイントは貯まりませんが、住宅ローンを利用することで「じぶんプラス」のステージがアップすることで、Pontaポイントが貯まりやすくなる仕組みです。最新のじぶんプラスの特典についてはこちらのページ等で確認をお願いします。
目次
※審査の結果によっては、保証付金利プランとなる場合があり、その場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。それぞれの金利プランの詳細はこちらから確認してください。
auじぶん銀行は、大手通信会社とメガバンクが出資して2008年に設立されたインターネット銀行です。auじぶん銀行を一言でいうなら「最先端の銀行」と表現できます。スマホやパソコンで口座開設はもちろん、各種預金、残高確認、振込み、電子マネーのチャージ、ローンの申し込みなどさまざまな取引を行うことが出来ます。
ホームページやアプリではコーポレートカラーであるオレンジが印象的で、銀行の固いイメージを払拭しています。
また近年住宅ローンでも新規借り入れや借換えのいずれでも魅力的な金利を提供しています。保障内容が充実した団体信用生命保険(団信)のラインナップにより、高い支持を得ています。
その証拠の1つとして、auじぶん銀行は、2022年上半期の価格.com住宅ローン人気ランキング、新規借り入れ・借り換え(変動金利/固定金利)で第1位を獲得しています。
auじぶん銀行の各種商品の中でも秀でているのが、低コストと安心を提供する住宅ローンです。住宅ローンは同行の看板商品的存在といっても過言ではないでしょう。
auじぶん銀行の住宅ローンには全期間引下げプランという変動金利のプランがあります。このプランは、返済期間中ずっと大幅な引下げ幅が維持されます。引下げ後の利率は、住宅ローンを扱う銀行の中では、トップクラスとなっています。もちろん変動金利には、金利上昇リスクが伴います。
しかし、どの銀行で住宅ローンを借りていても変動金利を選ぶからには金利上昇リスクは伴いますので、金利変動リスクはauじぶん銀行に限った話ではありません。
脱ハンコ時代の流れは銀行にもきています。auじぶん銀行では、司法書士との抵当権設定を除く住宅ローンの申し込み手続きはネットで完結します。体調不良などで銀行の店頭に行けないことで手続きが滞ってしまうようなリスクを防ぐことができます。
auじぶん銀行では一般団信の保険料、がん50%保障団信の保険料、保証料※、他行からauじぶん銀行の返済口座への資金移動の手数料、一部繰上返済手数料が0円になっています。電子的な手続きで契約が完了すれば、収入印紙代もかかりません。これらの費用は、銀行によっては有料となっている場合があるので、他行のサービスを見る際には、確認しておくようにしましょう。
※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合がございますが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しません。
ここで、「がん50%保障団信」について解説します。
auじぶん銀行では50歳までの健康な方には金利上乗せなしで「がん50%保障団信」を提供しています。この団信の加入者には、がんと診断されると住宅ローン残高相当額の50%の保険金が支払われます。一部の軽度ながんは保障対象外ですが、就業不能状態か否かは問いません。がん50%保障団信には、入院が31日以上になった場合に月額の返済金額を保険金でカバーする保障や、入院が継続180日となった際に残債がなくなる全疾病保障も付いています。ただし、精神障害は保障の対象外です。
がん団信自体は、近年珍しい商品ではなくなりましたが、上記のようにがん以外の怪我や病気に対する手厚い保障を無料で付けられる点は、同行の特徴となっています。
ここまで述べてきた通り、auじぶん銀行は利便性、商品性が優れています。次の項からは同行の魅力をさらに高めるPontaポイントが貯まる嬉しいサービスの解説をしていきます。
Pontaポイントは全国のPonta提携企業やネットサービスなどで「貯める」「使う」ことが出来る共通ポイントです。提携企業の店頭でポイントカードやアプリを提示することでPontaポイントが貯まります。提携企業には、ローソン、ケンタッキーフライドチキン、GEOなどの身近な企業が揃っています。
貯まったPontaポイントは、ポイント利用が可能な店舗やネットサービスで支払いに使うことができます。
auじぶん銀行ではPontaポイントが貯まりやすくなる「じぶんプラス」というステージ特典を提供しています。
「じぶんプラス」とは各種残高や利用実績に応じたステージごとに、Pontaポイントが貯まる倍率、ATM利用手数料の無料回数、振込手数料の無料回数が増加するサービスです。
ステージ特典の内容について簡単にまとめると下記の通りになります。
① レギュラー、シルバー、ゴールド、プレミアムの4つのステージ制
② ステージごとに取引で貯まるPontaポイントが最大で15倍になる
③ ATMの利用手数料が月間最大15回まで無料になる
④ 振込手数料が月間最大15回まで無料になる
ステージの判定については毎月20日に貯まっているスタンプの数で行います。入金、口座振替、キャッシュレス決済、エンタメ、資産運用、残高のカテゴリーにおいて、然るべき取引を行うとスタンプが貯まります。
住宅ローン残高が1円以上あれば、「ゴールド」のステータスを付与されるスペシャルオファーもあります。
Pontaポイントが貯まる取引は下記の通りです。
|
ステージ |
|||
レギュラー |
シルバー |
ゴールド |
プレミアム |
|
ポイント倍率 |
1倍 |
5倍 |
10倍 |
15倍 |
入金 ・給与賞与の受け取り ・定額自動入金サービス (入金1回以上で一律付与) |
1P |
5P |
10P |
15P |
口座振替 ・クレジットカード代金などの口座引き落とし (引き落とし1回以上で一律付与) |
1P |
5P |
10P |
15P |
キャッシュレス決済 ・auPAY残高へのオートチャージ ・スマホ決済(残高チャージ) ・じぶん銀行スマホデビット利用 (合計の利用金額1万円ごと) |
1P |
5P |
10P |
15P |
積立投資 ・AI外貨自動積立 ・外貨自動積立 (合計の積立金額千円ごと) |
1P |
5P |
10P |
15P |
(出典)auじぶん銀行のウェブページを基に筆者作成
※じぶんプラスの詳細はauじぶん銀行のウェブサイトでご確認ください。
例えば、auじぶん銀行で住宅ローンを借りている方は、ゴールドステージは確保できるので、住宅ローンの返済分のために定額自動入金サービスを設定しておけば、それだけで10ポイントの確保が決定します。それぞれの項目についても、自身のライフスタイルと照らし合わせ利用できるサービスは取りこぼしのないように設定をしておくことが大切です。
ちなみに、毎月のポイントには下記の通り上限があります。
|
レギュラー |
シルバー |
ゴールド |
プレミアム |
入金 |
1P |
5P |
10P |
15P |
口座振替 |
1P |
5P |
10P |
15P |
キャッシュレス決済 |
10P |
50P |
100P |
150P |
積立投資 |
100P |
500P |
1,000P |
1,500P |
合計 |
112P |
560P |
1,120P |
1,680P |
(出典)auじぶん銀行のウェブページを基に筆者作成
※じぶんプラスの詳細はauじぶん銀行のウェブサイトでご確認ください。
ポイントはしっかり集める人とそうでない人で大きな差が生まれます。
仮に、月に1,000ポイント程度でも、貯めることができれば年に12,000ポイントになります。住宅ローンの返済期間35年の間に毎月1,000ポイントを貯めることができれば、合計で42万ポイントを取得できることになります。ポイントは積み重ねることで、大きな数字になりますので、軽視しないことが大切です。
日ごろからショッピングでPontaポイントを貯めている方にとっては、じぶんプラスは嬉しいサービスです。一方で、これまでPontaポイントを貯めていなかった方にとっては、ポイント集めを始めるきっかけになるでしょう。
月間の振り込み手数料が15回無料と言われても「毎月15回も振り込みをしていない」という方は多いのではないでしょうか。実は、家計管理をしっかりするために家族間の資金移動を頻繁にする方は、振込手数料の無料回数を消化している傾向があります。
例えば、夫婦で「お小遣い制」にしている場合は、個々人のお小遣い用の銀行口座に、毎月振込をすることで、わざわざ現金を下ろしてくる手間が省けます。また、習い事や学校の引き落とし用の指定金融機関が、給与振込口座と異なる方は、毎月指定口座に振込をする必要があります。この場合の手続きも、振込手数料が無料であれば簡単に行うことができます。生活費やレジャー支出を予算制にしている方は、生活費用の銀行口座、レジャー支出用の銀行口座に資金を振り込むことができます。最近はアプリで残高が確認できる銀行が多いため、各口座の残高をスマホで簡単に管理することができます。
家計管理をしっかりしている方で、現金を封筒に入れて管理している方もいますが、現金の弱点は、残高を確認する度に数える必要があることです。また、頭の中で残高がリフレッシュできていないと、「2万円あると思ったのに1万円しかない。何に使っただろう。」といった、管理ミスも生じてしまいます。
予算ごとの銀行口座を作り、振込手数料の無料回数を使って資金を動かせば、効率的に家計のお金の流れが管理できます。さらに家計簿アプリを上手に使えば、複雑なお金の流れをいつも把握しておくことができるようになります。振込手数料の無料回数を生かして、しっかりと家計管理をしましょう。
先述の通り、auじぶん銀行は低コストと安心を両立させる魅力的な住宅ローンを提供している銀行です。その上、「じぶんプラス」は生活支援的なサービスという側面があり、同行の好感度を上げる1つの要因になっていると思われます。
ただし、ポイント付与サービスはサービスの改定が頻繁に行われるため注意が必要です。
現に、auじぶん銀行の「じぶんプラス」は2022年4月にサービス内容を一部改正しており、本記事は改定後の情報を記載しています。ポイント制度は、消費者が認知していないタイミングで変更になっていることがあるので、最新情報はauじぶん銀行のウェブサイトで直接取得するようにしましょう。
また、じぶんプラスはユーザーにとっては嬉しい制度ではありますが、ポイント制度自体はあくまでも銀行の副次的なサービスです。住宅ローン選びをする際には、金利や団信の内容といった重要な条件を元に判断するようにしましょう。
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