2022年8月3日
2021年5月11日にNTTドコモと三菱UFJ銀行が金融事業で包括的な業務提携契約を締結したことを発表しています。
NTTドコモに限らず携帯通信事業者(携帯キャリア)は、携帯電話料金の値下げにより本業の携帯電話の通信事業による利益が減少傾向にあります。
そのため、各社で非通信事業の成長を狙った動きが活性化しています。NTTドコモはKDDIやソフトバンクと比べると非通信事業分野で出遅れていると言われていましたが、金融業界最大手の三菱UFJ銀行と包括的な業務提携を結ぶことで一気に巻き返しを図ると言うことでしょう。
また、三菱UFJ銀行も長引く低金利政策で国内金融事業の収益力が落ちており、これを底上げする狙いがあります。
発表された内容には「両社による独自の住宅ローンの開発や資産運用サービスでの協働など、金融サービスの各領域における協働事業も今後検討する」と明記されており、近い将来ドコモユーザ向けの住宅ローンの提供がスタートすることになりそうです。他にもドコモポイントがたまる専用の銀行口座(支店)や、無担保ローン、住宅ローンなどの金融商品を共同で販売する計画が発表されています。
なお、両社は合弁会社を設立していますし、これらの一覧のサービスを2022年度中に徐々に開始していく計画になっているようなのでもう少し待つ必要がありそうです。
なお、三菱UFJ銀行と言えば、KDDIとauじぶん銀行を開業し、住宅ローン業界の注目の住宅ローンまで成長させた実績もあります。2022年8月に発表されたオリコンの住宅ローンの顧客満足度ランキングでも1位を獲得するなど、通信サービス事業者向けの金融サービスの開発には知見があり、ドコモユーザ向けのサービスにも期待できそうです。
SBI新生銀行ではdポイントが貯まる住宅ローンを提供しています。低金利キャンペーンも実施していますので興味のある人はチェックしてみると良いでしょう。
これまで、日本の住宅ローン業界を引っ張ってきたネット銀行が住宅ローンの金利を大幅に引き上げています。業界全体が金利引き上げ傾向ですが、ネット銀行の住宅ローンの引き上げペースはすさまじく、「ネット銀行の住宅ローンの金利は低い」といはとても言えない状況になっています。そんな中で、目立っているのがSBI新生銀行の住宅ローンで、変動金利タイプの金利は年0.410%と業界最安値水準の低金利です。変動金利で1%を超える金融機関がどんどん増えているなか、SBI新生銀行の注目度は一気に高まっています。
通信事業の競合であるKDDIは、auカブコム証券、auじぶん銀行など金融事業を強化、ソフトバンクもPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を傘下に持つ他、みずほ銀行と提携し、Jsocoreで無担保ローンを提供していますが、三菱UFJ銀行はauじぶん銀行への出資比率を下げるなどしていたため、金融事業が大きく遅れていた背景があり、今回の提携検討につながった可能性が高いでしょう。今後、今回の提携検討が実現するのか注目が集まります。
通信会社とメガバンクグループの提携による金融関連企業の立ち上げは多く事例があり、ソフトバンクとKDDIは傘下にネット銀行が存在していますが、NTTドコモはauじぶん銀行への出資にとどまっており、金融事業で出遅れている状況です。
出資企業名 | 設立企業 |
KDDI、三菱UFJ銀行 | auじぶん銀行 |
KDDI、三菱UFJフィナンシャル・グループ | auカブコム証券 |
ソフトバンク、LINE | ネット銀行を設立へ |
Zフィナンシャル(ソフトバンク)、三井住友銀行 | PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行) |
みずほ銀行、ソフトバンク | J.Score |
今回の報道では具体的に「ドコモ住宅ローン」が提供されるとの情報はありませんが、他のネット銀行の事例を参考にすると、ドコモ住宅ローンの契約でdポイントが継続してもらえる、金利が優遇されるなどの住宅ローン商品を提供してくる可能性が高いと思われます。
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